魔法を使うというのは実はそれほど疲れることではなくて、要は慣れだ。
慣れてしまえば火を起こすのは本のページをめくるのと同じくらい容易だ。
だからこそ僕たち魔法を使うものは特に注意を払わなければいけない、違うかい？
だって僕らは水を汲むように簡単に人を傷つけられるんだから。

と、やっぱり人を倒したからにはそれなりに真面目なそれっぽいことを言ってみる。
でもね、僕は思うんだよ、そういう力を持つにはそれなりに努力をしたわけじゃない？
だからそうして手に入れた力をどう使おうが勝手じゃないかなって。
力が欲しいなら頑張ればいいのさ、頑張らない人には幸せはないのさ。
結論、僕は魔法使いらしく傲慢であり続けよう。