異界よりもたらされたこの一報が、大陸中に激震を呼び起こした。

想像を絶する脅威を前に、人々の不安は高まるばかり。

だが、まだ希望はあった。





大陸を統べる７大国の首脳は、“圧政に苦しむメルンテーゼの民を救う”という大義名分の下、かの世界への武力介入を決定する……。














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メルンテーゼの大地に、一人の少女が降り立った。
彼女の名はアイリス＝ローランド、異世界の王女である。

そんなこんなでエンブリオ『サラマンダー』と契約したアイリスは、お供の兵士達と共に反乱軍の駐屯地へと向かう。

そういいつつ、慌てて自分の服装や髪形を直しました。