紅葉している大きな木の下に二つの箱が置かれている。

　一つには鹿煎餅が入った袋が。
　もう一つには「お代はこちら」と書かれた紙が張ってある。
　対価を払えば持ち出し可能という事のようだ。
　横にある「お好みにあわせて」と書かれた小箱には色々なトッピング品が入っているようだ。


　〜注意〜
　放置気味コミュです。ご自由に持ち出しどうぞ。
　対価はロール的なもので構いません。
　食べ物や花や綺麗な石でもOK。
　ただし対価になりそうもないモノと交換して持ち出した場合、若しくは対価無しで取り出した場合、鹿煎餅はただの葉っぱへと変わってしまう…とかがあるかもしれません。

　箱に入っている新たな物を興味津々に見つめている。

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＞ギガヤさん

　線香花火に鼻を近づけて匂いを確認している。

　様々な味の鹿煎餅が入った箱を差し出す。

　そして足をじーっと見つめていた、が。

　あっさりとつられた。

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＞トトさん

　花の砂糖漬けの袋を手にしたのを見て。

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＞ジャックさん

　可能かどうかはさておき、新たなレシピを考え始めたようだ。

　パラパラと捲って見るがすぐに首を傾げた。

　あははと笑いながらそう言ってから捲っていた本を閉じて。

　身振り手振りで説明するが、正直よくわからないかもしれない。
　不思議な何かの力で作っていることは伝わってくる。

差し出されたせんべと、弥千代の顔を見比べるようにしたあとそのままかじりつく。

大層お気に召したらしい。

　＞紅葉(616)さん

　ジャックはそっと茶筒他諸々を箱に入れた。

　＞ギガヤ(132)さん