「ところで魔女っ子たるものいざという時に名乗れる名前の一つも持ってないといけません」
「いや本名プレイやりたいならいいけどね？知り合いとかに聞かれると何かと辛いでしょまりかさんじゅっさ……」



「…ほら、僕達も君たちのプライバシーが無意味に侵害されることは望んでいないんですよ。
だからすいません。もう年齢の事には触れませんからブレードを僕の頭上の絶妙な位置で素振りするの止めて下さい」
「とはいえあまり自分の名前とかけ離れても自分が慣れないだろうし、自分の名前にちょっとアレンジ加えるのが僕からのオススメ」



---------しばらくお待ち下さい---------



「あ、決まった？見せて見せて。」
「えーと、”魔法少女マジョリカ☆マリカ”………」
「うんまあいいんじゃない？別に☆はいらなかったと思うけど。」
「魔法少女って普通そうじゃないのって？あれはキャラクターを売りたいプロデュース側がつけるものであって自分で名乗るものじゃないんだよ？」
「自分で名前に☆入れて名乗るのが許されるのはつ〇だ☆ひろだけだよねー。」
「なんでつの〇☆ひろだけ許されるのかって？」
「じゃあ逆に聞くけど君つのだ☆〇ろ本人に向かって☆はないわー、って言える？僕は無理。」
「なんか釈然としてないようだけど、そんなもんだよ世の中」