紅葉している大きな木の下に二つの箱が置かれている。

　一つには鹿煎餅が入った袋が。
　もう一つには「お代はこちら」と書かれた紙が張ってある。
　対価を払えば持ち出し可能という事のようだ。
　横にある「お好みにあわせて」と書かれた小箱には色々なトッピング品が入っているようだ。


　〜注意〜
　放置気味コミュです。ご自由に持ち出しどうぞ。
　対価はロール的なもので構いません。
　食べ物や花や綺麗な石でもOK。
　ただし対価になりそうもないモノと交換して持ち出した場合、若しくは対価無しで取り出した場合、鹿煎餅はただの葉っぱへと変わってしまう…とかがあるかもしれません。

　どこかから電波でも受信したのか、謎の言葉を呟いている。

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＞ルイゼットさん

　不思議そうに人間の耳と兎の耳を見比べている。

　知識が偏っているのか、トナカイを知らないらしく色々と想像を廻らせているようだ。

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＞ギガヤさん

　紅葉の大木をぺちぺちと叩きながら。ふと。

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＞ジャックさん

　うーんと己の記憶を遡りつつぽりぽりと。
　自分の分と一緒にお茶のお代わりを注ぎながら。

（立派なスイカバーに戸惑う紅葉に）

（実物を紅葉に見せて）

　ジャックは何時の間にか持ち込んだ毛布を被りながら熱めのお茶を飲んでいる。

　茶請けは鹿煎餅。久し振りにスタンダードタイプをぽりぽりと。