みーもゆ、似せているのは、すがたも。
ちょっと、似せてないのも、あるけれど。



すがたを似せているのは、ちいさいころから。
すがただけを似せていくのは、うまれるまえから？

『だみーどーる』の、みーもゆ。
いろんなことを似せていくのは、思いのうまれるときから。
いろんなことを、思いはじめられるように、なったのは
いろんなことを、みていくのを、代わりにしていくことから、でした。

『だみーどーる』なのに、
いっしょに居るひとに似ていないのは、それから。
いっしょに居るひとと、いっしょに行かないひとに、似ているすがたに、なりました。

できないはずのこと、できるようにしてもらえたのは、
きっと、なにかにも似せてもらえたから？



はじめのおでかけ、つれていってくれたのは、しずく。
いっしょに行けなかったのは、ミオ。
生まれかたは、ちがうけれど、生んでくれたひとは、いっしょの、ふたり。

いっしょに行かせてもらえたのは、『ミオもどき』
おなまえ、つけられる思いの、そだつまえの、みーもゆ

すがたは似せているけれど、似てないところも、ちょっとあるの。
しっているひとが見たら、似ているって言われそう？

羽織は、ミオのまとう葉衣みたいに。
でも、似ているだけから、ちょっと歩きはじめた、みーもゆ。
髪紐に、ついている飾り、かたちは、しずく。
結いかたも、うしろでひとつだけの、しずく。

おそろいのこと、混ざっているのは、
ふたりからのも、混ざっているからって、言われちゃうのかな。