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![]() | 一揆参戦 1日目! - Diary |
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——俺は座りごこちのいいソファーに腰を深く沈め、ゆったりとタバコを吹かしていた。 窓から見える都市の夜景は素晴らしく、ここが高級ホテルで、隣に美女でもいれば最高のシチュエーションといえよう。 しかし、残念ながらこのビルはそんなロマンチックなものではなく、味気ないどこかの企業の応接間に過ぎない。 別に、面接を受けようというわけじゃない。革ジャケットでタバコを吸いながら面接待ちするやつがいたらたいしたもんだ。 かといって、商談しに来たのかというとそれも違う。 じゃあ、一体何しに来たのかというと、それは教えられない。 何故なら、俺自身、今なんでこんなとこにいるのか、さっぱり分からないからだ。 まあ、待て。順番に話そう。 † 「何年振りだろう、懐かしいな」 蒼穹の世界で巨大飛行船のサルベージという大がかりなトレジャーハントを成功させた俺は、企業の世界の名称で呼ばれるこのインディストラへとやってきていた。 国家というものが存在しないこの世界は、巨大な企業同士がしのぎを削り合いながら非常に高度な文明を築いている。 様々な情報が集まってくる場所な上、地下に非常に大規模な先史文明の遺跡が存在しているので俺のような仕事にはうってつけの世界だ。 この遺跡は実に不思議な重層構造で出来ており、考古学的にも興味深いものなのだが……語ると長くなるので詳細は省く。 一時期、その遺跡のアナログ層と呼ばれる深部の初期開拓に参加しながら長期滞在していた俺は、目新しい発見などがないか気になって戻ってきたというわけだ。 5年以上も経つと都市の風景も見慣れないものになっていた。 工事中だった超高層ビルは完成して天にそびえ立ち、よく知らないなんとかいう企業のホロコマーシャルが映し出されている。 以前はサーベラスかウォルターの広告しか見なかったので、ここ数年で企業の勢力図に大きな変化があったらしい。 「まぁ、とりあえず宿を探さないとな」 都市部のデータセンターに近いホテルが都合が良いのだが、ある程度長く留まるとなるとやはり資金的に難しくなる。 トレジャーハントで一山当てたならタップリとキャッシュを持っているものと思われるかもしれないが、俺はその世界のものはその世界になるべく返す主義であり、 手に入れた財宝はほとんど現地の博物館に寄贈してしまったのだ。 俺にとっては、探求心と知的好奇心が満たされることがなによりの報酬だ。以前に出版した著作の印税収入も多少ある。 とはいえ、高級ホテルに何日も泊まれるほどの余裕はない。 コートニーに連絡してみようか少し躊躇した後、俺は以前住んでいた安アパートへと向かうことにした。 郊外にあるそのアパートは住んでいた時と変わらない様子で俺は安心した。 周辺の閑静な住宅街も、近くの公園もそのままだ。 その公園の砂場を眺めていたら、俺は突然ふと昔のことを思い出した。 そこでひとりの少女がよく穴を掘って遊んでいたのだ。 なかなか勘の良いコで、友達の無くしたオモチャや、埋もれたコインなんかを見つける様子はまるで小さいトレジャーハンターのようで、 家が近かったこともあり仲良くなった俺はトレジャーハントの魅力やコツについて色々吹き込んだりしたものだ。 目をキラキラさせて聞いていた少女の顔を思い出して、 「そうだ、あの子に今回発見した財宝の話を聞かせてやろう。きっと喜ぶぞ!」 そう思いついた俺は、その少女の住んでいた家を訪ねてみることにした。 その思いつきが、まさかあんなことになるなんてな。一体、誰に分かる? アパートのはす向かいに住んでいたその子の家族は、すでに引っ越した後だった。 近所の住人に話を聞いてみると、まだ半年ほど前のことらしく、行き先は知らなかった。 この世界には仕事仲間以外に知り合いと呼べる人間もなく、人恋しかったのかもしれない。俺は手に入れた財宝の事などを話したくてウズウズしていた。 あまり遠くじゃなければ、アナログ遺跡の探索を再開する前に足を伸ばしてみよう。 そう思った俺は家族の引っ越し先について少し調べてみることにした。 だが、調べ始めて驚いたのだが、これが全く手がかりがないのだ。 個人情報の保護は一般的に行われるものではあるが、そのデータは何重にも防壁で囲まれ近づくこともできない。これは普通の市民にはあり得ないほど厳重だし、金もかかる。 逆に興味をそそられた俺は、多少法律的にグレーな手も使って色々試してみたが一向に成果が上がらない。 知り合いのカウボーイに調べてもらうには先立つものも足りないので、俺はとうとう諦めて椅子を蹴って立ち上がり、そのままベッドに倒れ込んだ。 翌日、俺がタバコを買ってアパートに帰ろうと路地を歩いていると、いきなり黒服の集団に囲まれた。 スーツのふくらみから、銃で武装していることに気付く。 囲まれるまで全く気付かなかったこの手際の良さは、明らかに訓練されたどこかの企業の私兵だろう。 「何を調べていたか……教えていただきたいのですが」 リーダーらしい男がそう俺に問いかける。あくまでも穏やかな態度だが、返答によっては不快なことになるのは明白。 どうやら、昨日の調べもので何かやばいものをつついてしまったらしい。 しかし思い当たるフシもなく「なにがってのは、俺の台詞だ」とよっぽど言ってやりたかったのだがここは正直に答えることにした。 「間違っておたくの銀行口座から金をおろしちまったかな? 俺はただ知り合いのエミリーちゃんに旅行の土産話でもしようかと思っただけなんだが。 連絡先を知ってるなら、おじさんが会いたがっていたとよろしく言ってくれないかね」 そう言うと、俺はゆっくりした動作でタバコを咥え、相手の反応を伺う。 すると拍子抜けしたことに、そいつは本当に携帯端末でどこかに連絡し出した。 数分後、そいつは申し訳なさそうに言った。 「先ほどは失礼いたしました。わが社の社長が会いたいそうなので、是非来ていただけないでしょうか」 そして、近くに止めてあったホバータイプの長い長い黒塗りリムジンを回してきて、そのドアを開いた。 常識的に考えて、ここは逃げだすべきところだっただろう。 だが、俺は一体、俺のどの発言がそいつの社長の気に入ったのかと好奇心がむくむく沸いてきた。 トレジャーハンターを生業にしていることから分かるように、俺は好奇心(と美女)には滅法弱いのだ。 「いいぞ、会わせろ」 そしてリムジンに乗り込み、連れて行かれた結果、冒頭の場面につながるわけだ。 † 来るときに目にしたロゴや社員証などから、俺の着いたビルはディグリース・インダストリーと言う企業のものだと推察できた。 ディグリース……そうだ、この世界について早々、目に入った広告はディグリースのものだった。 異世界間ターミナルの真ん前にあんな広告を出せるというのは、トップの2大企業と同程度の力があると思っていい。 それまでほとんど無名だったのが、俺のいない数年でそこまでの大企業に成長するとは驚きだ。 そして、その大企業があの一般人の小さな少女と一体どういう繋がりがあるというんだ? 俺は、いつの間にか分からないことだらけのこの状況を楽しんでいた。 謎というものは人生に刺激を与えてくれるスパイスだ。俺はゆっくりくつろぎつつ、あれこれ理由を想像して暇を潰すことにした。 1時間ほどそうしていただろうか。 部屋に備え付けの映話装置が鳴りだしたので、俺はそいつのスウィッチを入れる。 『やあ、どうも。お待たせしてすみません。カーライルさん。ご高名はかねがね』 画面にスーツを着た若い青年の顔が映る。こいつが社長なのか? なかなかハンサムだし、誠実そうに見えるがいささか若すぎるな。 「ストップ、回りくどい挨拶はなしだ。色々理由は考えたんだがね。答え合わせをしようぜ」 俺は短くなったタバコを振り向けて、なにやら手違いで不快な思いを……などと謝罪の言葉を言い始めたそいつの言葉を遮る。 『分かりました、そう言っていただけるとこちらも話が早くて助かりますよ。ああ、一応、不便なので』 コルト・ディグリースです、そう名乗って嫌みのない笑顔で俺を招いた理由を説明し始めた。 コルトの説明は簡潔で分かりやすいものだった。 そいつを更に簡単にまとめると、 ・エミリーとは恋人同士で半年ほど前に結婚した ・会社がここまで成長出来たのは、エミリーのトレジャーハントの力が大きい ・トレジャーハンターの師匠としてエミリーから俺の名前は聞いていたので、興味を持った ・ちょうど別世界で大きな仕事を予定しているので、もしよければ引き受けて貰いたい こういうことだった。 まずエミリーがもう結婚出来る年になっていたか……と以前に会った時の小さな女の子の印象しかなかったので驚かされた。 そして、トレジャーハンターとして大きな成果を上げていること、更に俺が師匠ということになっているのにもひどく驚いた。 まあ、たしかに心得やら具体的な手段やらを話したことはあるが……まだ幼かったエミリーが理解して聞いていたとは思えなかった。 しかし、悪い気はしない。トレジャーハンターはみんな夢追人だ。雲をつかむような話に命を懸けるバカと揶揄されることも多い。 だから、同じロマンを追う仲間には同業者はみな一定の敬意を払う。自分の影響でその道を目指したという話は、やはり嬉しいものだ。 『単にエミリーが会いたがっていたので、会わせたかったというのもあります』 「そうか。俺もひさびさに会いたいと思っていたからな、ちょうどよかった」 『それはなによりです。では、詳しい相談は映話ではなく直接することにしましょう。エミリーも今呼んできますよ』 なので、部屋を出て社長室の前で待っていて欲しい。 コルトが場所を伝え終わると映話が切れた。 俺は吸っていたタバコを灰皿に押し付けると、部屋を出て案内された通り社長室の前に立つ。 エミリーは既に来ているらしく、中からは話し声が聞こえる。 「そうそう、さすがにエミリー一人に行かせるわけにも行かないからボディガードをつけることにしたよ。 ……偶然だが、エミリー、君の"師匠"とコンタクトが取れた。彼に同行してもらえないか頼んでみることにしている」 「師匠……ししょー!? わあ、何年ぶりだろう! すっごい久しぶりだなあ!」 たしかに、聞き覚えのあるエミリーの声だ。昔と変わらないテンションに思わず顔がほころぶ。 「ふふ、エミリーのことだからきっと喜んでくれると思っていたよ。では、来てくれたまえ」 扉の外に立っている俺にコルトが声をかける。 俺は新たな冒険の始まりを予感しながら、その扉を開いた。 【 続く 】 |
![]() | Message |
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![]() エミリー(1260) からのメッセージ >>
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![]() | Main Action 1 |
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特にありません。 |
![]() | Battle!! |
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![]() ![]() 攻城戦を開始!
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カーライル は以下を装備!
【防具】 レザージャケット( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 幸運の1シリル銀貨( 装飾 / 20 / - / - / - ) |
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![]() ▼カーライルの行動!
ラルフは攻撃を回避! ▼ラルフの行動!
カーライルに 114 のダメージ! |
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![]() ▼カーライルの行動!
カーライルのHPが 456 回復! ▼ラルフの行動!
カーライルに 118 のダメージ! |
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![]() ▼カーライルの行動!
アクアレイド!! ラルフは攻撃を回避!
▼ラルフの行動!
カーライルに 112 のダメージ! |
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![]() ▼カーライルの行動!
カーライルのHPが 456 回復! ▼ラルフの行動!
カーライルは攻撃を回避! |
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![]() ▼カーライルの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 1618 のダメージ! ▼カーライルの連続行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 1537 のダメージ!
▼ラルフの行動!
カーライルに 116 のダメージ!
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4 CP を獲得! |
![]() | You can advance!! |
ネクターをいくつか預かった。
カーライル(1259) は ルリアンナ材 を獲得! カーライル(1259) は ラルフ鉱 を獲得!
そう言って、2人は去っていった。 |
![]() | Main Action 2 |
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![]() 特にありません。
![]() [物Lv.10]ウンディーネ を成長させました!(Lv.10→11、CP-10) [物Lv.11]ウンディーネ を成長させました!(Lv.11→12、CP-11) [物Lv.12]ウンディーネ を成長させました!(Lv.12→13、CP-12) [物Lv.13]ウンディーネ を成長させました!(Lv.13→14、CP-13) [物Lv.14]ウンディーネ を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.14]ウンディーネ を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.14]ウンディーネ を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.14]ウンディーネ を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.14]ウンディーネ を成長させるにはCPが足りませんでした。
![]() 料理 を鍛錬しようとしましたが、PSが足りませんでした。
![]() エミリー(1260) がパーティに加わりました! シドニー(1488) がパーティに加わりました! アーロン(1489) がパーティに加わりました!
![]() 紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 27 増加! |
![]() | Let's Ikki !! |
![]() | Next Battle |
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![]() | DUEL!! |
練習試合を開始!
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![]() | Area Message !! |
![]() | Character Data |
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