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![]() | 一揆参戦 1日目! - Diary |
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それは、とある町に立ち寄った時のことだった。 「こちらの街のギルド支部は、大きいそうですよ」 肩のあたりを飛ぶ妖精が、そう控えめに私に教えてくれる。彼女はシルフィード、私とは もう大分長い付き合いになる風の精霊である。 「そろそろ路銀も寂しくなりましたし・・・挨拶も兼ねて顔を出しておいたほうがよさそう ですね」 魔物討伐および地域の警備を目的として結成されたギルドは、いまやこの世界では無数に 存在している。私の所属するギルドはその中でも特に歴史が長いらしく、組織は業種・人材 の専門ごとに細分化されており、また所属する者の実力の幅も非常に広い組織となっていた。 「ギルドはこの通りをまっすぐ行って・・・そちらを右です」 ギルド所属者は実力によってランク付けされ、それによって引き受けることのできる仕事 の内容が決まっている。私は先達ての事件のせいでランクが引き上げられてしまっているた め、なぜかほとんどの魔力を必要とする依頼を引き受けることができるようになっていた。 「・・・体よく厄介ごとを押し付けられてるだけじゃありませんこ・と?」 ミアンヌにはそう言われたが、自分でもなんとなくそう思えた。 ギルドの建物内に入ると、その大きさ・・・宿屋の倍くらいの敷地がある・・・だけに、 かなりのメンバーが集まっていた。依頼ボードで仕事を眺める者や、受付で依頼の登録をす る者、ギルド銀行のカウンターで報奨金を受け取るもの・・・など、賑わっている。 ひとまず私はギルド銀行のカウンターで、前の依頼の謝礼金と残金を確認することにした。 ギルドの依頼での謝礼は直接本人に渡されることもあるが、金額や依頼主の事情によっては ギルドの口座へ送金されることもある。実際、仕事後の旅路に野盗に襲われたこともあった ため、いちいち相手にするのが面倒になった今ではギルドに送金してもらうことが多かった。 「デルタ様の残金はこちらになります。いかがされますか」 示された金額を見て、そのままにしておくことを告げてカウンターを離れた。特に必要な ものもないので無理に手元に多く持っている必要もないだろう。・・・持っていれば、きっ とミアンヌがあれが欲しいだのこれは珍しいだのと人の財布を持ち出すに違いないのだから。 「——人聞きの悪いこと、言わないでくださいます?」 見れば、少し離れた壁に、露出の多い服でスタイルの良さを強調させた女が腕を組んで、 こちらをねめつけていた。どちらかといえば戦闘向きの服装の者が多い建物内で、彼女の様 な姿はかなり目立っている。・・・何を隠そう、彼女が闇精のミアンヌだ。 ミアンヌは滑らかな動きで近づいてきて、私の右肩に組んだ両手を置いて私を見上げた。 傍にいたシルフィードがさっと反対側に退る。 「・・・なんです?」 「あんまりな言われようじゃな・い?」 「事実です」 というか呼んでもいないのにいきなり出てこられても困るのだが・・・。 「まあ、ひどい」 大げさに手を口に当て、さも傷ついたような態度を取るミアンヌだが、・・・常々思うの だが、私の心の中の独り言を勝手に聞くのはひどくないのだろうか。もっとも、これは彼女 に始まったことではないのだが。 ”これは心外ですね。私をたかだか闇精ごときと一緒にされるのは” 人目を憚ってか、脳内でナイトメアがねちりと文句を言う声が聞こえてくる。苦痛や不快 を感じた私の心を喰らうために、便乗して楽しんでいるようにしか聞こえなかった。 「で、次は何のお仕事をなさいますの?」 私が依頼のボードへ足を踏み出す前に、ミアンヌが素早くそちらへ向かって依頼を眺め始 める。依頼には探し物・人から護衛、傭兵、果ては貴族の家事手伝いなど、分野も難易度も 様々なものがあり、受付で引き受け可能かをチェックした後に仮契約ができるようになって いた。本契約は多くの場合、実際に依頼人と話をしてから成立することになっていた。 「・・・あら、これはどう?一揆協力者募集、ですって」 「イッキ・・・?」 依頼内容の概要を見てみると、それは傭兵のような仕事であった。何でも、国王に反旗を 翻すらしい。・・・とても気が乗らないのだが。 ミアンヌを無視して他の依頼に目を通し始める私に、あからさまに彼女は不満の意を示し た。左腕を引っ掴み、まっすぐ私を見上げて言う。 「困っている人たちを見捨てますの?」 「・・・ミアンヌ、熱でもあるのですか」 彼女が本心からそんなことを言うわけはない。今までの経験上、なにかしらの裏がある。 見てみれば、依頼料のほかにも戦闘毎に報酬あり、と書かれていた。彼女の狙いはこれか。 「面白そうなんだから、参加してみ・た・ら?」 「嫌です。・・・というか、私をお尋ね者にしたいのですか、ミアンヌ」 王に反旗を翻すということは、最悪、失敗すればお尋ね者になるということである。もっ とも依頼主に非があるならば、契約を結んだ時点で危うい身の上になるわけなのだが・・・。 「それはないでしょうね。なにせ、これはギルドを通した依頼、正当性があると判断され たのでしょう」 いつの間にか実体化したナイトメアが、真面目くさった表情でそう言った。 「それに・・・人数に制限なし、とあります。それだけ多くのギルドメンバーが契約を結べ ば、こちらに非があった場合、ギルドが全力で守ってくれることでしょう」 ギルドの信用問題でもあるということか。それに基本的に、ギルドは国同士や同一国内で の紛争には関与しない・・・大多数の国から一勢力に対しての協力要請がない限りは、中立 を保つ・・・ことを考えると、ある程度正当性があるのだろう。・・・何をもって正当とす るのかは分からないが。 「傭兵仕事は面倒なんですが・・・」 他に多くの増援を希望しているのであれば、当然彼らとも連携を組むこともあるのだろう。 人が多ければ、裏切りも起きる。それに—— 「人以外の討伐ならば・・・と言うのは、あなた方のエゴ以外の何物でもありませんよ」 心中を読み当てた・・・いや、読んでいるのだが・・・ナイトメアの正論が、鋭く抉った。 意図してやっているのかは分からないが、彼の言葉には時々ギクリとさせられる。 「・・・分かりました、やればいいんでしょう」 「流石、デ・ル・タちゃん」 仕方なく受付で依頼について問い合わせると、契約は本契約のみで現地に赴き次第任務に 当たると言うことであった。状況は、かなり急を要しているようだ。 「それから念のため、こちらは分割世界における依頼ですので、転送魔方陣でのみこちらと の行き来ができますが宜しいでしょうか」 「ええ、問題ありません。転送術なら使えますから」 「畏まりました。それでは、必要な手続きを取りますので少々お待ちください。・・・それ から、初めてあちらへ行かれる際はギルドの専用転送陣を使用いただきます。こちらは予約 制となっておりますので・・・」 いつも通りの諸々の面倒な手続きを終え、転送前に私は一度街へと出た。転送先ではこち らのものが使えない場合もあるが、最低限の装備は整えておかなければならない。そろそろ 防寒機能の落ちた寝袋や綻びが目立ってきた袋などを買い換え、軽食を取った後、減り始め た靴底を修理してギルドに戻る頃にはちょうど出発の時間となっていた。 「デルタ様、分割世界への接続が完了しております。ご利用ください」 事務的なギルドスタッフの言葉に、私は魔法陣へと足を踏み入れた。淡い光が徐々に強く 明滅を始め——だが、神秘的な現象は他に何も起こらずに、眩しさに瞬いた次の瞬間には転 送が完了していた。別世界へ来たというのに相変わらず、何とも感動のないことである。 私は、緑の息吹を感じる世界に降り立っていた。この世界でも、精霊・・・エンブリオ、 とこの世界では呼ぶらしいが・・・が、人々と隣り合わせの場所で暮らしているそうだ。 そして目の前にあるのは・・・巨大な一つの城だった。 「あら、貴女も一揆に加勢しに来てくれたの!ありがとう!」 軽食を取りながらざっと目を通した依頼の資料に、主要な依頼主はルリアンナという女性 とあった。彼女がその人だろうか。 「初めまして、私がルリアンナよ。ところで・・・エンブリオとはもう結んでるみたいだか ら大丈夫だと思うんだけど・・・早速でごめんなさいね、貴女の力、見せてもらうわ!」 よく通る声で女性が名を呼ぶと、隻眼の大男がのしのしと歩いてやってきた。 「おいおい、やけに増援が多くないか?」 よく見れば、男の体にはすでにあちこちにすり傷や切り傷、打撲の跡がある・・・まさか 裏で彼女が手を回しているなど・・・いや、気づいているか、さすがに。 「まあ、いい。来たばかりで悪いが、一応確認をさせてくれ。ま、手短に済ませちまおうか」 さっと男が構えた。その姿からは、すでに殺気が感じられる。 「・・・これは・・・あまり手加減はしないほうがよさそうですね」 半身を引いて、私も杖を構える。さて、この世界ではどれほど力が制限されるのか・・・。 男はニヤリと笑みを浮かべると、次の瞬間一気に間合いを詰めてきた。 [続く] |
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![]() | Main Action 1 |
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特にありません。 |
![]() | Battle!! |
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![]() ![]() 攻城戦を開始!
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デルタ は以下を装備!
【防具】 ギルドのローブ( 衣 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 アメシストのクラスプ( 装飾 / 20 / - / - / - ) 360番目の来訪者側の前衛がいないため隊列が詰められた! |
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![]() ▼デルタの行動!
ラルフに 244 のダメージ! ラルフの次の連続行動が遅くなったかも! ラルフに 234 のダメージ! ラルフの次の連続行動が遅くなったかも! Critical Hit!! ラルフに 261 のダメージ! ラルフの次の連続行動が遅くなったかも! ▼ラルフの行動!
デルタに 148 のダメージ! |
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![]() ▼デルタの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 798 のダメージ! ▼ラルフの行動!
デルタに 162 のダメージ! |
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![]() ▼デルタの行動!
アクアブレス Critical Hit!! ラルフに 349 のダメージ! ラルフの次の連続行動が遅くなったかも! ラルフに 318 のダメージ! ラルフの次の連続行動が遅くなったかも! ラルフに 294 のダメージ!
▼ラルフの行動!
デルタに 147 のダメージ!
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4 CP を獲得! |
![]() | You can advance!! |
ネクターをいくつか預かった。
デルタ(360) は ルリアンナ材 を獲得! デルタ(360) は ラルフ鉱 を獲得!
そう言って、2人は去っていった。 |
![]() | Main Action 2 |
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![]() 特にありません。
![]() [魔Lv.10]ウンディーネ を成長させました!(Lv.10→11、CP-10) [魔Lv.11]ウンディーネ を成長させました!(Lv.11→12、CP-11) [魔Lv.12]ウンディーネ を成長させました!(Lv.12→13、CP-12) [魔Lv.13]ウンディーネ を成長させました!(Lv.13→14、CP-13) [魔Lv.14]ウンディーネ を成長させるにはCPが足りませんでした。
![]() ItemNo.4 ルリアンナ材 から 銀の錫杖 という魔杖を作製実験しました! 作製結果 > 銀の錫杖( 魔杖 / 31 / 技術1 / - / - )
![]() しーな(237) からの勧誘に応じ、パーティに加わりました!
![]() 紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 27 増加! |
![]() | Let's Ikki !! |
![]() | Next Battle |
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![]() | DUEL!! |
練習試合を開始!
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![]() | Area Message !! |
![]() | Character Data |
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