〜要は本編のないおまけのようなもの〜

〜ハシビロコウ　概要〜

バカでかい嘴、パースのおかしい脚、角度で印象の変わる瞳瞬膜つき、
巨大で荘厳な灰がかった翼、そして……アホ毛

・ハシビロコウは分類学上コウノトリ下位に分類されることが多いが、
近年のDNA分析による分類ではペリカン類に近いことが分かってきており、
その他、サギ類に近いという説もあるぞ、要するによくわかってないんだ！
ちなみに動物園とかではフラミンゴと一緒に飼われてたりするぞ、ミステリアスだぞハシビロコウ！！
（クツイシさんはハシビロコウではなく、ハシビロコウ人間だぞ）

・寿命も正確なことはわかっていないが、人間飼育下では40歳以上生きるケースも確認されている！！
ちなみに加齢に伴って瞳の色が変わっていき、若い頃は金色で歳を重ねると透けた青色になる、
中二病もはだしで逃げ出すぞハシビロコウ！！
（クツイシさんの瞳は……実はまだ決めてないぞ）

・ハシビロコウの大きな特徴の一つ、それはとにかく動かないこと！
あまりの動かなさに撮影していたテレビ局のカメラの故障を疑われた逸話は有名だ！
餌の少ない「うがんだ」でエネルギーを温存するためか、
または主食のおさかなを狙う際、派手に動くと逃げられてしまう故
ひたすら待つことでチャンスを手に入れるため、まるで動かない鳥になったという話だ！
数時間は余裕で1mmも動かないし、嘴に藻が生える程度に年中微動だにしないぞ！
スケッチには最適だぞハシビロコウ！！
（ちなみに人間飼育下ではそれなりに動く。ので結構楽しめるらしい。
　そう考えるとクツイシさんはすごくアグレッシブだぞ）

・ハシビロコウは動かない上にまるで鳴かないぞ！！
その代わりに嘴を叩き合わせて音を出す（クラッタリング）ことで意思疎通を図ろうとするんだ！！
人間に慣れている場合、飼育員におじぎをしたり、クラッタリングをしたりするぞ！
愛嬌を振りまくことも忘れないぞハシビロコウ！！
（クツイシさんは本当よく喋る。……照れるとクラッタリングもするらしい）

・ハシビロコウは動かない割には飛ぶのも上手だぞ！！
数kmは飛行できるって聞いた気がする！！しかし翼長2mの翼広げて飛び立った日には、
もうラスボスにしか見えないぞハシビロコウ！！
（クツイシさんはあんまり飛べないぞ。でも翼はバカでかい）

・そんなおっかないナリだが現在某地球でのハシビロコウの数は減少する一方で、
絶滅危惧種としてレッドリストに載せられているんだ、悲しいことだね、
主に狩猟方法をもうちょっと工夫してもいいと思うんだ……
でも君のそんな不器用なところが好きだよ……ハシビロコウ……！！

クロウは気になる様子でまじまじと見ている・・・