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一揆参戦 1日目! - Diary
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[ 自動書記文箭の述懐 —筆の遊びにまかせて— ]

昨年6月、己は“躍動の世界セルフォリーフ”より、日本へ戻った。
セルフォリーフには、奇妙な生物がたくさん居た。その地で暴動を起こす、様々な動物や物達。それに、彼等を討伐せんとする人々も、また奇な面々だった。己もその一人——。
己と共に些細な時間を過ごした、クヌギという猫にメディアという女性。
いつも眠い眠いと言われて大変な日々を過ごした。誰かと同道する旅など滅多に無いというのに、良きにしろ悪きにしろ、二人は時に、己自身の存在すら悩ませる存在であった。

この短い十数日を、セルフォリーフへ己を行かせた張本人である彼——藤原啓は、何度も聞きたがる。
己は自動書記であり、求められれば原則として質問には答えなければならない。啓はそれを承知で話をせがむのである。
己としては、自分自身の話を何度も求められるのは、いささか気恥ずかしい。気に入ってくれているのはありがたいのだが。
「話」というものは、二度三度と読む内に気がつかなかった事に気がつく事ができるようになる。けれど、それも読み返す内に発見が少なくなり、やがては飽きる。

日本文学者である藤原啓という男は、独自の目線のために「幻想文学者」と揶揄されながらも、30代の若さで教授まで上り詰めた。
それゆえ多忙なはずなのだが、どういうわけだか己の庵へはよく遊びに来る。
無論、放蕩三昧というわけではなく、庵の本を読み、自身の調査を進めている事が多い。それにこの辺りには稀に狐狸妖怪の類が出る。啓はそうした材料から研究を進めるそうだが、けれども、夜になれば手を休めて話をする。それが、己の——その作者の庵の書庫を頻繁に使って良いという条件になっている。
話を最初にするのは啓。彼の出来事を己が記し、話として蒐集の一つに加える。啓は己に話を要求する。ここまでの一連の流れが、己と啓が夜に交わすやり取りだ。


己は、日本各地をめぐり、様々な話を蒐集してきた。それが“自動書記文箭”だからだ。
「自身の代わりに、全国の面白い話を蒐集し、自分に聞かせる事」その願望——妄想が実を結んでできたのが、己である。己は我が身の所有者の願いを叶えなければならない。己を欲したのは作者であるから、当然その所有者は己の作者である。
己が他の本と違うのは、自らの意思とは別に他人に譲渡売買される事が無いという点だ。何度か力ずくで奪おうとした者も居たが、この身に具わる能力によって退けた。そして、作者の望みを叶える——その役目を果たしてきた。
過去形なのは、彼がもうこの世に居ないからだ。作者はずっと前に若くして逝ってしまった。己が旅から帰って来た時には、起き上がるのも大儀そうな様子であった。
月に酔い風に詠い花を愛でた文人は、楓の頃に赤い血を吐いて死んだ。その事は、今も己の中に在る。
折に触れて思い出す。庵には作者が居た。友人と酒を酌み交わし、漢詩を詠ずる作者——あんなものぐさな彼でも——己は大好きだった。

このような感傷に浸れるようになったのは、作者が死ぬより少し前である。
作者との時間は短かった。元々独り身であった作者は、己が炊事をせねば、なかなか飯を食わぬ。酒ばかり飲む。
だが、己は頻繁に旅に出なければならなかった。作者のために話を蒐集するのが、作者が己を生み出した根源なのだから。家事はあくまで兼業のような気分で、作者の願望が優先された。
その頃は自身は本であり、人とは確実に隔てられた存在だと思っていた。今でも事実は不変だが——。
けれど、話を楽しそうに聞く作者。「話をしてくれた礼」と書庫から本を出して、己に読み聞かせては眠ってしまった作者。色んな彼を見てきた。彼だけではなく、彼の友人も皆楽しい人だった。旅先ではたくさんの優しい人に出会った。
もちろん、辛い事もあった。旅の途中で暴漢に襲われた時、己は愚かにも、彼等を唯の追剥だと思っていた。まだ、人間というものがどういうものなのか、上手く理解していなかった。
そもそも本なのだから、理解しようとしていなかったのである。
その結果、作者を、おそらくは生涯後悔させる事になった。あの時だけである、旅程の最中、家へ引き返したのは。追剥の後に親切にしてくれた男も、その親切は見せ掛けだった。これが、己の学んだ、人間の側面である。
そして同じくして——これは己の憶測の域を出ないが、作者は己を今まで唯の便利な本と思っていた、その認識を、改めたのではなかろうか。事の後、帰還した己は作者に事の簡単な顛末を話した。
作者は唯「そうか」と言ったのみであった。
作者の中でどんな葛藤があったのか分からない。己は作者から、突然に金細工の梅の栞を賜ったのである。相当高価だったものだろうに——。当時は、どうして高価なものを己に下さるのか、それすら分からなかった。
唯、その栞は、作者と作品の関係性以上の、彼と己の関係性を示すものだった。唐突の出来事に、己はひどく動揺したものである。
栞は、今でも大事に持っている。
経年もあるが御守りとして持ち歩いているので、何度も修理に出すはめになった。今ではもう、修理に出しても取り合ってもらえない程、ボロになってしまっている。
キッカケは辛い事だったと言えども、それからだ、己が人と本を差別する事を辞め、きちんと人と本の関係性について考えるようになったのは。“自動書記文箭”というものは、一体どんなものであるのかについて、“考える”ようになったのは——。
そうして、この記録に記す一人称を「私」から「己(オレ)」へ変えた。もう二度と、作者を心配させぬようにと。
作者の没後、彼の友人の一人であった風早氏から聞いた話だが、「文箭を旅に行かせるか悩む。今まで、奴の事を誤解していたのを後悔している」と零していたそうだ。

けれども、折角、作者にたくさん聞きたい事。そうだ、己は聞かれ話すモノだったのに、初めて作者に聞きたい事が沢山できたのに。
例えば、己をどうやって作ったか。例えば、己の体はどうして両性になっているのか。例えば、作者は本来己を女性として作ろうとしたのではないか?
例えば。例えば、例えば——。
それなのに、作者は。

彼が居なくなってからは、どうしたら良いか分からなかった。しかし、所有者がこの世を去ったのである。前述の通り、普通、本というのは所有者がこの世を去れば、自動的に財産の一つとして扱われる。現代では、古書買取業者などが買っていくのだ。
だが、時代が時代であったのと、偏狭な地であったせいもあり——作者を葬った後、己は座していた。修復も記録もせず、座敷に座っていた。
その内に体を紙魚が蝕んだ。
作者の後を追おうとしていたと分かったのは、随分後になってからだ。それでも己が今ここに在るのは、作者の友人の一人——作者が倒れたその場に居合わせた、風早氏の御蔭である。
風早氏は楓の頃に姿を消し、そろそろ桜が芽吹こうかという時、真夜中に突然現れて己の肩を強く掴んだ。それから彼は、己のこの先の在り方を示したのだ。
作者は自分の死後、風早氏に己を頼むと——風早氏の言葉を借りれば“親心”が、子である己を案じたのだという。
風早氏は何度も、遅くなった事を謝罪した。彼もまた辛かったのだから、遅くなって当然なのに。気にする事など何も無いのに。
その時には、もう己の右目は虫に食まれて無くなっていた。記録は修復したものの、右目の損失だけは敢えて修復しなかった。
作品が自ら死のうとしたのだ、ひどい誤ちを犯したのだ。
故に現在でも修復していない。否、もう修復できなくなっている。時が経ちすぎたのだ。
けれど、これで良い。右目は、無いままで良い。


右目をそのままにして、何年経っただろうか。
今対峙している男は、当初「修復ができるのならば、右目はどうだ」と尋ねてきた事がある。だから、当時のあらましを彼に聞かせた。
その後、啓は己に右目の事を言うのを辞めた。納得したのだろう。何度も「修復しろ、気味が悪い」と言って、己が頑として聞き入れぬと、そのまま庵を去った者すらあったのだが。
啓は素直で気の良い男だ。
おそらくは、ここ数十年の内で、己が一番信頼している男である。現在は、己が彼の執筆や研究の手伝いをする事もある。
その藤原啓であるが——冒頭の通り、不思議な場所への切符を手に入れる事がある。と言っても、実際はセルフォリーフが初めての事だったが。
どこから調達するのか知らぬ。大方、人間ではないモノからだろう。己の庵を見つけたのだって、そうした素質からだ。
今回も、己の目の前に一枚の切符があった。
畳の上に、手のひらに収まる程度の紙がある。文字は、草書体と片仮名。まるで小さな広告だ。

「啓、これは?」
「今、御前さん言ったじゃアないか。『日本は定期的に旅をしているけれど、今は話の蒐集が難しい』ってサ」
「ええ、そうは言いました。けれど、この切符はどこに行くものですか?」
「安心安全、海外じゃアない」
「そのようですね。海外行きの切符は見せてもらった事がありますが、このようなヘンテコなものではありませんでした」
「だろ?」
「『だろ?』じゃないですよ。これ、どこへ行くんですか?そもそもどうやって?」

啓は機嫌良く笑っている。
そして、かつて、セルフォリーフへ旅立つ前にしたように——己の右手に自らの左手を乗せて、掴んだ。
一瞬で察した。安心安全な旅は約束されていない。けれども啓は嘘を吐いてなどいない。
彼は言ったのは、『海外ではない』である。己はパスポートを持てないために、海外へ行けない。
確かにその点だけは安心だ。が、たった今不安が上塗りされた。

「君が行けば良いじゃないですか」
「無理だって知っているだろう。残念だけれど、俺ぁ戦闘能力なんて無いんだッテ」

柔道か空手でもやっていそうな体つきの割に文学男である啓は、残念そうに言った。己にだって戦闘能力はあまり無い。

「じゃあ、一緒に行きませんか?異世界っていうんですかね、沢山面白い物が見られますよ。そろそろ、セルフォリーフの話も聞き飽きてきたでしょう」
「生憎、俺の休暇はまだ先だ。それに、休暇中もやる事がいっぱいあるんでナア。行きたいのは山々なんだけどナア……」

本当に残念そうだ。セルフォリーフの時も、できれば自分が行きたいと言っていた。
彼は日本文学者であるが、それ以前にゲームや漫画、アニメなどが大好きな男である。いわゆるオタクというものだ。オタクからすれば、ファンタジー世界のセルフォリーフは、夢のような場所だろう。リスクは伴うが、周りには優秀な冒険者が居る事だし、同行程度ならできるはずである。
だからこそ、啓は何度も同じ話を求めたのだ。
それはそれは楽しそうに、そう、かつての作者と同じように輝いた目をして——。
今も、彼の目は期待を宿している。
体つきも声も性格も、啓と作者は違うのに、どうして目の輝きは同じなのか。どうして、思い出させるのか。
正直なところ、興味はあるのだが——前回のように苦労をするのではないかと思うと、微妙な気持ちになってしまう。しかし断りにくい。
1分程悩んだだろうか。結局、折れた。
作者もきっと、同じような顔をするに違い無いのだ。
啓と、きっと同じような気持ちで期待をしているのだ。
そんな事を考えてしまったら、もう負けだ。

「分かりましたよ」

言いながら、切符を手にした。次の行先は、メルンテーゼというらしい。セルフォリーフと名前が似ていなくもない。
啓は喜んで庵の管理を請け負った。行先の提供はありがたいのだが、できるだけ物騒な事は避けたい。そんな事を思っていると、啓は

「ちなみに一揆を起こすらしい」

己は百姓ではないのだが、何を目的にどう一揆を起こすのかというか十分物騒な話だった。


己は自動書記“文箭”である。
知的好奇心旺盛な書物であり、この身に宿す記録を増やす事が生き甲斐かつ存在理由。
今回は、メルンテーゼというところで、なぜか一揆の手伝いをするらしい。やれやれと腰を上げると、啓は己を見上げてこう言った。

「文箭。前も言ったけど、御前さんの作者の事ァどうだって良いんだ。俺は、御前さんのファンなんだよ」

面映くも、今は己にファンというものがあるようだ。
ならば、せめて頑張ってみようという気になってしまうのは、現金な話だろうか。



Message
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受信メッセージ


零落とこめつぶたち(9) からのメッセージ >>
わ、書生さんだ。書生さんだよね?
こっちにも書生さんがいるんですね。
見慣れた格好の人がいると、なんだか嬉しいなあ。
って、書生さんに似てるけど全然別の職業だったりしたらどうしよう。文字が全く同じでも
言語が違うなんて世界もあったしな。え、えーと、こんにちは、はじめまして。
似通った文化圏の方とお見受けしますが、ひょっとして書生さんではありませんか?

ジャック(235) からのメッセージ >>
ジャック >>
「・・・ん?あの人は・・・」
どこからともなく、あなたの下へと走ってくる子供が一人
どうやら何かを探している最中に、ふとあなたの姿を目にして駆けつけているようだ。

ジャック >>
「こんにちは、文箭さん!」
久しぶりに会えたのが嬉しいのか、彼の顔には感情が率直に出ていた。

ジャック >>
「って、急に言われても俺が誰だかわからないですよね、ごめんなさい。
今の姿はこんな風になってますけど、俺の名前はファイン・ジャックと申します。」
ジャック >>
「いやはや、お久しぶりです。お元気にしてましたか?」
彼はあなたの反応や近況が気になるようだ。

生臭いラミュー(486) からのメッセージ >>
ラミュー >>

舞兎(732) からのメッセージ >>
舞兎 >>
 そう遠くない後方より、ツカツカと足音が近づいていく。

「ぬあー、何だお前! 古本のにおいがするぞ?」
 仮面の男が背後から声をかける。匂いを辿ってきたようだ。
「気になってきてみれば……ただの人間ってどういうこった〜?」
 男は相手をまじまじと眺めている。
 人間——と、表現したが、どことなく違和感を感じていた。

麻音(968) からのメッセージ >>
ムツ >>
…お。何か珍しいの見っけ。アレもエンブリオか?ちとちょっかいかけてみっか!
ムツ は 文箭 の肩にとまった

ムツ >>
よー、兄さん、アンタ何の……って、埃くさっ!カビくさっ!!

ムイ(1710) からのメッセージ >>
ムイ >>
やア、ごきげんよう。

ムイ >>
お兄さン?や、お嬢さんだったカな?

少年のような風貌をした"ソレ"は無遠慮にそう言うと、くっく、と笑い言葉を続ける。

ムイ >>
いや失礼、あまり見ない風貌だったもンでね?

ムイ >>
君はこの世界の生まレかい?


コミュニティメッセージ通知


No.16 本
コミュニティに 4 件のメッセージ!




Main Action 1
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 特にありません。



Battle!!
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王城前







 攻城戦を開始!


第16一揆小隊

1ENo.16
文箭


VS 剛拳のラルフ

1ラルフ


It matters not how a man dies, but how he lives.


文箭 >>
勇敢か否かはいささか……。唯、実戦経験が、無いわけではないですよ。
人間との戦闘は久し振りなので、頑張りますが。


ラルフ >>
手加減なんて生意気なことすんなよ?



文箭 は以下を装備!
【武具】 『才葉抄』( 魔鎌 / 20 / - / - / - )
【防具】 『入木抄』( 衣 / 20 / - / - / - )
【装飾】 緑色布目菊花紋( 装飾 / 20 / - / - / - )




第16一揆小隊側の前衛がいないため隊列が詰められた!





Turn 1

NameHP / MHPSP / MSPPSP
文箭2962 / 2962

240 / 240

+10
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ2308 / 2308

187 / 187

+7



文箭の行動!
文箭 >>
何分、久々の事ですから。上手く行くやら。
黒色の帯が、獲物を狙う蛇のように襲い掛かる!
ストーンブラスト!!
Critical Hit!!
ラルフに 288 のダメージ!
ラルフに 264 のダメージ!
ラルフに 260 のダメージ!
ラルフに 274 のダメージ!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
文箭に 144 のダメージ!






Turn 2

NameHP / MHPSP / MSPPSP
文箭2818 / 2962

170 / 240

+10
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ1222 / 2308

174 / 187

+7



文箭の行動!
文箭 >>
まずは「勝つ事」を念頭に。ラルフさんは屈強な体格の方ですが、だからと言って、ここで負けるとは限りません。これは、試験なのですから。
レジスト!!
文箭は猛毒への防御効果を2得た!
文箭は衰弱への防御効果を2得た!
文箭は混乱への防御効果を2得た!
文箭は麻痺への防御効果を2得た!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
文箭に 141 のダメージ!






Turn 3

NameHP / MHPSP / MSPPSP
文箭2677 / 2962

120 / 240

+10
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ1222 / 2308

161 / 187

+7



文箭の行動!
通常攻撃!
ラルフに 535 のダメージ!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
文箭に 132 のダメージ!






Turn 4

NameHP / MHPSP / MSPPSP
文箭2545 / 2962

130 / 240

+10
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ687 / 2308

148 / 187

+7



文箭の行動!
通常攻撃!
ラルフに 579 のダメージ!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
文箭に 131 のダメージ!






Turn 5

NameHP / MHPSP / MSPPSP
文箭2414 / 2962

140 / 240

+10
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ108 / 2308

135 / 187

+7



文箭の行動!
文箭 >>
病に苦しむ弟の自害を仏心で手伝った兄は、しかし世間には誤解をされ——罪人として舟へと乗せられました。けれど、彼は悲しい顔を浮かべはしませんでした
必殺技が発動!効果増幅Lv.5!!

高瀬舟
Critical Hit!!
ラルフに 458 のダメージ!
文箭 >>
腕試しは御気に召しましたでしょうか。
Critical Hit!!
ラルフに 475 のダメージ!
Critical Hit!!
ラルフに 461 のダメージ!
文箭 >>
すみません、動きを封じさせて頂きます。
Critical Hit!!
Critical Hit!!
Critical Hit!!
ラルフに 506 のダメージ!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
文箭に 139 のダメージ!



ラルフ >>
よぉし、いいだろう。ぜひ俺達の力になってくれ!
ラルフは構えを解き、軽く拍手をした!





戦闘に勝利しました!!

NameHP / MHPSP / MSPPSP
文箭2275 / 2962

70 / 240

+10
NameHP / MHPSP / MSPPSP



文箭 >>
あ……。
……衣類を汚してしまいましたね、すみません。
落ちにくいですし、僕のせいですから、シミ抜きして御返しします。



4 CP を獲得!




You can advance!!


ルリアンナ >>
うん、いい線いってる!・・・・・よね?ラルフ?


ラルフ >>
おう!これだけ動ければ大丈夫だろう。心強い限りだ、よろしく頼む!


ネクターをいくつか預かった。


ルリアンナ >>
よぉしそれじゃ行ってらっしゃい!バックアップは黙って私に任せんしゃいっ!!パパの行動力とママの分析力を兼ね合わせたプレミアムブレンドガールに死角はないわッ!!


ラルフ >>
明らかに親父の血が濃そうだが・・・・・少しは母親の大人しさが欲しかっ・・・


ルリアンナ >>
黙れおっさん。さぁ次いくからねッ!!魔王パラダイス討伐への道は険しいのだ!!


ラルフ >>
王のこと魔王って言うの、やめねぇか・・・?


ルリアンナ >>
パラダイスってほんとフザけた名前よね!!あ、魔王城には厄介な奴らがいっぱいいるからね!なるべく誰かと一緒に進むようにしたほうがいいわよ!!あとこれ支給品!がんばってね!!

  文箭(16)ルリアンナ材 を獲得!

  文箭(16)ラルフ鉱 を獲得!

 


ラルフ >>
さてと、とりあえず一休みでもす・・・


ルリアンナ >>
はい次いこ次ぃ!!


そう言って、2人は去っていった。




Main Action 2
<< 第0回   第2回 >>DIARYMESSAGEMAIN1BATTLEDUELMAIN2DATA

取引


 特にありません。


エンブリオ


[魔Lv.10]ノーム を成長させました!(Lv.10→11、CP-10)
[魔Lv.11]ノーム を成長させました!(Lv.11→12、CP-11)
[魔Lv.12]ノーム を成長させました!(Lv.12→13、CP-12)


生産行動


料理 を鍛錬しようとしましたが、PSが足りませんでした。


パーティ


現在のパーティから離脱し、ひとりになりました!

エルザ(1469) からの勧誘に応じ、パーティに加わりました!


その他


紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・  CPが 27 増加!




Let's Ikki !!

文箭(16)[平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました!

アイリ(53)[平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました!

エルザ(1469)[平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました!

ノーラ(1655) は攻城エリアを選択しませんでした。





[平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+1)





城門から城までは長い道が続く。

周りはとても広い庭になっていて、手入れもしっかりしている。

 

色彩豊かな庭園が続く———




Next Battle

猫と貴族と銃と本

1ENo.16
文箭


2ENo.53
アイリス・ザ・ウィザード


3ENo.1469
エルザ・フォン・アーレンベルク


4ENo.1655
百名の野良


VS Encounter

1ケット・シー

2アメーバ

3ケット・シー

4ケット・シー

5ケット・シー




DUEL!!




Character Data
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ENo.16 文箭* 各種宣言をする >>


進攻エリア:[平原]広庭
CLV131愛称文箭
一揆1守護隠者マルクスバレッジ
MHP3176STR51INT94
MSP254VIT79MND75
PSP11TEC60AGI61
CP43料理Lv.1作製Lv.1
PS0合成Lv.1付加Lv.1

論文「書誌学にみられる自動書記“文箭”について」 メモ
章立ては5〜6?メモを書き出した上で大別すれば良いはず。

自動書記:文箭(読みはブンヤ。岡山県にある苗字との関連性はあるのか?)
制作年月日不明。彼の記録と照らし合わせると江戸時代中期か後期辺りの制作だろう。(徳川家以前の記録が無いため。しかし、後述の理由から断定はできない。)
岩崎せんの『近世奇談秘話』で既に確認されていることから、その頃あるいはそれ以前のものである可能性が高い。(1年生の頃のレポートより)
無性別だが男性格。——とは、本人の談。

・書物だけれど、生きている?
 「文箭は自律することで見聞を蒐集し、書物として知識を堆積することを目的としている。
  人と同じように動くが、根本的に生物ではない。かといって機械でもないようだ。強いて言うなれば、これは、本の怪異である。」(『生きる書誌学』87P)
藤原教授の手引きで、私も彼に会った事がある。今でも会う事があるが、一見、本当に人間と違わない。
けれど、真夏なのに汗一つかかず着物を着ているのを見ると、やはり人間ではないのだ。
教授の著書には怪異と書いてあったため、本人にぶつけたところ、少し怒られた。
なお、この論文では、自動書記を自動で書し記録する事、文箭を文箭本人とする。
*書物というのは、基本的に冊・帖・巻子になったもののことを表すが、文箭はその法則に従っていない。(過去のレポートより)
この項目について、考察は最後に書いた。


・文箭の特性について(自動書記の行程など)
1、文箭は自動書記(オートライター)である。
 →自動書記とは?<87Pと120Pの教授の文章を引用する。
  「文箭は筆を使わずに文字を書くことができる。何の変哲も無い黒い手袋をはめた右手を振ると、人差し指を立てて文字を書く。
 まるで空を黒板にするかの如く、次々と文字が飛びだす。そうして宙へ躍る文字がどうなるかというと、文箭はすっと息を吸った。
 見る見る、文字が彼の口に吸い込まれていくのを私は見た。」(『生きる書誌学』120P)

2、黒い液体(インクや墨汁)を飲む。それ以外のものを飲み込むと嘔吐する。吐瀉物は黒い。←消化器官が無いらしい。X線などで判明したのではなく、本人が医学書と照らし合わせて検証した結果。
微量ならばまだ大丈夫だそうだが、この論文を書くにあたり、試験的にコップ一杯の水を飲ませたところ、数時間で嘔吐に至った。やはり黒い液体を嘔吐した。

3、黒い手袋をはめた右手を〜とあるが、手袋は無くてもできるし左手でも書記は可能。しかし、書記の際に手が黒く染まる。触ってもこちらの手にはつかなかった。
文箭曰く「君(私)に敵意を持ったならば、あるいはその手は黒くなったのかもしれません」だそうだ。検討ができない為、これは書くかどうか保留。
また、紙や栞を自在に操ることもできる。魔法か超能力を見ている気分になる。

4、本である事から、尋ねられた事には返答をするのが原則。

5、怪我をする事が無い。例えば文箭を刺したところで、目に見えるような怪我は無く、血も流れない。
だが、人間でいうところの“重傷”を負った時、体から紙や紅葉が抜け落ちる。
(紙は分かるが、なぜ紅葉が落ちるのか尋ねると「生まれの頃合が紅葉の頃だった」と言われた。また、文箭の作者が亡くなったのも、紅葉の頃だったそうだ。)
抜け落ちた紙には、比較的新しい事が記されている。文箭が自身で修復(ここでいう修復は、一般の書物修復とは違う)をすれば記録は元に戻る。
けれども、万が一遺失や破損などになってしまったら、文箭はその事を永遠に忘れるそうだ。

例:人物Aと文箭は友人であり、文箭がAについて書くも、その記録を消失してしまった→Aについて忘れる。再会しても文箭にとってAは初対面である。
  もしもAについて複数の記録があったならば、その限りではないが、文箭は忘れた事すら分からない。

この点から、文箭の記録・『近世奇談秘話』だけでは文箭の制作年代を特定するには証拠不十分となってしまう。
もしも文箭の持つ最古の記録より以前の年代に記録があったならば、そしてそれを遺失しているならば、文箭は江戸時代以前にあった事も考えられなくはない。
が、この考えは、文箭と作者の交流が記されている事・後々になって記されはじめた(最初の方は年月日を記さなかったそうだ)年月日の記録で打ち消される。
文箭が江戸時代中期から後期にかけて作られたのは、ほとんど断定して良いと私は思っている。


・人間関係について
1、作者とは死別している。作者の生年月日や名前は不明。文箭は知っているようだが、真正面から「そればかりは教えられません」と断られた。

2、昔懇意にした仲では、文箭を初めて記した『近世奇談秘話』の作者である岩崎せんが居る。
岩崎せんは、元の姓を風早という。岩崎せんの父である風早氏が、文箭の恩人であるという。また、彼の作者の親友であった。
岩崎せんの息子とも親しくしていたが、残念ながら彼は戦死している。以後、岩崎家との交流は途絶えた。

3、藤原啓(教授)とは懇意にしており、留守の際に無断で住居に立ち入っても良いとしている。
私とは、教授の紹介で2年前に知り合った。私が新入生の頃に書いたレポートを見つけた教授が、面白いと思ってくれたのがキッカケだった。
「“文箭”が実在すると信じる御前さん、俺が文箭を紹介してやろう」と言われたのを記憶している。

4、なぜこのようなものが、現世にあって目立つ事が無いのか?
人間の時間と本の時間が違うように、文箭もまたそうなのだと思えば納得できる。
人間と文箭の時間は圧倒的に違う。
彼は隠遁生活を送り、時折旅に出る。教授の手伝いをする事もあるそうだが、大学で見た事は無い。
文箭の住んでいるムラでは、彼自身がほとんど秘匿されている(住民の結束は非常に固い)ため、文箭が例えば誰かの手に渡り公開されるなどしなければ、存在は隠しおおせるのだ。
たとえば、私は今こうして論文を書いている。しかしこの論文もその内忘れ去られる。私もその内死ぬのだ。文箭は皆を憶えていても、私達の内の誰かは、文箭を忘れる。
文箭を知る者は少ない。文箭はそこにあっても時代は流れていく。文箭は時代の裏で、ひっそり在るばかりなのだ。


・文箭に死はあるのか?
先述の「書物だけれど、生きている?」についての考察。生きているかどうかには、死があるかどうかを考えた方が早かった。
これは直接質問した事である。すると、かつて同じ質問をした作家が居たと教えてくれた。
本は死ぬのかという質問に対し、文箭は「本はあらゆる方法で殺す事ができる。例えば、火で跡形も無く燃やせば良い」と言った。
作家はこれを聞き、「じゃあ、文箭、君は死ぬのかな」と尋ねた。不躾にも、同じ疑問を私も抱いた。
文箭は「分からない」と答えたのだそうだ。それも当然で、文箭自身がこれまでに自動書記というものに出会った事が無い。
であれば、文箭が実際に死んでみなければ、死ぬ事ができない限りには、死があると確立できないのだ。前述の通り、彼は怪我をしない。生殖活動は無く、通常の飲食は不可能。おそらくは生命体ですらない。
機械でなければ、唯の書物でもなく、どうしても“自動書記文箭”と言わざるを得ない、唯一無二の存在だ。
  「僕に死があるのか、死ぬ事ができるのか、それは分かりません。作者に聞いてもきっと分からない事でしょう」
そう言って、文箭は束の間目を閉じた。
しかし。
私自身の感想を述べさせてもらうならば、彼は自律する書物で間違いない、しかし、それ故に、死蔵されているに近い状態だ。
かつて文箭は言った。以下はその記録である。
  本は、作品は、彼の手による原稿は。いつまで経っても何年経っても作者のものなんです。たとえそれが、著作権の無くなった作品であっても。
  本は作者の子どもみたいなものですよ。「手に取ってもらえたよ」「褒めてもらったよ」「作者の事を、褒めてもらえたよ」! そんな事を、僕らは彼らに伝えたいのです。
  子どもを褒められたら、親は嬉しいものだと聞きました。しかしそれは子どもも同様なのです。親を褒めてもらえれば、嬉しくて仕方が無い。
  僕は、百年以上も前に無くなった、作者の誇りでありたい。そして、僕を所有すべきは、彼以外に無い。
文箭は前に歩き続けているのかもしれないけれども、実際はこの通り、百年以上も前(正確な年数は判然としない)に亡くなった作者への想いに縛られているように見える。
これは私が文箭と付き合いをなした上で持った感想で、文箭本人には言った事が無い。けれども、文箭と長い付き合いをしている藤原啓教授に話してみたところ、私の意見は肯定された——。
同時に、思う。「これが、自律した古書なのだ」と。本には過去が記される、文箭は過去を記し続ける。過去を記録し、旅をして、目的を終えれば“庵”という書架へ戻るのだ。
それは死蔵の一種ではなかろうか? 文箭はあくまで主にはなれない、所蔵される存在でありながら、その所蔵主を変えようとしない。
あの庵の本は、“文箭”によって披かれる。持ち出しはできない。あの場でのみ、閲覧できる本の群——。書物の主の本。その所蔵者は、とうの昔に死んでいる。
文箭を含めた——あの庵自体が、まるで、亡霊のようだ。文箭は生命体でない以上、生きていない。だが、意義としては死んでいるに近い。

この辺りは、多分書かなくて良い。書かない方が良いとは思うが、独自の感想として、軽く述べるか。検討中。
以下は落書き。
教授が今居るから文箭は楽しそうにできる。私や私の後輩にも話をしてくれる。でも、さっき書いた通り、人間と本の時間は圧倒的に違うのだ、いずれ教授も私も死ぬ。
教授はきっと、文箭と親しくしてくれる系譜を探そうとしているのだろう。それも、その内消えるだろう。その後も文箭は動き続けるしかなくて。
……その内、また、誰かが文箭を見つけてくれるのだろう。そう願う。
文箭は生きているのに、死んでいる。作者はそれを見越さず、深く考えぬ内に死んだのではないか? 直感的に、私はそう思った。

書いてみればみるほど感じる。「ああ、彼については、何と論ずれば良いのか?」藤原教授は、よくやったものだ。
書いて良い情報、秘匿すべき情報、私の感情(これは論文には要らないものだが、どうしても感情が先走る)——私は混乱するばかりだ。


***


黒のハンチングに丸い眼鏡。右の手には傷だらけのトランクを。
顔の右半分は髪に覆われて見えぬ。その下、目はとうに無いようだ。
文箭がそこを通った時、埃っぽい古書のにおいが後を漂う。


/突撃メッセ大歓迎です。漏れなく私が激突します。


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エンブリオ
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