はちがつみっか

「パン」
「ごはん」
「こむぎこ」
「ぜんざい」
「おしるこ」
「しらたま」
「あげどうふ」
「ぐらにゅーとう」
「そばかす」
「ひもの」
「さかな」
「うなぎ」
「おにく」
「ぎょにく」

「「ぬめりのあるスルメ！！！」」

ハーメルンくんと　しんこうを　ふかめました。


はちがつなのか

新しいおよーふくが欲しかったり、欲しくなかったりしたのでシーヴさんにきいてみました。
「ちょっとそこのおにーさん、このマントに龍のししゅうはぬえるかい？」
「え、あぁ…縫えるが…（何だこの口調…）」
「ぬいなさい」
「えっ、あ、はい…」

りア　新しいおよーふくをゲット！

シーヴさんに感謝でございます





昔の日

私には幼馴染がいた。男と女。二人。
今ではもう会うことは無いだろう。
私たち三人は、それはそれは恵まれていなかった。
何にか？
一言で集約できる。
それは"環境"だ。
何がどうだったかは想像してもらえばいい。
筆舌尽くせばこの世界の時間が足りないほどのものだった。
私は、当時とにかく全てが納得行かなかったし、この世は理不尽で覆いつくされているなと痛感していた。
憎しみではなく、衝動としてこの世界を粉々に砕く夢を常に見ていた。
イメージしているのは、さらに子供だった頃に読んでいた絵本。
星々を渡り歩く魔女が、指先ひとつで全てを解決していく話。
魔女は悪者を倒し、大地を潤し、人を笑わせていた。
しかし、魔女には思想などはなく、ただの空っぽな、例えるなら嵐のようなものだった。
魔女は悪者を蘇らせ、大地を砕き、人を泣かせていた。
魔女は何も考えておらず、最後のページに星の王様と一騎打ちをし、そのまま燃え尽きた。
魔女が何をしたかったのかは最後まで解らなかった。

解らなかったが、あらゆる理不尽の中にいる私は、いつか魔女のようになれたらいいな、と思わずにはいられなかったのだ。