今日、一揆に参加することを決めました。

理由はもちろん「平和」のためです。

お世話になった人たちのためにも、わたしにできることをしたいと

思ったのです。

でもわたしが参加したところで、何も変わらないことはわかっています。

それでも一揆に参加したい・・・しなければならないのです。

一揆が本当に「平和」につながるのかはわかりません。

でも一揆に参加することで、わたしは知ることができると思っています。

「平和」とは何なのか、何が悪なのか、「平和」のために何をしなければ

ならないのか、わたしは何をしなければならないのか・・・

今はまだわからないことだらけです。

不安もあります。

もしかしたら無事に帰ってくることはできないかもしれません。

でもわたしはすでに一度死んでいるといってもいい身。

家族も親しい友人もいません。

どんな結果になっても、受け入れる覚悟もしているつもりです。

がんばろう・・・。

みんなのために・・・そしてわたしのためにも。

街中を歩いていると、ふと視線を感じました。
フードをかぶった、とても小さな女の子が、じっとこちらを見ています。

女の子は、あなたに歩み寄ると、小さな口をそっと開きました。

少女の前に現れたのは、学生服姿の少年だ。
彼は少女の両手足を見て、疑問を投げかける。