ポポロ(5) からのメッセージ >>
*
一揆がはじまり、数日が経った。
リチェッタの店内は相も変わらず盛況で、しかしどこかよそよそしい空気がテーブルを跨いだ先に確かにある。
まあ、無理もない。
出会って数日の他人に、全幅の信頼を寄せることなどできはしないのだから。
だが、忘れないで欲しい。
今あなたが感じているぎこちなさは、他人に対する興味でもあることを。
きっともう、他人ではなく顔見知りぐらいには、なれただろうから。
——しかし神様には、そんなことは知ったことぁないのだ。
粛々とした交流も、仲良くなる手順も、絆を深める探り合いも、煩わしいとばかりに蹴散らしてしまう。
足音どころか、叫び声まで聞こえてきた。
嵐がやってくる。
無論、嵐の後は晴れ晴れとした夏空が待つのみである。
*
■入居者さんのご挨拶!——改め、SummerVacation!!■
そう言ってポポロは、両手に掴んだチラシを掲げて見せる。
文字が小さくて見えない。辛うじて読めたのはポポロの近くにいる者だけで、そこにはこう書いてあった。
[SummerVacation]
昼は浜辺や森林浴。夜は屋台に花火。
海とか花火とか水着とか浴衣とか、なんか夏ぽい感じでヒャッホイしましょう。
奇天烈な叫び声をあげたポポロが、持っていたチラシを頭上に放り投げる。
それはどのような奇跡か。宙舞うチラシがみるみる大きくなって巨大なポスターになり、リチェッタの壁に張り付いた。
さらに指を鳴らせば、すべてのテーブルの上に先ほどのチラシがひらりと置かれる。
やりたい放題である。
言うだけ言って、酔っ払いのような足取りでポポロはカウンターへ向かっていく。
そんなわけで、どうやら夏祭りがはじまるようだ。
まだ期限はある。仲のいい者、気になる者を海や花火に誘ってみるのもいいかもしれない。露店や屋台を開くのも面白そうだ。
——どこかから、セミの鳴き声が幻聴こえてきた。
■サマバケ! リチェッタ特別出張所■
■食堂施設スタッフ募集■
スタッフ候補:らすぬこ(116)、アムル(118)、トシ(381)、ぐり(770)、サヨイ(1572)、クロシロ(1962)
——いいんかい。
■ ▼ネルケ(154) ■
■ ▼オリヴィア(773) ■
■ ▼ヴァルト(1038) ■
少しだけ考える素振りを見せてから、にぱっと笑い、
ピア(6) からのメッセージ >>
■SummerVacation!!〜サマバケ! リチェッタ特別出張所■
■ ▼入居者さんのご挨拶!▼ ■
賑わいを見せるリチェッタ。新たに入った注文に応えながら、
ピアはふと考え込むような仕草を見せた。
こくりと、そこが重要であるかのように頷きながらそんなことを言う。
…きっと就寝前にコーヒーを飲んで眠れなくなったことがあるんだろう。
そんなことを言いながら水の入ったコップを並べた。
緩やかに過ぎて行く時間。
やがてそれは夏の訪れ、その大波によって彼方へと押し流されてしまうだろう。
足音が近づいてくる。
「楽しいこと」を腕いっぱいに抱えた神様は、きっと人々を待ってはくれないのだ。
アムネジア(40) からのメッセージ >>
ぐいぐいと部屋の隅へ異形を押しやる。
『リチェッタ』では別の異形がコーヒーを飲んでいた。
触手で器用にカップを掴んでいる。
シャルロッテ(55) からのメッセージ >>
雪華(81) からのメッセージ >>
らすぬこ(116) からのメッセージ >>
アムル(118) からのメッセージ >>
■入居者さんのご挨拶!■
■食堂施設スタッフ募集■
エリア(143) からのメッセージ >>
カフェで寛いでいる。
ネルケ(154) からのメッセージ >>
ハヤト(202) からのメッセージ >>
クロエ(234) からのメッセージ >>
クロエはポポロのほうを見ながら戸惑いつつも、流れに任せて自己紹介を始めた。
早口気味にそうまくしたてると、息を切らしたのか飲み物を探そうとまわりを見回している
ちな(266) からのメッセージ >>
張り紙を見ながら独りごちる
クーリア(280) からのメッセージ >>
ハディート(289) からのメッセージ >>
店内を駆け回る、ハディートがタンポポ荘に入居したいと思った際、話し掛けた女性。
ハディートは彼女——ポポロ——を目で追った。
色んな方が居た方が楽しい、という言葉を受けて、ぽつりと呟く。
人間ではない、自分自身何者か分かっていない自分でも、大丈夫なのだろうか。
陽だまりのような女性を目で追っていれば、カウンターの奥に居た女性——ピア——が視界に入った。
周囲と距離を置くように隅に居るが、話し掛ければ答えてくれるのを見て、勝手にそう結論付ける。
>アムネジアさん
人間に見える少女の後に続く、見た事もない容姿をした相手に目が釘付けになった。
自分と同じく人間とはかけ離れた姿をしている相手に、怖いと思うよりも興味を持ったようだ。
>アムルさん
皆と仲良くしたい、と自分と同じ事を思っている人が居て、
何故だか嬉しくなったハディートは発言をした少女に話し掛けた。
一方的に話していた事に気付き、反省する。
>ヴァルトさん
父親に付いて鍛冶屋を覗いた事があるが、武器を用いる戦闘職に就いている人以外にも、
ナイフなど日常的に使われる刃物も扱っているため、村人達に親しまれていた事を思い出す。
ふと聞こえてきた言葉に視線を動かせば、確かに張り紙にはそう書いてあった。
ハディートはんー、と唸りながら考え始める。
自分ではろくに役に立てないだろうと思い、しょんぼりする。
勢いで出た言葉が思った以上に大きく聞こえ、自分がしでかした事に途端に焦りを見せる。
クイトに言われ、恥ずかしそうに両手で顔を覆った。
PL:長文失礼しました。日記でタンポポ荘について触れてみました。
ロロム(403) からのメッセージ >>
(周りを見渡して—)
■ ▼ポポロ(5) ■
エル(463) からのメッセージ >>
飴造(493) からのメッセージ >>
そう言うと真正面からすずめ目掛けて駆け出して行った
二人とも脳内に響いた声に気が付いてない様子だ
ユキシロ(500) からのメッセージ >>
賑やかな一団には人以外の者も多数居り、その大半は涼夜の判らない生物、種族だった。
がやがやとした様子が気になったのか、フードの中に押し込んでいたミケが顔を覗かせていたが、涼夜は特に何もせず、前髪を踏まれるままにさせている。
ぼんやりと、店内の雑踏に身を任せるようにして穏やかなランプの明かりを見つめていた。
暖かくて、どこか懐かしいような光だ。お店の中を薄ぼんやりと照らしている。
遠くからは楽しげな会話と、自己紹介をして話の輪に加わっていく様子が音楽のように流れてきた。
涼夜には段々とそれが知らない言語のように聞こえ始め、うとうとと船を漕ぎ出している……と、普段と違った様子のポポロの声が聞こえてきて、意識が浮上する。
何かが始まる予感と共に、涼夜は塞ぎかけていた目を開けた。
シトロン(556) からのメッセージ >>
■入居者さんのご挨拶!■
ビス(595) からのメッセージ >>
マクリオン卿(603) からのメッセージ >>
【入居者さんのご挨拶!】
【食堂施設スタッフ募集】
スズメ(620) からのメッセージ >>
窓枠でスズメが反復横跳びしている。
ニケ(747) からのメッセージ >>
ルカ(861) からのメッセージ >>
──と、思いこそすれ、あっちへふわふわ舞うように、こっちへぱたぱた飛ぶように店内を駆け回る彼女を呼び止めるのは難しく、捕まえるだなんて以ての外だった。
そうこうしているうちに外へ飛び出していくのを見れば、あちゃあ、ってな具合に、へにゃりと笑ったりして。
一方、賑やかな店内で、探していた少女の姿を見留めれば、シズの足はそちらへ真っ直ぐに向かった。
傍に、彼女のエンブリオの姿もあると気付くと、僅かに、目を細める。
エンブリオの他、彼女の傍に誰も居ないのなら。
彼女の隣の席に腰掛けるんだろう。 誰も居ないうちに。
ツヅミ(882) からのメッセージ >>
アマリア(931) からのメッセージ >>
扉を開けて入ってきたのは、一人の小さな少女。…と、一匹の小さなアニマとフェアリー。
サイドで一つに結った銀髪が、彼女の頭の動きに合わせてぴょこんと揺れる。
少女が足元を見遣ってそう言うと、アニマは彼女を見上げて頷いた。
ジャック(970) からのメッセージ >>
■ ▼アムル(118) ■
ジャックは丸い体を持ち上げて背伸びをした。
■ ▼クーリア(403) ■
■ ▼雪菜(329) ■
■ ▼スズメ(620) ■
■ ▼ボチ(1824) ■
ジャックは隣でぼいんぼんと跳ね始めた!
さねいま(991) からのメッセージ >>
試しにお盆に乗せた巫巫巫を持たせてみた…
どうやら手で持つよりアホ毛で持った方が上手く運べるようだ…
端から見るとお盆がフワフワと動いているように見える
…気付けばその傍に何かがいた…
みょん(1016) からのメッセージ >>
ベル(1107) からのメッセージ >>
生駒(1151) からのメッセージ >>
アンジェ(1300) からのメッセージ >>
断りを入れると女は近くの空いている席に慎重に腰を下ろした。鎧の触れ合う音が小さく響くが、椅子の軋む音はしなかったようだ。そして店内を一度見回し、テーブルの上のメニューを手に取る。恐らくはこの場の大勢が飲んでいるのであろう名物——彼女は"コーヒー"というものが何なのかわからなかったが——"タンポポコーヒー"を注文する。そして首元のネックガードを取り外し、もう一度息を吐いた。
彼女の目は辺りに居る他の人物に向けられる。服装も何も異なる人間に、今まで見たことの無い種族も複数。挙句の果てにはねずみやすずめまでも目に入った。一体どういうことなのか…。
【食堂施設スタッフ募集】
女は壁の張り紙に目を留めた。
そこまで言って気付いたようだ。
自然、その視線はもう一人の主人と思しきピアンタへ向けられる。
エシャロット(1335) からのメッセージ >>
■入居者さんのご挨拶!■
はりきって自己紹介!ドジュウッ!
エシャロットの肩が少し焦がされた!
■食堂施設スタッフ募集■
イグニは炒飯や野菜炒めなど、火力を活かした料理なら作れます。
エシャロットも、大して調理時間のかからないものならそれなりに引き受けてくれそうではある。
芋を使った料理が得意。
>>ポポロ(5)さん ピア(6)さん
少し不安が残る受け答えである…。
ちこ(1390) からのメッセージ >>
一路(1397) からのメッセージ >>
サヨイ(1572) からのメッセージ >>
ユーリィー(1610) からのメッセージ >>
【入居者さんのご挨拶!】
どこからともなく妖精がマッハで飛んできた。
悪戯妖精はニヤニヤしながら天井を飛び回っている。
ア華ネ(1733) からのメッセージ >>
ボチ(1824) からのメッセージ >>