SummerVacation

カーフェイネス・シュリオーシャム（472）さん
ガルヴァニナーナ（477）さん
ティシア＝ヴァルクス（953）さん
をレンタルしました！

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夏の暑い日。
日差しはきつくて、気温も高い。まさに夏をイメージさせる。
しかし、ここは別だ。
森の木陰で川の傍。
流れる水は冷たくて、すごく気持ちいい。

「いやぁ、ここは涼しいねぇ……正直、ここから離れたくないよ」
「日本だと湿度が酷いですからね」
「そんなに酷いのかい？」
「３０度〜４０度程度のサウナを想像していただければ間違いないかと」
「……それは蒸しそうだね」
「あはは、熱に耐えられても暑いのはまた別みたいだね！」
「我慢できるのと感じないのは、また別だよ卍人」
「ふぅん、そういうものなんだ？
　……それにしてもティシア君とルーチェ君、遅くないかい？」
「女性の身支度は時間がかかるものですよ、ご主人」
「それもそうだね」
「……できれば、すごくゆっくりしていて欲しい……」
「あら、それはどういう意味かしら？」
「露出の高い格好で抱きついて着たりするんだろうなぁ……
　ッテ懸念ハ　アンマリナインダケド、オ洒落ハ　ユックリ　楽シンデ欲シイナァッテ思ウンダ」
「後半のとってつけた様な言い訳、ありがとうカーフェイ。
　あっちの木陰で二人っきりでお話しましょうか？　なんなら言葉以外でも」
「ちょ、待……アーーー……」

「止めなくて良かったんですかご主人？」
「僕はまだ、馬に蹴られて死にたくないよ……カーフェイ君の予想は大体あってたみたいだし。
　可愛い系の水着なのに、色気とかすごかったし」
「……羨ましい……？」
「そりゃあ、男の子だからね。
　美人に言い寄られて悪い気はしないよ……色気の有無は関係ないよ？
　関係ないからね？」
「誰に向かって弁明してるんですか、ご主人。
　それはそうと、その水着よくお似合いですよ」
「……ありがとう……」
「さて、ご主人は見蕩れてないで遊んでいてください。
　西瓜や夕食の用意をしてきますので」
「もうちょっと遊ぼうよー！」
「……もうちょっと遊ぼうよー」
「にゃーん」
「エンブリオまで使って……後でお腹空いたって言っても知りませんからね？」
「ふっふっふっ……近くに祭りがあるらしいから、夕食はそっちでとっちゃおう？
　後で着替えて繰り出すのさ！」
「そういう計画だけは、本当に抜け目ないですねご主人は」
「知ってただろう？」
「ええ、とっても……それでは失礼して」
「え？ゑ？」

ザッパーン！！

「っぷふぁ……いきなり投げ入れとか、やっちゃう！？」
「では、ティシアさん　準備はよろしいですか？」
「……大丈夫」
「ご主人、しっかりと受け止めてあげてくださいね」
「直接ぶつけない方が安全なんだよ！？」
「……レッツゴー」
「ひーあー！？」
「最後に俺が行くんでよろしくお願いしますね」



夏の暑い日。
冒険は少しだけお休みして、ただ遊ぶだけの日。
流れる水は冷たくて、皆と騒ぐのは居心地がいい。
さて、夜にはいったい何をしようか？

焦点が合わず、げっそりとした顔のカーフェイ。おぼつかない足を引きずるように彼を支えている女性が。

薄色の衣を纏った紅髪の女性。金瞳を細めながら妖艶に微笑む。

＞ご主人

＞ルーチェさん

（ガルはルーチェと顔見知りですが、カーフェイの嫁とは知らなかったようです）

＞カーフェイ君

目線をルーチェさんのお胸に下ろした瞬間、衝撃が走った。

いつからそこにいたのか、露出の高い赤と黒を基調とした服を着こなした女が、意味深げな視線を送りながら言った。

挑発的な姿勢で見つめる、ミアンヌと名乗った女。さらに近づこうとしたところを、不機嫌そうな男の声が止めた。

・・・・・・誰がしがない召喚師、ですって？

軽く肩を落としヤレヤレと頭を振ります。トラウマというよりは、

服のことを言われると、結構嬉しそうなのは相棒の方。

罪悪感が半端ない。

*何かを発見して嬉しそうだ*