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一揆参戦 1日目! - Diary
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(※ENo.1597 ジャック=ハートウィルの日記と併せて読むことをお勧めします)
http://ikki.x0.com/r/k/k1597.html



ギャンブル。
それは何のしるべもない、荒れ果てた砂漠の上で
ただひたすらに穴を掘るのに似た行為だと、昔どこかで誰かが言った。
人々は一攫千金の謳い文句につられて地中のダイヤの存在を信じ、無我夢中で穴を掘る。
…それがいつか自分の入る墓穴になるとも知らずに、だ。

一歩間違えれば一瞬で負け犬。
そうでなくてもいつかは堕ちる。

夢を追い、
全てを投げ打って、
そうして破滅していく。
ギャンブラーは今日も滅びの恐怖をダイスと一緒に投げ捨てて、
束の間の享楽にこの世の楽園を見るのだ。


——それって、最高にクールだろ?



----------



とある日の昼下がり。
俺はCOMP(カジノが提供する顧客サービス)で宿泊している豪奢な宿の一室で、
相棒のジャックが淹れたコーヒーを飲みながら、
ようやくまどろみの淵から浮上してきた意識をゆっくりと拾い上げていた。
あまり言いたくはないけど、俺は朝に滅法弱い。
だからこうして目覚めたときには大概一日の半分が過ぎていて、
意外と面倒見の良い相棒が、やたら甲斐甲斐しく世話を焼いてくれている。
ちょっと格好がつかないけど、これがいつもの光景だ。


ジャックとは一緒につるむようになって、もう結構な年数になる。
出会った日から今日まで、俺達は負けなしだ。
こいつと組めば勝利も金も、賞賛の声や羨望の眼差しも、
何もかもが面白いほど簡単に転がり込んでくる。
理由なんか解らない。
けど、きっと俺達は二人一緒にいることで、何らかの相乗効果を生んでいるんだろう。

ギャンブルは、破滅に向かう悪趣味な遊び。
勝ち進めば進むほど、足が竦んで動けなくなる。
でも、ジャックが隣に居れば不思議と何も思わなかった。
何だって出来る気にすらなってきた。

そう、俺達は最高のコンビだ。手に入らないものなんて何もない。
そしてそれはこれから先も、きっと変わらない…——。



つらつらと取り留めもなくそんなことを考えていると、
やがて宿のベルボーイが豪勢な料理を運んで来た。遅い昼食だ。
俺達はハイローラー、つまりカジノにとっては上客で、
(実際は負けないからちっとも店に金を落とさない、最悪の客だけどな)
受けられるコンプの内容も充実している。
だから食事だって一流で、味の方もすこぶる良かった。

「あー、腹減ったーーーー!肉くれ、肉」

そう言ってガツガツと片っ端から皿を空にしていくジャックは
まるでデカい熊かゴリラみたいで、テーブルマナーもへったくれもないけど、
その凄まじい食いっぷりは見ていてなかなか気分がいい。
肉を寄越せと催促してくるので、代わりに魚をくれと言ったら

「持ってけ持ってけ、俺は今超絶に肉の気分なんだよ」

とゴキゲンな答えが返ってきた。
超絶に肉の気分って何なんだよ。本当面白いな。

ジャックのこういったざっくばらんとして気取らない性格は
ガサツといえばそうかもしれないが、少なくとも俺にとっては好ましいものに映る。
自由で、奔放で、裏表がない。
何にも縛られないその様には、正直憧れに似た気持ちすら沸く。

…そんなことを考えながらちらりとそちらに目をやれば、
向こうも何故かこちらの方を見ていたようで、赤い目と視線がかち合った。

「なんだよ、ジャッキーちゃん。俺に見蕩れた?」
「お前って欲張りだよなって思ってたんだよ」
「ナニソレ、意味わかんない」

軽口を叩きつつ、取り留めもない会話を交わす。
そうしてテーブルの上の皿が粗方片付いた頃、俺はふと先日のポーカーテーブルで
気になる噂を小耳に挟んだことを思い出した。


「……そういえばさ、このメルンテーゼにいいカジノがあるって話、知ってる?」

にっ、と口の端を吊り上げて、薄らと含みを持たせれば
勘の良い相棒はすぐに俺が言わんとするところを察したらしい。
口いっぱいに頬張っていた料理をごくりと音を立てて嚥下すると、
テーブルに肩肘をついて、にやにやと笑みを浮かべた。

「へぇ?いいじゃねーか。行ってみようぜ」

新しい『喰い場』の開拓は怠っちゃいけないよな。
そう返せば俺の相棒は、がたんと椅子を大きく鳴らして破顔一笑、一際大きな声を上げた。

「イェーイ!テンション上がるぜーーーーーー!!!!」
「……ジャッキーちゃん、いきなり叫ぶなって。耳がイカレる」
「おらおら、ちんたら食ってんなよブラック!お前もテンション上げてけよ!」
「仕方ないなぁ」

呆れる素振り。
肩を竦めて、それでも緩む口元を隠しきることが出来ないまま、俺はすっと右手を上げた。
するとジャックもにやりと笑って、同じように手を上げる。
そうして掌同士を打ち鳴らしながら、俺達は同時に口を開いた。


「「腕が鳴るぜ!!」」



----------



「…まあ、そんな訳で。来ちゃったよな」
「へぇ、なかなか豪勢じゃねぇか。悪かねぇ」

その晩、俺達は件のカジノの前に立ち、その風体を眺めていた。
如何にも高級どころ、といった感じ。
白い石壁が暗闇に沈む街の中で、一際煌々と浮かび上がっている。


「よし、いつものアレやろうぜ」
「そうこなくっちゃ」

『これ』はいつしかやり始めた、ちょっとした景気付けの儀式だ。
顔を互いに見合わせてにやりと笑い、拳を突き出す。
そして


「『今宵勝利は』」

「『手の内に』」


互いの拳を上下に打ち付け、腕を交差させて距離を一気に詰める。
そうして、ぐっと相手の口元に拳を寄せ



「『In bocca al lupo!(狼の口の中へ)』」




寄せられた拳に軽く歯を立て、組んだ腕をパッと解いた。



…さあ、ショータイムの始まりだ。
ちらりと隣を見れば、自信に満ちた表情で髪をかき上げる相棒がいる。

そう、俺達は無敵のブラックジャックだ。
何があったって負ける筈はない。
今日もいつもどおり、スマートに勝ちを攫いに行こう。


「さぁて、行きますか」
「おう。行くぜ、相棒!」


そうして俺達は意気揚々、光のなかへと向かっていった——。



Message
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パーティメッセージ


ブラック(1596) >>
ブラック >>
さあ、BETの時間だ!
派手に暴れてやろうぜ、相棒。


受信メッセージ


シエラ(1009) からのメッセージ >>
あなた達は道を歩いているのだろうか?それともドコかに座って休憩しているのだろうか?どちらでも構わない。そんなあなた達の前に1人の少女があらわれる。

シエラ >>
よぅ、色男さんたち。あんたらもこの反乱に参加すんのかい?

年頃10代の半ばくらいだろうか?民族衣装にも似た服装に身をまとい肩に大きな二刀の曲刀を抱えている

シエラ >>
オレも誘われたクチさ警戒すんなよ、もしあんたらが参加者だって言うなら素敵な提案をプレゼントしてやろうと思ってな

シエラ >>
オレの盗賊団の傘下に入れよ、お前らは使える

そう言うと少女はあなた達の前に立ち手を差し出した

シエラ >>
オレは役に立ちそうな仲間を今集めている
思っている以上にこの反乱、参加者も多い上、厄介ごとも多そうだからな

シエラ >>
なに、そう難しく考える必要もないぜ?
断れば俺らに狙われる羊が増えるだけなんだからな

シエラ >>
最後になっちまったが名乗らせてもらうな
オレはシェヘラザード、盗賊団『アラビアンナイツ』の頭をやってる。
気軽にシエラ様と呼んでいいぜ?

少女は腰に手を当て不敵に微笑む
まるで断られることを考えないかのように



シエラPL >>
eno1597のジャックさんにも同様のメッセをお送りさせていただいてます。お返事はお二人からでも片方からでも結構です





Main Action 1
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 特にありません。



Battle!!
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王城前







 攻城戦を開始!


第1596一揆小隊

1ENo.1596
ブラックビアス=ディドスペード


VS 剛拳のラルフ

1ラルフ


You should be the change that you want to see in the world.


ブラック >>
ジャッキーちゃん、暴れるのは良いけど程々にしてくれよ?
勝負に必要なのは冷静さだ。 スマートに行こうじゃないか。


ラルフ >>
手加減なんて生意気なことすんなよ?



ブラック は以下を装備!
【武具】 ヴァンテアン( 魔刃 / 20 / - / - / - )
【防具】 黒いジレ( 衣 / 20 / - / - / - )
【装飾】 ヴァニタス・ヴァニタートゥム( 装飾 / 20 / - / - / - )




第1596一揆小隊側の前衛がいないため隊列が詰められた!





Turn 1

NameHP / MHPSP / MSPPSP
ブラック2703 / 2703

240 / 240

+11
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ2308 / 2308

187 / 187

+7



ブラックの行動!
ボロウライフ!!
ラルフに 514 のダメージ!
ブラックのHPが 526 回復!


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
ブラックに 182 のダメージ!






Turn 2

NameHP / MHPSP / MSPPSP
ブラック2521 / 2703

191 / 240

+11
NameHP / MHPSP / MSPPSP
ラルフ1794 / 2308

174 / 187

+7



ブラックの行動!
ブラックアウト!!
ブラック >>
おっと。今日は特にツイてるな。
Critical Hit!!
Critical Hit!!
Critical Hit!!
Critical Hit!!
Critical Hit!!
ラルフに 1988 のダメージ!
ブラック >>
おやすみ、良い夢を。


ラルフの行動!
ラルフ >>
どおぉるぁぁッ!!
タックル!!
ブラックに 195 のダメージ!



ラルフ >>
よぉし、いいだろう。ぜひ俺達の力になってくれ!
ラルフは構えを解き、軽く拍手をした!





戦闘に勝利しました!!

NameHP / MHPSP / MSPPSP
ブラック2326 / 2703

162 / 240

+11
NameHP / MHPSP / MSPPSP



ブラック >>
俺達を敵に回したのが運の尽き、ってやつだったな。
ご愁傷様。



4 CP を獲得!




You can advance!!


ルリアンナ >>
うん、いい線いってる!・・・・・よね?ラルフ?


ラルフ >>
おう!これだけ動ければ大丈夫だろう。心強い限りだ、よろしく頼む!


ブラック >>
我らブラック・ジャックにお任せあれ!なんてな。


ネクターをいくつか預かった。


ルリアンナ >>
よぉしそれじゃ行ってらっしゃい!バックアップは黙って私に任せんしゃいっ!!パパの行動力とママの分析力を兼ね合わせたプレミアムブレンドガールに死角はないわッ!!


ラルフ >>
明らかに親父の血が濃そうだが・・・・・少しは母親の大人しさが欲しかっ・・・


ルリアンナ >>
黙れおっさん。さぁ次いくからねッ!!魔王パラダイス討伐への道は険しいのだ!!


ラルフ >>
王のこと魔王って言うの、やめねぇか・・・?


ルリアンナ >>
パラダイスってほんとフザけた名前よね!!あ、魔王城には厄介な奴らがいっぱいいるからね!なるべく誰かと一緒に進むようにしたほうがいいわよ!!あとこれ支給品!がんばってね!!

  ブラック(1596)ルリアンナ材 を獲得!

  ブラック(1596)ラルフ鉱 を獲得!


ブラック >>
どうも。貰えるものは遠慮なく頂戴しておくよ。


 


ラルフ >>
さてと、とりあえず一休みでもす・・・


ルリアンナ >>
はい次いこ次ぃ!!


そう言って、2人は去っていった。




Main Action 2
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取引


 特にありません。


エンブリオ


エンジェル と魔法契約しました!(CP-10)

[魔Lv.10]デビル を成長させました!(Lv.10→11、CP-10)


生産行動


料理 を鍛錬しようとしましたが、PSが足りませんでした。


パーティ


現在のパーティから離脱し、ひとりになりました!

ジャック(1597) からの勧誘に応じ、パーティに加わりました!


その他


紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・  CPが 27 増加!




Let's Ikki !!

ブラック(1596) は攻城エリアを選択しませんでした。

ジャック(1597)[水辺]星屑の小川 【進攻度1】(好戦度+0) を選択しました!





[水辺]星屑の小川 【進攻度1】(好戦度+0)





城のほうから流れるきれいな小川。

流れる水はひときわ輝いて見える。


ブラック >>
やあ、いいところだな。
しばらくここでゆっくりしていきたいくらいだ。


ふぅん、なかなかいいとこじゃねぇか


 

川を辿り、攻城を進める———




Next Battle




Character Data
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ENo.1596 ブラックビアス=ディドスペード* 各種宣言をする >>


進攻エリア:[水辺]星屑の小川
CLV131愛称ブラック
一揆1守護女神ラヴナオリティス
MHP2757STR56INT83
MSP246VIT49MND67
PSP12TEC57AGI85
CP56料理Lv.1作製Lv.1
PS0合成Lv.1付加Lv.1


【Blackbiace Didspade】


「何でギャンブルが好きなのかって?決まってるだろ、最後に俺が勝つからさ」


旅をしながら各地の賭博場を荒らして回る、
負け知らずのギャンブラーコンビ、の、片割れ。27歳。
特にポーカーやバカラ、ブラックジャック、
トラントエカラント等のトランプゲームを得意とする。

飄々として掴みどころがなく、
常ににこやかな笑みを浮かべるポーカーフェイス。
一見とても人当たりが良いように見えるが、
時折覗く横顔は酷く冷たい色を呈す。
また出自を問われても話をはぐらかすばかりで、
その正体は謎に包まれている。

基本的に他者との馴れ合いを好まないが、
相棒のジャック(ENo.1597)には気を許しており
彼の自由奔放な人柄に惚れ込んでいる。

余談。
見目の良い優男で、行く先々で大勢の女性の視線を一身に浴びるが
実は女嫌いであり、ガチホm …ゲイである。


----------

※交流歓迎。
頂いたメッセージには基本ブラック単体としてお返事させて頂きますが
ブラック&ジャック二名から、といった形を取ることも可能です。
(両PL打ち合わせの後お返事させて頂きます)
特にご指定がない場合、こちらで判断してお返事致します。


----------


【BLACK N' JACK'S SHOW】
http://ikki.x0.com/result_home.php?no=1597



パーティメンバー
ENo.1596
ブラックビアス=ディドスペード

ENo.1597
ジャック=ハートウィル

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エンブリオ
Noエンブリオ名 / LV
1 魔法デビル Lv.11
2 魔法エンジェル Lv.1
3
4
5
6
7
8
9
10

アイテム
Noアイテム名種類強さ付加1付加2付加3
1ヴァンテアン魔刃20---
2黒いジレ20---
3ヴァニタス・ヴァニタートゥム装飾20---
4ルリアンナ材材料20---
5ラルフ鉱材料20---
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