進攻 | エリア:[水辺]星屑の小川 |
CLV | 131 | 愛称 | ハッカローシュ |
一揆 | 1 | 守護 | 隠者マルクスバレッジ
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MHP | 3177 | STR | 54 | INT | 65
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MSP | 270 | VIT | 71 | MND | 108
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PSP | 12 | TEC | 52 | AGI | 69
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CP | 51 | 料理 | Lv.1 | 作製 | Lv.1
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PS | 0 | 合成 | Lv.1 | 付加 | Lv.1
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それは御伽噺の時代。昔々── あるところに魔女とその息子がいました。息子が病に倒れたとき、魔女は紅い花をささげて「それ」と契約しました。息子をその血の限り守り傍仕えよと。 「それ」は息子を主と仰いで守り傍仕え、その死を見取りました。 そこでさてはた気がついたのですが、それは一向に消える気配がありません。血の限りの約定はひどく強く、どうやらそれが「守り傍仕え」と魔女に言われた息子のその眷属は、魔女の息子の血が一滴でも入っていれば、契約の相手として認識されるようでした。 「それ」はその眷属を見守り、あるいは身を挺して守りましたが、そのうち眷族の全員を見るのをあきらめました。 きりがないからです。
「それ」は魔女の息子の眷属から離れました。眷属の誰かに味方すれば誰かの敵になるからです。守るべきものを逆に弑するのはそれには耐え難いものでした。
さて、だれが魔女の息子なのかわからなくなるほど血の薄まった今日においても、「それ」(ハッカローシュと名乗っていました)は契約のうちにありました。 魔女の息子の眷属は今もいくらかは残っているようでした。
これは今からの話。さて── しかし、このたびの王の行いです。 ネクターがなくなってしまえばエンブリオであるハッカローシュは社会の成員として間接的に誰とも知れない主に寄与することさえできなくなってしまいます。 魔女の息子の眷属の、その血がどうなったかにかかわらず。
それはそれで、嫌なことであるなとハッカローシュは感じました。
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