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![]() | 一揆参戦 1日目! - Diary |
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【00:テント設営】 日が暮れて、夜が訪れようとしていた。 まだ少々の猶予こそあるが、安息のための時間はいずれ訪れる。 本来はのどかで純朴な場所だったのだろう、緑に満ち溢れる王城付近は、しかしかすかな喧騒に満ちている。 ———無理もない、2000人を近い援軍を一気に呼び寄せればごたついて当然だ。 そんなやや浮ついた夕方の景色を一瞥し、ロザリアは、同じ世界から来た仲間へと視線を戻す。 「話したい事は色々あるけど、とりあえず一番大事な事だけ聞くわ」 銀の瞳が、感情も薄く細められた。 ピンクゴールドの髪を揺らし、ロザリアはただ一言だけ尋ねて。 「——拠点よ、どっかいい所あった?」 言葉より早く、面々から上がる苦笑交じりの気配が結論を語る。 発見報告が上がる事はなく、交わし合う視線の中で首を竦める気配が起こるだけだ。 この場に集うのは七人、いずれもこの世界に来る前からの顔見知りだった。 所属していた拠点の名は、水の流れる廃塔庭園———そこには今も何人かがお留守番として待機している。 「俺、城の方見てたからわかんね」 「右に同じく——あ、とりあえずそれっぽい施設はなかったわよー?」 シャンテがぶっきらぼうに答え、アデルがのんびりと答える。 城の中に宿泊施設——まぁあってもおかしくないと思うけど、とロザリアが呟く。普通の城ならば、という点を強調して。 「小規模なお店とかは見かけたけどぉ」 レコが言うには、店があっても自分たちと同じ来訪者のもの。 それもどっちかというと物売りの類で、自分たちが求めている——ある程度まとまった人数で押しかけられそうな場所はなかったらしい。 「お金ないけどいつでも買い物は出来る事はわかった!」 「最悪じゃねーか馬鹿猫」 報告を一蹴されたリエッタが、なにぉーとシャンテを威嚇している。 目玉焼きに端を発する二人の諍いは今に始まったことではなく、現に誰も止めようとしていない。そもそも好みの問題だから止めるだけ無駄よね、というのがロザリア談だ。 ゼルダは喧騒を苦笑して眺め、話し合いに視線を戻した。 「別に野営でも構いませんが……冒険に出ていればよくある事ですし」 拠点はその内、と語るゼルダを、ロザリアが苦笑しながら制止した。 「いや、それでもいいんだけど。一応使えるものはあるにはあるのよ」 ロザリアが視線を向け、アデルが頷いた。それで意思疎通は行われたらしく、何だと尋ねる面々に、ロザリアは実物を見ましょうと移動を促す。 元々集まりやすい場所を選んでいたため、そこまで移動距離をかけるという訳ではない。 訪れた場所は何の変哲もない、見渡しだけは非常に良好な平原。野営するなら壁がある場所を選んだりするのだが——城の中で赴いた地形が平原だったために仕方がない。 本当にただの平原だ、水辺ですら別ルートにある。 「なんだ、テントでも張るのか?」 シャンテの口調は相変わらず飾り気がないままで、ただ僅かな関心——知らないことに対する知識欲の類が伺えたくらいだった。 「概ね近いわね……アデル、頼んだ」 「ん、先に言っておくけど……細かい部分は我慢してねー?」 僅かな集中で掌に光が集う、詠唱もなく、大規模な魔力も感じない。 狙いをつけられて放たれた魔力は、僅かな視界のぶれと共に、着地点にあるものを呼び出した。 召喚魔術か、とシャンテが呟く。魔力量から見るに、おそらくは本当にただ物を呼び出すだけのもの。馴染みのある言葉で言うのなら、《隠し金庫》やら《異次元召喚》に近い。 「テント……と言っても普通のではないのでしょうけれど———」 呼び出されたテントの面積は縦横3.5mほど、高さは2m強くらい。 長身組が入るにはやや身を屈める必要があるかもしれない、それ以外の見目は普通だったが、少し心得があれば魔力感知である程度察せられる。 入り口の布を摘んだシャンテが、ひょいと中を覗き込んだ。 「おお、でかい」 小柄な姿がするりと潜り込む。 通常ならシャンテ一人でもあちこちぶつけかねない体積だったが、テントがその限界を知らせる事はなく、姿はそのまま中へと吸い込まれていく。 好奇心が疼いたのか、何人かが注意を払いつつもテントに近寄った。リエッタなどは好奇心はあるが警戒心も相当強い、どこからか枝を拾ってテントをつんつんし始めている。 ……とは言え、まさかシャンテをこのまま放っておく訳にもいかない。そもそも、これを持ちだしたのは仲間なのだから。 他の面々も恐る恐ると言った感じで中を覗きこみ、そして次々とテントの中へと潜り込んでいった。 :: シャンテが第一声をあげた通り、内部はかなりの広さだった。 一番高い場所で7mほど。布が下がっている分少し目減りしているが、得られる開放感はおよそテントだとは思えない。 入り口からは二人が並んで歩けるほどの通路が一直線に伸び、テントの奥まで達している。入り口から右側を向けば料理に使うと思われる囲炉、左側には大人数のかけられるテーブルが設置されていた。 「真ん中は寝る場所か」 シャンテが奥へと踏み込んだ頃、残りの面々も次々とテント内部へと入ってきた。 はしゃいでるのはリエッタだろう、シャンテは振り返るまでもなく確信している。 「二階があるー!」 リエッタの声が示す通り、通路を三分の二ほど進んだあたりに、二階ロフトへの階段があった。 これは流石に一人しか通れず、手狭だ。 「二階はゆっくりする場所みたいだねぇ」 レコ語に注釈を入れるなら、休憩スペースといったところか。 リエッタは浮遊能力で直接飛び上がったらしく、かしましい声は早々に二階へと移動していた。 「凄い! 見てレコっち喫茶店みたい! ちょっと天井低いけど!」 ロフトの上にあるのは幾つかの椅子やテーブル、そしてだだっ広いスペース。 一部場所では手すりに沿ってテーブルの代わりの板が取り付けてあり、背もたれなしの椅子と合わせてカウンター風の座席になっている。 ロフトは個室スペースを天井のようにして覆い、テントの真ん中を横切って鎮座していた。手すりから乗り出せば、キッチンから工房まで、安易に覗きこむ事が出来るだろう。 ひと通り見て回ったのか、ゼルダがすたすたと最奥のエリアへと進んでいく。 廊下の突き当たりに荷物置き場、右側に鍛冶スペース、左側には錬金系スペース。魔法空間だから無理が効くとはいえ——— 「凄く至れりつくせりですね」 「魔法のチェストだからー、鎧も突っ込めるわよー。6つあるから分けて使ってねー?」 便利なテントではあるが、アデルが言うに弱点も結構あるらしい。 まず隠密性がゼロに近く、更にテント自体の防衛性もゼロ。術者じゃないと動かせないため盗難の心配こそないが、防犯を考えれば自前で結界を張る必要があるだろう。 「……結界張りに行ってくるわ。《魔法の霧》でいいわよね? 雨は諦めなさい」 「任せた、俺の魔力は温存する」 :: ロザリアは結界を張りに外へ出て、残った面々は各々ベッドの確保に向かった。 妖精はベッドを必要とせず、タオルを詰めた代わりの籠はアデルの部屋に置かれている。 「アデル、厨房は勝手に使っていいのかー?」 「いいんだけど、非常用の拠点だから保存食しか置いてないわよー」 シャンテの声が上げられ、アデルも声を張り上げて返事する。 テント内に壁はなく、代わりに布の仕切りが張り巡らされているため、少し声量を上げるだけで呼びかけは安易に届いた。 「っと……男の子たち入浴したいなら今すぐねー、工房の奥に地下への階段があるから、下で着替えちゃってー」 「あ、わかりました……って、私達が先でいいのですか?」 「ロザちゃんもリエッタちゃんも半霊体だから綺麗だし、女の子で入るのおねーちゃんだけだから、おねーちゃんが最後でしょ?」 ゼルダの質問にアデルが首を傾げて返事する。 とはいえ、入る必要があるかどうかと入りたいかどうかは話が別だ。そんな事を言ってたら、案の定うろうろしていたリエッタが飛んでくる。 「私も入るわよアデル!」 物理的に汚れないとしても癒しくらいは欲しい。 勿論その事自体には問題ないのだが——— 「リエッタちゃん、今心霊現象なのに〜?」 半霊体とはいえ、ロザリアと違ってリエッタのほうは実体化が出来ない。 いや、アデルが『今』とつける通り、前の世界では限定的に出来ていた。しかし世界が違えば法則も異なり、更に現在は神子であるゼルダの力が制限されている。 「心霊現象言うなー! 気分だけでも……じゃなくて、ゼルダと一緒なら入れるのー!」 「じゃあリエッタちゃんは男の子たちと一緒ってことでー」 「え? あ、う、うん?」 「私と一緒です。……まぁ、大丈夫だと思いますけど」 間髪入れずゼルダが注釈を入れる。過保護とも違うのだが、ゼルダは潜在的リスクの類に敏感で、反応も早い。 リエッタが時々見せる、底抜けするくらいの無邪気さが影響してる気がしなくもない。それを守るためには、万が一など遭遇する前に避けるのが最良だと考えているのだろう。細かい部分に気を払い、僅かな可能性でも蔑ろにしない。 今回で言えば、リエッタが入浴する時間はあくまで「自分と一緒の時だけ」としておく必要があった。勿論仲間を疑ってなどいないが、この辺はもはや性分だとしか言い様がない。 ゼルダが視線を向ければ、当然だろ、とばかりにシャンテがそっぽを向いてみせる。 「言われなくても時間はずらす、目痛めたくないしな」 「なにぉー!」 「リエッタちゃんとゼルダとー、シャンテとレコで早い者勝ちねー」 どっちが先に入る? と尋ねたら、「先にいけ」とシャンテが示した。 参謀はリーダーを尊重するわよねぇ、とアデルが笑う。シャンテはそれに答えず、鼻を鳴らしただけだった。 |
![]() | Message |
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![]() 宝石少女エステル(384) からのメッセージ >>
水色の服に金髪、所々に宝石を思わせるような少女が話し掛けてきた。
![]() ![]() コミュニティに 6 件のメッセージ! |
![]() | Main Action 1 |
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特にありません。 |
![]() | Battle!! |
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![]() ![]() 攻城戦を開始!
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後ろを振り返って、くすりと笑う。
卿 は以下を装備!
【防具】 肩を出した甲冑( 鎧 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 髪留めのリボン( 装飾 / 20 / - / - / - ) |
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![]() ▼卿の行動!
ラルフは攻撃を回避! ▼ラルフの行動!
卿に 99 のダメージ! |
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![]() ▼卿の行動!
卿のAGIが上昇! ▼ラルフの行動!
卿に 100 のダメージ! |
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![]() ▼卿の行動!
卿のAGIが上昇! ▼ラルフの行動!
卿は攻撃を回避!
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![]() ▼卿の行動!
卿のAGIが上昇! ▼ラルフの行動!
卿に 97 のダメージ! |
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![]() ▼卿の行動!
Critical Hit!! ラルフに 724 のダメージ! ▼卿の連続行動!
Critical Hit!! ラルフに 748 のダメージ! ▼ラルフの行動!
卿に 97 のダメージ! |
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![]() ▼卿の行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 942 のダメージ! ▼ラルフの行動!
卿は攻撃を回避!
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4 CP を獲得! |
![]() | You can advance!! |
ネクターをいくつか預かった。
卿(4) は ルリアンナ材 を獲得! 卿(4) は ラルフ鉱 を獲得!
そう言って、2人は去っていった。 |
![]() | Main Action 2 |
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![]() たくあん を買おうとしましたが、財布にはPSではなく石が。 残念な食材 を買おうとしましたが、財布にはPSではなく石が。 残念な食材 を買おうとしましたが、財布にはPSではなく石が。
![]() ゴレム と物理契約しました!(CP-10) [物Lv.1]ゴレム を成長させました!(Lv.1→2、CP-1) [物Lv.2]ゴレム を成長させました!(Lv.2→3、CP-2) [物Lv.3]ゴレム を成長させました!(Lv.3→4、CP-3) [物Lv.4]ゴレム を成長させました!(Lv.4→5、CP-4)
![]() 合成 を鍛錬しようとしましたが、PSが足りませんでした。 シャンテ/レコ(15) の持つ ItemNo.5 ラルフ鉱 に ItemNo.4 ルリアンナ材 を合成しようとしましたが、Lv不足のため失敗しました。 くりす(1404) の持つ ItemNo.5 ラルフ鉱 に ItemNo.4 ルリアンナ材 を合成しようとしましたが、Lv不足のため失敗しました。 ユリア(926) の持つ 心(ItemNo.7) に ItemNo.4 ルリアンナ材 を合成しようとしましたが夢でした。 シャンテ/レコ(15) へ依頼し、ItemNo.5 ラルフ鉱 に ItemNo.4 ルリアンナ材 を合成してもらいましたが、Lv不足のため失敗しました。 ユリア(926) へ依頼し、ItemNo.4 ルリアンナ材 に ItemNo.1 何の変哲もない剣 を付加してもらおうとしましたが、武具/防具/装飾以外には付加できません。 くりす(1404) へ依頼し、太腿(ItemNo.6) から サンドイッチ を料理しようとしましたが、どうでしょうこれ。
![]() シャンテ/レコ(15) がパーティに加わりました! ユリア(926) がパーティに加わりました! くりす(1404) がパーティに加わりました!
![]() 紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 27 増加! |
![]() | Let's Ikki !! |
卿(4) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました! シャンテ/レコ(15) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました! ユリア(926) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました! くりす(1404) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました! ![]()
![]() 城門から城までは長い道が続く。 周りはとても広い庭になっていて、手入れもしっかりしている。
色彩豊かな庭園が続く——— |
![]() | Next Battle |
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![]() | DUEL!! |
練習試合を開始!
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![]() | Area Message !! |
![]() | Character Data |
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