■エクソシストの断片記録Ⅶ

・聖遺物の子は自分の予想以上に順調に力を増している。
　後の為に先に代価を払うという芸当もこの子にとってはお手の物らしい。
　後がない方が良いとは思うが念には念をと言う通り有ると無いでは大きく異なる。
　この調子なら近い内、自分の予想外の行動を取る事もあるかもしれない。　

・手持ちの聖書がだいぶ傷んできたのと彼女が飽きていたようなので本を新調。
　その際、変えて大丈夫なのかと聖遺物の子は首を傾げたが問題はない。
　よく間違えられるが彼女の本体は本ではなく周りの装飾を兼ねた留め具である。
　しかし、なぜ自分の物なのに聖遺物の子の読書も兼ねているんだろうか…

・そしてまた今回も彼女が嬉しそうなのできっとPSが減っていると予想。
　良い事に使っていれば構わないが変な使い方をしてたら後で懺悔室へ。
　あまり金には執着をしない方だが浪費癖なら直しておくに越したことはない。

・一揆の方は海老と河童という変な組み合わせと接触、戦闘。
　同じ２対１とはいえ、前の２対1より痛くないのは相性の問題なのだろう。
　やはり魔を制すのは魔なのかもしれない。

・しかし、河童の使っていた回復術は少し興味が出てきた。
　神聖術とは形式が異なるが回復、しかも特殊形式のものは珍しい。
　知り合いの水の術師なら詳しいのだろうか？

・進路先で兵士によく訳のわからない因縁で接触。
　この地の兵士は人の話を聞かないのが資格なのかと言いたくなる。
　売られた喧嘩は倍にして返すのが筋だと思うので暴力的解決法で。

・Summer Vacationは夜にも開催されているらしい。
　夜店や花火等子供にも楽しめそうなモノなので共に歩いてみようと思う。
　不思議なことに出会うかもしれないがいい経験になると思う。