やった兵士を倒したよっ

ブランチマン様って誰なのかしら

ブランチ……食べたい

フィット○ーネグミでも食ってろ

私は持参したフォアグラおにぎり食べてるわね

コロス……我の食べれないブランチ全て、コロス……！

「………」

『失礼、挨拶が遅れた事をお詫び申し上げる』

『かの邪知暴虐の限りを尽くす王を断固として許さず！』

『こうして一揆の旗の元に集った貴公等を、不佞は同胞と呼ばせて頂きたい！！』

『そんなわけでこれからよろしくお願い申し上げる』

『（　・Ω・）ｂ』

ごめんて。動く案山子なんて見たの初めてだからさ

……ん、あー、なるほど、破損したら困るもんね。
……え、戦線って、一揆の？参加者？

いや、まあ、それくらいならお安い御用だけど。
自分の足で来て貰うか仲間がいるなら運んでもらってね？

……後、一応事前に聞いておくけど……。
例えばその胴体、そっくり別の素材にしたりしても。
あなたは『あなた』のままなの？

理解出来ればいいのよ。
ちえりは一度の過ちをネチネチ責めたりはしないわ。

そうね、そこまで乞われてはしょうがないし、ちえりも一緒に行ってあげるわ。
ありがたく思いなさい？

うーん……同行者だし教えてあげてもいいわね。

ちえりは魔王……の生まれ変わりよ！

今は人の身だけどね、封印された力と魂を取り戻したら、
比類なき強力な存在としてこの地に君臨する予定なの！

うう……星……きらきらして……

ふむ……申し訳ない、客人よ。
我が主は今気を失っておる。それに……暴発が止まらぬ。巻き込まれる危けドジャアアアーン

いや。誰にだって間違いはあるさ。
俺の方こそすまない。この右目が呪われたものだという自覚はある。
だが、俺が俺である限り、けして間違った道を歩みはしないよ。

おいおい、そんなに気負わないでくれ。
参ったな……ああ、そうだ。この前、練習試合に付き合ってくれたろう？
あれで貸し借りをチャラにしないか。

……で、ええと、カーキアス。あんたは、カカシ……で、いいんだよな？
あの、田んぼに立ってて、カラスを避ける、例の。

……なら、答えようか。

——『呪術師』、『ソルト＝エルト＝タクト＝アルトセルト』の『名』に於いて。

……『一つ目』。
勿論、『自分で作った』よ。丁度、よく血を吸った藁で出来た家が、近くに有ったからね。
その藁に『僕の髪』と『落ちていた髪』を混ぜて作った。
『呪ってくれ』と頼まれたから。僕は迷わずにそうした。もう、『死体に使える部品が残っていなかった』から、仕方ないだろう？

……『二つ目』。
『聞きたくないのなら耳を塞いで』？

在り来たりな手法ではあるけど、『五徳』は周囲にあった血で陣を引いて代用した。僕は『高下駄』と『護り刀』と『身代わり石』は使わない。『釘』はその家の近くにあった廃屋から調達した。態(わざ)と鬼門から方角を少しずらして、そこに有った『死体』の額に、編んだ藁人形を打ち付けた。大して新しい血は出なかったよ。
落ちていた布で『呼び紙』は代用したし、『金槌』は血の付いた石で代用した。
釘の本数は『全部で５本』。
それから、その死体の頭に打ち付けた人形に『口付け』を落とす。
下唇を触れさせたまま、『ごめんね』と呟く。『愛してるよ』と呟く。死体の頭を撫でて、『次は君の番だ』と囁く。『唇』を噛み切る。その血で『口紅』を引いて、左の頬にも印を刻む。もう一度『口付け』を落とす。一つは藁人形に、もう一つは『死体』の頬に。
多分、ここからは僕しかやらないと思うけど、それから『藁人形』を引き抜いて、『死体』の心臓があっただろう場所に置き直す。
髪を一房切り落として、それと並べて置く。『僕の事も殺しにおいで』と心を込めて呟く。出来るだけ関係の無い人の顔を思い浮かべながら、口元だけで嗤う。唇の傷を舌で押し広げて、涙を一筋だけ流す。『四つ目』と呟く。『一つ目』と心の中で唱える。残りの『作法』は、『僕に呪いが帰って来るように』省略した。
後は、『呪い』が終った事を確認して、持ってた燐寸(マッチ)で家ごと火を付ける。
……ちゃんと、全部が灰になるまで、『僕は見て居た』よ？

……『三つ目』。

——その『答え』を訊きたいのなら、まだ君に『代償』が足りない。

……『彼女』がどうなったのか知りたいのなら、『僕に触れてご覧』？
此処からは、『君が決める』事だ。

……大丈夫。まだ、『カナ・カナは此処に居る』よ？

チュン、セイレーンは絵本でお婆ちゃんが読んでくれて知ってるチュン

むかーしむかしあるところに。この後我は一粒一粒熱心に麦を食べて絵本を聞いていたチュン

肝心の内容覚えてなさそうな言い方だよね

我の記憶力は鳥頭なり

あら、セイレーンがいるじゃない。
捕獲してちえりの下僕にしようかしら。

これと！　同じものを二つ。これに似るものを三つ。これに近いもの一つ。我が名一つの七つを以って、天を冥土に入らしむる。私の真髄、国家の威信がかかってるんです！　負けられません！！

「………。」

『我等が同盟に対抗する、好戦的勢力を発見。可及的速やかにこれを打倒し、排除とする』

聴いてください私の歌 ——— 『♪いつまでも前奏』 ———

聴いてください私の歌 ——— 『♪いつまでも前奏』 ———

この城を・・・？・・・まぁ勝手だが、簡単ではないぞ。

生き急ぐなよ、童よ

いや敵エンブリオと比べると君のほうがよっぽど若いよ

あなた生後一年あるかないかではなくて？

何匹集まった所で雑魚は雑魚、ちえりの足元にも及ばないわね。

得るものなく、手にする栄光のない勝利を彼は掴む。黒色太陽欺くことなく、彼の道に悪業はなし。私の……勝ちだ！　です！

「………♪」

進発か

さあ、こんな所で留まっていないで、さっさと進むわよ。

なんか見つけたけど

必要チュンね

チワワバイクに入れておくけど……ってチワワバイクのノミ凄いな。洗ってやれよ

ちょうど小川だしクルッポー

もっとちえりにふさわしい、素晴らしいアイテムがほしいわね。

輝くものを嫌うアクヴライシーニェ、揺るがすことなく生まれ出る。導きに従い拾い上げるか、導きに逆らい捨て果てるか。得る光明は解き得ぬ謎……これ……なんですかね？　拾ってみます？

「♪」

『明日への活力である』

交流試合だし、私たち妖精はスキル放出に専念するよ

うむ、では。我が力を思い知るがいい……チュンチュンチュン

こちらの方が人数が多いからといって、ちえりは容赦しないわよ？

完膚なきまでに叩き潰してあげるわ！

嵐と豪雨と雷に荒らされる秋の庭で新しい花々がその血を啜って喰らう命は仇敵の神秘なる糧。戦うからにはまかけませんよ！　軍人ですから！　……負けませんよ！　軍人ですから！

「………。」

『我等が明日のため、日々の鍛錬に協力を感謝する』

『しかし、断固として！勝利をつかむのはこの拳であることを努々忘れぬよう！』

神様見てて！　あたし・・・がんばるからね！

オッス、よろしくスマッシュＴＶ！