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一揆参戦 1日目! - Diary
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「はい、今月も襲撃はなしです」
黒のスーツに身を包み、服装に一糸の乱れもない黒髪の若い男が、いかにも壮年の管理職と言った眼鏡の男にそう告げた。
「良い。平和なのは良いことだ。
追加で何かあれば報告してくれ」
「承知しました。
それでは、失礼致します」
嗄れた声に元気よく返事を返す若者。
ドアの前で深く一礼して、若者は部屋を出ていった。

「…あーっ、たく疲れた。
なんであんな平々凡々の礼儀に煩そうなのが此処の事務管理長なんかねぇ…」
先程まで完璧だった若者は、部屋を出て5歩歩いた途端に崩れさった。
Yシャツのボタンを上から二つ、左手で外しながら黒のネクタイを右手で器用に緩める。
若者の名前は剛飛龍。
この施設の警備隊長であり、
「あ、報告終わりました?」
「おう、若花か。
そろそろ次元攻めの話の時間か?」
「はい。隊長もすぐに向かってください。
細かい資料は此方で揃えておきますから」
「りょーかいだ。
手早く一服入れてから行くぜ」
「ホントに早くしてくださいよー?」
「分かってる!」
この施設の組織の戦闘隊長である。

——————————————————————————————

「ま、俺に掛かりゃあこんなもんよな」
くけけ、とわざとらしく、悪そうに飛龍は笑った。
「…と言うより、相変わらずですね…
あそこまで綺麗に制圧出来るなんて」
「結局兵卒なんざ指示する奴が居なけりゃどれだけ居てもただのデクの棒なんだよ。
弓の撃つ方向さえ理解出来ないんだからな。
頭を折って威圧してやりゃ後は棒の山の出来上がりよ」
若花が呆れたような、敬うような微妙な声色の呟きに、得意気に答える飛龍。
「さて、じゃあ戻るか、アジトまでよ」
「おっとォ、ちょっと待ちな」
「「ッ!?」」
何もなかった空間に、黒ずくめの一人の男が立っていた。
スーツの裾に隠し持っていた投げナイフを咄嗟に飛龍が投げる。
それを事も無げに人差し指と中指で掴む男。
「あー、まだまだだァな。
反応速度は良いが威力が足りん。
目ェ瞑ってても取れるぞ、青年」
「…なんだ、あんたか。
相変わらずやる事が出鱈目だな」
「…え?え?
隊長、知り合いなんですか?」
納得した飛龍と狼狽する若花。
「おゥよ。
仕事終わりに仕事振ってくるたァ、良い御身分だよ、俺の上司は」
「随分忙しそうだな…
調査ってのはそんなに骨なのか?」
「当然だ。他の次元のデータを収集して纏めて来た所でこのパシリよ。
一応言っておくが、その次元もこの次元も各種データを集めたのは俺一人だぞ」
「は?マジかよ!
あの大用紙50枚近くの調査データをあんた一人でか!?
部隊率いてじゃなかったのかよ!?」
「…え、えーっと…」
男と飛龍の話は続く。
「俺は立ち位置が別口だからァな。色々仕事量が多いんだよ。ドブラックだ、ドブラック。
…で、今回は俺の上司直々の話があって此処に来たんだ」
「…あぁん?直属の上司?あんたのか?
管轄が違うじゃねぇか、この組織そう言うのは煩いんじゃなかったのか?」
「話せば分かる。
戻り次第すぐに行くぞ。時間が惜しいらしい」
「あ、あの…?」
「休む暇もくれねぇのか…
まぁ良い分かった、取り敢えず戻るのか?」
「そうなる。
行くぞ」
「りょーかーい…」
男二人は早足で歩き出す。
「………
あれ、私、スルーです?」
その後を若花が追いかけた。

——————————————————————————————

「………」
「やぁ、初めましてになるかな、剛飛龍君。
君の話は色々と聞いているよ」
そうして、剛飛龍は一人で黒ずくめの男の上司と顔を合わせていた。
暗闇の中で僅かな照明がちらつく、異様な部屋だ。
「…はぁ、それはどうも」
「あぁ、話し方はどちらでも構わないよ。
君の話は色々と、聞いているからね」
上司は白衣に緑髪、眼鏡を掛けた優男の外見だ。
…下がジーンズなのはともかく、白衣の下が奇抜な色のアロハシャツなのが気になるが。
「…そうかい。知られてるなら隠す必要もなさそうだな。
じゃあ、質問を良いか。3つほど」
「構わないよ。
むしろ、3つじゃ少ない気もするけどね」
「一つ。
あんたはこの組織のどの位置にいる。
一つ。俺がやる任務の話を詳しく聞きたい。
一つ。
…あんたは何者だ」
「それ、質問は2つじゃないのかい?」
上司は肩を竦める。
「いいんだよ、この3つで。
3つ目は組織云々じゃない、あんた個人の話を聞いてるんだ。
俺も仕事で色んな人間を見てきたが、あんたみたいなヤツは初めてだ。
だから、それを聞きたい」
飛龍は気だるそうに、だが力強く答えた。
「…ふぅん。
まぁ、良いか。一つずつ答えよう。
一つ目、僕はこの場所で首領補佐をしている」
「…首領補佐?
ナンバー2って事か?」
「そうなるね。まぁ、実質上は首領と同格で動ける権限があるよ」
「…通りで。
あの人をそこまでこき使えるんだ、相応の地位に居るヤツだとは思ってたが…」
「あぁ、ギリアムの事かい?
彼は友人だからね。色々と手伝って貰ってるんだ。
首領に会えるのも、僕と彼ぐらいのものだよ」
「やっぱあの人もそれぐらいの地位か…
しかし、ギリアムって言うんだな、あの人は」
「そうそう。あまり彼、名乗りたがらないでしょ?
僕が教えたってのは秘密にしておいてくれよ」
「了解ですよ、と」
飛龍は少し不思議がった。
敬意を払うべき相手、と頭では判断している。
だが、この上司にはそんな気を使う必要はない。
そんな感情を抱いていた。
「じゃあ、2つ目。任務の話だね。
そんな君に、ギリアムの仕事を手伝って欲しい」
「…手伝う、とは?」
「同時行動、って訳でもないんだけど。
ギリアムには別個の仕事が入ってしまってね。今調査させている次元の調査を引き継いで欲しいんだ」
「…引き継ぎ?調査?オレが?」
何故自分が。
まっ先に思った事を口に出しそうになった。
が、飛龍はそれを口の中で飲み込んだ。
だが、望む物は手に入る。
確信があった。
「そう。
…一人ぐらいは、新しい駒が欲しくてね。
ギリアムが何人か居てくれればありがたいんだけど、そうもいかない。
だから、目星をつけたヤツにやらせてみよう、と思ってね」
———この男は、建前と本音を使う場所を理解している。
だから、敬語を使う気にならない。使う必要がない。
理解した。おそらく俺は、この人物の劣化品だ。
「使い物にならなければ新たな駒を探すまで、か?」
「そうそう。物分かりがいいね。
君がそう言うヤツだって分かったから、僕が君を選んだんだけど」
これはチャンスだ。
自分を更に押し上げるチャンス。
そして、自分の意味を作り出すチャンス。
「…仕事の後任さえ決めてくれれば、任務は可能だ」
「了解了解。まぁ言っても結構な重職だからね君。
後任は決めておくから引き継ぎとかしっかりしてよ?」
「承知している」
「はいオッケー。
で…3つ目ね」
「———いや、やっぱりいい」
「…んん?
この短時間に、どう言う思考の変化だい?」
「その話は、オレが戻った時にゆっくり聞かせて貰いたい。
そう思っただけだ」
「んー…まぁ、良いよ。
生きて帰ってこれれば、ね?」
「当然、そのつもりだ」
「んー。
じゃ、あとは宜しくー」
「了解。では、失礼する」



「で、どうだった?飛龍は」
ギリアムが話す男に話しかける。
「まぁ、良くも悪くも弄れてるね。
良いんじゃないかなー。出自を考えれば納得だし。
なんか自分の子供の緩めの反抗期を見てる気分だよ」
「そりャァ何より。
うまく行きゃいいねェ」
「そうだな…
ま、期待せずに待つ事にするさ。
いざとなればお前に行って貰うかもしれんがね」
「人使いが荒いねェ、相変わらず。
まぁいいさ。俺は仕事に戻るぜ、ヴォックス」
「あぁ。宜しく頼むよ、ギリアム」


こうして飛龍は、新たな次元の潜入捜査に携わる事となる。
彼を待ち受ける運命とは———



Message
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パーティメッセージ


ヒリュウ(374) >>
ヒリュウ >>
…暫くは単独行動だな…
ま、必要とあれば腕利きを探す事にするさ。





Main Action 1
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 特にありません。



Battle!!
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王城前







 攻城戦を開始!


潜入捜査班

1ENo.374
剛飛龍


VS 剛拳のラルフ

1ラルフ


Life consists not in holding good cards but in playing those you hold well.


ヒリュウ >>
…さ、て。
まぁ、腕慣らしと行きますか…
味方連中の実力も、見ておきたいからね…


ラルフ >>
手加減なんて生意気なことすんなよ?



ヒリュウ は以下を装備!
【武具】 特殊合金「ブルーグ」製大斧( 大斧 / 20 / - / - / - )
【防具】 くだびれた黒スーツ( 服 / 20 / - / - / - )
【装飾】 しわしわのネクタイ( 装飾 / 20 / - / - / - )








Turn 1

NameHP / MHPSP / MSPPSP
ヒリュウ2779 / 2779

226 / 226

+12
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ2308 / 2308

187 / 187

+7



ヒリュウの行動!
ヒリュウ >>
機動性のテスト…
クイック!!
Critical Hit!!
ラルフに 228 のダメージ!
Critical Hit!!
ラルフに 221 のダメージ!
Critical Hit!!
Critical Hit!!
ラルフに 254 のダメージ!
ヒリュウの次の連続行動が早くなったかも!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
ヒリュウに 153 のダメージ!






Turn 2

NameHP / MHPSP / MSPPSP
ヒリュウ2626 / 2779

208 / 226

+12
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ1605 / 2308

174 / 187

+7



ヒリュウの行動!
ヒリュウ >>
エンブリオとやらの力、試させて貰う…
フェアウィンド!!
ヒリュウのAGIが上昇!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
ヒリュウは攻撃を回避!






Turn 3

NameHP / MHPSP / MSPPSP
ヒリュウ2626 / 2779

150 / 226

+12
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ1605 / 2308

161 / 187

+7



ヒリュウの行動!
ヒリュウ >>
行くぞッ!
必殺技が発動!効果増幅Lv.3!!
フェアウィンド!!
ヒリュウのAGIが上昇!

ヒリュウの連続行動!
通常攻撃!
Critical Hit!!
Critical Hit!!
ラルフに 887 のダメージ!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
ヒリュウに 142 のダメージ!






Turn 4

NameHP / MHPSP / MSPPSP
ヒリュウ2484 / 2779

92 / 226

+12
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ718 / 2308

148 / 187

+7



ヒリュウの行動!
通常攻撃!
Critical Hit!!
Critical Hit!!
ラルフに 951 のダメージ!
ヒリュウ >>
こんなものか?


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
ヒリュウは攻撃を回避!
ラルフ >>
いい動きだ。



ラルフ >>
よぉし、いいだろう。ぜひ俺達の力になってくれ!
ラルフは構えを解き、軽く拍手をした!





戦闘に勝利しました!!

NameHP / MHPSP / MSPPSP
ヒリュウ2484 / 2779

104 / 226

+12
NameHP / MHPSP / MSPPSP



ヒリュウ >>
結果は上々、か。
此処の重力が通常と分かっただけでも上出来だな…



4 CP を獲得!




You can advance!!


ルリアンナ >>
うん、いい線いってる!・・・・・よね?ラルフ?


ラルフ >>
おう!これだけ動ければ大丈夫だろう。心強い限りだ、よろしく頼む!


ネクターをいくつか預かった。


ルリアンナ >>
よぉしそれじゃ行ってらっしゃい!バックアップは黙って私に任せんしゃいっ!!パパの行動力とママの分析力を兼ね合わせたプレミアムブレンドガールに死角はないわッ!!


ラルフ >>
明らかに親父の血が濃そうだが・・・・・少しは母親の大人しさが欲しかっ・・・


ルリアンナ >>
黙れおっさん。さぁ次いくからねッ!!魔王パラダイス討伐への道は険しいのだ!!


ラルフ >>
王のこと魔王って言うの、やめねぇか・・・?


ルリアンナ >>
パラダイスってほんとフザけた名前よね!!あ、魔王城には厄介な奴らがいっぱいいるからね!なるべく誰かと一緒に進むようにしたほうがいいわよ!!あとこれ支給品!がんばってね!!

  ヒリュウ(374)ルリアンナ材 を獲得!

  ヒリュウ(374)ラルフ鉱 を獲得!

 


ラルフ >>
さてと、とりあえず一休みでもす・・・


ルリアンナ >>
はい次いこ次ぃ!!


そう言って、2人は去っていった。




Main Action 2
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取引


 特にありません。


エンブリオ


ゴレム と物理契約しました!(CP-10)

[物Lv.10]シルフ を成長させました!(Lv.10→11、CP-10)
[物Lv.11]シルフ を成長させました!(Lv.11→12、CP-11)
[物Lv.12]シルフ を成長させました!(Lv.12→13、CP-12)
[物Lv.1]ゴレム を成長させました!(Lv.1→2、CP-1)


生産行動


 特にありません。


パーティ


 特にありません。


その他


紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・  CPが 27 増加!




Let's Ikki !!

ヒリュウ(374)[平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+0) を選択しました!





[平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+0)





城門から城までは長い道が続く。

周りはとても広い庭になっていて、手入れもしっかりしている。

 

色彩豊かな庭園が続く———




Next Battle

潜入捜査班

1ENo.374
剛飛龍


VS Encounter

1ケット・シー




Area Message !!




Character Data
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ENo.374 剛飛龍* 各種宣言をする >>


進攻エリア:[平原]広庭
CLV131愛称ヒリュウ
一揆1守護魔王エリエスヴィエラ
MHP2999STR86INT52
MSP244VIT58MND53
PSP13TEC80AGI100
CP32料理Lv.1作製Lv.1
PS0合成Lv.1付加Lv.1

とある組織の警備隊長兼戦闘部隊長。
組織の首領より直々に命を受け、この次元の一揆への介入、及び双方の戦力分析、可能であるならば王側、一揆側双方の中枢部
の制圧を目的に動く。

黒髪に黒い眼、童顔の人間青年。18歳。
黒の上下スーツに青のYシャツを崩し着ており、ゆるゆるの黒ネクタイを巻いている。
平時は慇懃、時に粗雑な口調で、何処か人を小馬鹿にしたような態度を取るが、目上の存在と判断した相手には非常に礼儀正しく接する。それでいて部下の面倒見は良く決めるときはしっかり決める為、上司部下同僚問わず一定の評価を得ているようである。
座右の銘は「やる時だけやれば良い」。

武装の大斧は大きさの割りに軽く堅い金属で出来ており、1対1での戦闘も然る事ながら多数を相手取る事にも向いている、らしい。


パーティメンバー
ENo.374
剛飛龍

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エンブリオ
Noエンブリオ名 / LV
1 物理シルフ Lv.13
2 物理ゴレム Lv.2
3
4
5
6
7
8
9
10

アイテム
Noアイテム名種類強さ付加1付加2付加3
1特殊合金「ブルーグ」製大斧大斧20---
2くだびれた黒スーツ20---
3しわしわのネクタイ装飾20---
4ルリアンナ材材料20---
5ラルフ鉱材料20---
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
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20
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