No.1495 過去の咲く庭INDEX >>
[設立者] ENo.1495 オルガ・オルガノール

コミュニティイラスト













 ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿



メルンテーゼの一地方荘園。
かつてはさる霊草の産地として
つましくも技芸ある園主により営まれていたその土地は
いつのころからか見捨てられ
いつのころからか花園に咲く霊草たちは黒く染まり
いつのころからか三人の男女が暮らす場所へと変じていた。

かの一揆の終わろうとする今も、彼ら彼女らはそこを拠点としている。



 ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿


最終回のコミュニティイラストはフタアシヒツジ(3265)様にいただきました。



参加者からのメッセージ

オルガ(1495) の口元から血の香り。 >>
引いてやるよ、父上殿。
世話くらいならしてやるし……
少しはあんたに手伝ってもらうこともあるだろう。

フ。
無理に焼かれろとは言わねえさ、フィガロ。
後ろから手伝ってくれるだけだっていい。
あたしはしんから戦士だが、
あんたは決してそうじゃないんだから……

——ネクターは、な。
べルフィのやつが生み出せるっつうのを信じちゃいるが、
それをやってくれねえんだったら、
それこそ攻めこんでもう一回叩きのめすしかねえが……

空を見上げる。
晴天の、日の光を避けるように、
手近の木陰へ隠れる。
死者じみた、すこし白くなった肌で。

……けど、じき、始まりそうな感じだな。
べルフィの世界修復ってやつがよ。

ま、しばらくは……
そいつを見守ることにゃあ、なるだろうさ。

ため息のように、煙を吐く。
六十九日。一ヶ月と少しか。
妥当な頃合いだな。

庭を出た時には、何人で帰れるかと思ったが、
……三人とも揃ってる。

——よかったよ。
あんたらと一緒に戦えてさ。


ヤール(1496) の応答 >>
——帰ろうか。

フィガロ(1498) の華やかな香りがする >>
帰ったら、まず……案山子にただいまを言って、それから、どうしようか。
紅茶でも飲もうか? 温室の雑草取りからはじめないと駄目かな。
わたしがはじめてヤールと出会ったときみたいに。

ふふ、二人ともたまにはそういう格好も楽しいでしょ?
庭に戻ってからも、そんなお茶会しよう。オルガもヤールも、わたしがちゃんと綺麗にしてあげる。
それが、わたしたちの、日常、みたいに。



参加キャラクター : 3名