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4の月

男。たらし。無抵抗。
そこそこ。


4の月

男。デブ。喧しかった。
貯めこんでた。


4の月

女。阿婆擦れ。娼婦。きゃんきゃん五月蝿い。
微妙。


4の月

男。獣人。なかなか抵抗された。
文無し。面白くはあった。


5の月

女。売女。高慢で考えなし。
貢がれモノがそこそこ。


5の月

男。へたれ。女々しかった。
そこそこ。


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手帳を読み返しながらくすりと笑う。

パタンと手帳を閉じながら勢い良く立ち上がり、そのままぐーっと伸びをひとつ。

手帳を仕舞いこむと傍で見ていたセツナの手を握り人混みへ駆け出す。

娘が傍らの異形と何やら話をしている。

娘はペカペカしながら近付いて来る。

街中を歩いていると、急に後ろから、コートの端を引かれます。
振り返って、イタズラの犯人を確かめてみると、そこにはフードを被った小さな少女がいました。

まじまじと、あなたの顔をみつめる瞳は、すぐに失望に曇ります。

そうして、やっと自分の失敗に気付いたのか、少女は慌ててコートから手を離し。
頭にかぶった白いフードを、両手でごそごそと被りなおして、あなたに向き直りました。

あまり話術は得意ではないようで、話をそらそうとしているのは明らかです。

けれど、そらそうとした話題の先にした服を、急に熱のこもった目で見たり。
それが相手に胴思われる行為なのか、すぐに自分で気付きました。

そう言って、小さな少女は、逃げるように立ち去ろうとします。