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![]() | 一揆参戦 1日目! - Diary |
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〜 1日目 〜 雨に煙るとある国境の山脈を、1人の少女が歩いていた。 手足には簡単な防具をつけているものの、とても険しい山岳を歩くような装備ではない。 髪の色に合わせたノースリーブのジャケットに、ホットパンツ、 そしてその肩には、少女の細腕には不釣り合いな、超重級の戦斧が鈍い輝きを見せていた。 山合いの道なき道には木々の枝や、鋭い葉を持つ草があちこちから突き出していて、 厳しい訓練を重ねた大男でさえ露出した肌が傷つき、戦斧の重さに膝をつくような道のはずだが、 少女は慣れた足取りですんなりと進んでいく。
天気は雨。 街で10人に聞けば、10人が「今日は悪い天気だ」と答えそうなどんよりした空を見上げ、 少女はホッと落ち着いた声をもらした。
街に行く用事がなければ、人に会いに行くこともない。 こんな雨なら、人が山に入ってくることもない。 だから今日も、きっとおうちで1人きり。 この土地で雨の音は、一日の孤独を約束する音だった。 フゥ、と一息ついて、少女が立ち止まる。 ぼんやりしながら歩いていたら、もう家の前についたようだ。
住処である山あいの洞窟に巨大な戦斧を無造作に放り投げ、 濡れない程度に奥まった位置で、用意してあった乾いた薪を組む。 そして少女は、軽く息を吸い込んで— 火を吹いた。 それほど大きな火ではなかったが、着火源としては十分だったようだ。 火は薪に燃え移り、組んだ薪が勢いよく燃えていく。 それを確認し、少女は再び立ち上がった。
他人と、会話するための練習を。 人にはない、龍人の角や腕力を持ちながら 龍人ならあるはずの、鱗や尻尾を持たなくて。 純血に誇りを持つ魔族とはなじめずに、異種族を嫌う人間ともなじめなかった。 国境の山脈で孤独に暮らす半龍半人の少女は、とても寂しがり屋だった。
戦闘訓練の後に、超重級の武器を担いで山道を歩いてきたのだ。 火照った体に、6月の少し冷たい雨はちょうどよかった。
誰も来ないし、来れない場所なのだから人目を気にすることもない。 洞窟の中で半日も干せば、服はすぐに乾いてしまうのだ。
さて、とジャケットを脱ぐために手をかけたとき、 少女はふと、気配のようなものを感じて辺りを見渡した。 人間の可能性は低い。 ただでさえ険しい山道の、獣道ですらない道を登った崖際にあるのだ。 それでも人里からそれほど離れていないため、 晴れた日なら、極稀に山菜取りや狩りで迷った人間が入り込むこともある。 だが、こんな大雨の日にわざわざ山に出かける人もいないだろう。 魔族はもっと可能性が低い、と少女は思っている。 誇り高く、尊厳を大切にする彼らは、 よほどの事情がないとこんな山奥まで歩いてきたりはしないだろう。 ましてやここは、人間の国側だ。 だが、何かは確実にそこにいた。 耳に意識を集中させると、カサカサと草をかき分け、ソレが近づいてきているのがわかる。
音の軽さから、小動物。けれども不安定な、弱々しい気配だった。 即座に判断して、無造作に放り投げられていたハルバートを手に取り、構える。 今日は食料に困っているわけではないが、弱っている獣がいるなら仕留めるべきだ。 ウサギの骨や皮は街で売れるし、肉は干しておけば保存食にもなる。 ちょうど火も焚いたことだし、軽く炙ってお昼にするのもいいかもしれない。
フォンッ!! 目を閉じて気配を探り、タイミングを見て全力の一閃。 超重級のハルバートが、少女の細腕からは想像もできない速度で弧を描き、雨ごと空間をなぎ払った。
ズドギャッッ!! 赤信号。戦斧は急には止まれない。 美しい弧を描き、ハルバートが突き刺さったそれは ウサギとは似ても似つかない、尻尾が2本生えた、不思議な生物だった。
逆に言えば、自然系エンブリオじゃなければ生きていなかっただろう。 少女の全力の一撃は、白い生物を地面にめり込ませた余波だけで、周囲に地割れを起こしていた。 ハルバートの刃先ごと地面にめり込み、ピクピクと痙攣している白い物体を眺め、少女は考える。 エンブリオは、この世界の素。世界の一部分だ。 生命体ではあるが、自然の一部分を力に持つエンブリオには、物理的な攻撃は効かない。 傷つけ、消滅させるには魔力を使うしかない・・・はずだ。
もともと深い傷を負っていたのか、 最期の言葉を残し、ピクリとも動かなくなった白い物体を前に 少女はハルバートを引き抜くことも忘れ、ただただうろたえるのであった。 ————————waiting————————
パチパチと薪のはじける音が響く洞窟の中。 焚き火のそばでハルバートの手入れをしながら、少女はぽつりぽつりと何かに話しかけていた。
周囲に生き物の気配はない。 だが、少女はハルバートに研磨剤をふりかけながら、喋り続けていた
どうやら、白い生物が目覚めたあとのコミュニケーションの練習をしていたらしい。 最上級敬語を組み合わせたパターン、無言で土下座、何もなかったかのように話しかける、など いろいろなパターンも練習済みだ。 その間ずっとハルバートの手入れをしていたせいで、いつの間にか新品の時よりも輝いている気さえする。 考えるのがつらい。 また嫌われるとわかっていて、待つのがつらい。 逃げたい。本当は今すぐ逃げたい。もう、嫌われるのは、絶対に嫌。 けど— 「他人と仲良くするコツは、誰よりも誠実であることだ。自分の正しいと思うことから、目をそらすな」 父親の言葉を思い出し、逃げたい衝動からぐっとこらえる。 今回、悪いのはどう考えても自分だ。 確認もせずに野うさぎだと思い込み、傷ついたエンブリオに武器を振るった。 結果、罪のない傷ついた相手を、気絶までさせてしまったのだ。 もちろん手当てはしたし、今は暖かい毛布にくるんで奥の部屋で休ませてある。 暖かいスープと簡単な食事も用意した。 こんな山奥ではできる限りのもてなしだ。 けど、だからといって謝罪もせずに逃げることが正しいとは思っていない。 だから、逃げるわけにはいかなかった。
普段は好きな雨の音が、今だけは少し鬱陶しかった。 雨でさえ、半人である自分をあざ笑っているような気がする。 ——本当に、頭がどうにかなりそうだった。 山崩れで道が塞がっていたとき、行商人が困っていたから大岩を砕いてあげたことがあった。 その商人は、ひたすらにおびえてずっと許してくれというばかりだった。 少しでも会話がしたかっただけなのだが、話しかけるとあまりにも怯えられたので その時は黙ってウチに帰った。 子供が山で迷子になっていたから、街まで抱いていってあげたら 母親らしき人が龍角を見て泣き叫び、「魔族が私の息子を誘拐した!」と衛兵を連れてきたこともあった。 その後山狩りも行われ、必死になって山中を逃げ回ったのも、そんなに古い記憶ではない。 自分が正しいと思っていることをしても、 半龍半人だから、なかなか認めてはもらえない。 なら、自分が悪いことをしてしまったなら、本当になんて言われるか。 いったい、どんな嫌われ方をするのだろうか—— カサコソ
ふと、洞窟の奥で何かが動く気配がした。あの白い生物が起きたのだろう。
てくてく。てくてく。 もう傷はある程度癒えたのか、安定した足取りでこちらに向かってくる気配がする。
自分が何を言っても、きっとだめだろう。 ならば話を聞いて、謝るしかない。 覚悟を決めて白い生物がやってくるほうを見る。 と、いつの間にか視界に入ってきていた白い生物と目が合った。
ハニー。 覚悟して聞いた白い生物の言葉を、少女はもう一度反芻してみる。 はて。そんな罵詈荘厳は、少女は今まで聞いたことがなかった。 よくはわからないが、きっとすさまじくけなされているのだろう。 いっそ理解できないほうがいいのかもしれない。
誠心誠意、全身全力をこめた少女の言葉は 無情にも、狭い洞窟の中で何度も響きわたった。 —————————————waiting——————————————
こんな感じで風のエンブリオ、ルミィと出会ったハルは 友達を探しに、一揆に参加するのであった。 |
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特にありません。 |
![]() | Battle!! |
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![]() ![]() 攻城戦を開始!
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ハルコ は以下を装備!
【防具】 赤いジャケット( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 黒刃の髪留め( 装飾 / 20 / - / - / - ) |
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![]() ▼ハルコの行動!
ラルフに 199 のダメージ! Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 226 のダメージ!
ラルフに 208 のダメージ! ハルコの次の連続行動が早くなったかも! ▼ラルフの行動!
ハルコに 138 のダメージ! |
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![]() ▼ハルコの行動!
ハルコのAGIが上昇! ▼ラルフの行動!
ハルコは攻撃を回避! |
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![]() ▼ハルコの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 869 のダメージ! ▼ハルコの連続行動!
Critical Hit!! ラルフに 740 のダメージ! ▼ラルフの行動!
ハルコに 142 のダメージ! |
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![]() ▼ハルコの行動!
Critical Hit!! ラルフに 748 のダメージ!
▼ラルフの行動!
ハルコは攻撃を回避!
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4 CP を獲得! |
![]() | You can advance!! |
ネクターをいくつか預かった。
ハルコ(402) は ルリアンナ材 を獲得! ハルコ(402) は ラルフ鉱 を獲得!
そう言って、2人は去っていった。 |
![]() | Main Action 2 |
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![]() 特にありません。
![]() デビル と物理契約しました!(CP-10) [物Lv.1]デビル を成長させました!(Lv.1→2、CP-1) [物Lv.2]デビル を成長させました!(Lv.2→3、CP-2) [物Lv.3]デビル を成長させました!(Lv.3→4、CP-3) [物Lv.4]デビル を成長させました!(Lv.4→5、CP-4) [物Lv.5]デビル を成長させました!(Lv.5→6、CP-5) [物Lv.6]デビル を成長させました!(Lv.6→7、CP-6) [物Lv.7]デビル を成長させました!(Lv.7→8、CP-7) [物Lv.8]デビル を成長させました!(Lv.8→9、CP-8) [物Lv.9]デビル を成長させるにはCPが足りませんでした。
![]() 料理 を鍛錬しようとしましたが、PSが足りませんでした。
![]() フラン(549) がパーティに加わりました!
![]() 紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 27 増加! |
![]() | Let's Ikki !! |
![]() | Next Battle |
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![]() | DUEL!! |
練習試合を開始!
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![]() | Area Message !! |
![]() | Character Data |
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