No.1700 翼休めの茶館INDEX >>
[設立者] ENo.1700 雛神 このみ

その店はぽつんと建っていた。
年季の入った木造のそれは温かみがあり、綺麗に装飾が施され、
古臭いイメージではない。

見る人が見れば関心を引きそうな茶館だというのに、
店内にはお客の姿は見えない。

店内には一人の少女がテーブルで何かを書いている。

その少女はふと、顔を上げる。
あなたと視線が合った少女は柔らかな笑顔を浮かべた。


そこはひっそりと佇む不思議な茶店。



—————————————

恐らく身内用のコミュになるかと思います。

準備中。



参加者からのメッセージ

このみ(1700) からのメッセージ >>
由依 >>
いやー……やっぱりこの時期だと実感しちゃうわよね
イヴ >>
何がですか?
由依 >>
夏といえば怪談。いやもうね、表情一つ変えず、こう滑るように接近されると言い表せない恐怖がすんごいのよ。触られただけで即死!みたいな
イヴ >>
誰が、というか何が……とは言及するのは避けておきますね。私も怖い思いはしたくありませんし……
由依 >>
触れてはいけないものってあるわよねぇ……
イヴ >>
そうですね
由依 >>
って、和やかに会話してる場合じゃねー!
由依 >>
怪談で思い出したわ!貴女、アレはどーいうことなのよ!
イヴ >>
アレ、と言いますと?
由依 >>
あそこ!今、モップ持って床拭いてるアレ!何で骸骨がメイド服着て掃除してんのよ!
イヴ >>
可愛くないですか?
由依 >>
微塵も可愛くねーわ!怖いわ!というかあんなの動いてたら誰も此処に寄り付かないわよ!?
イヴ >>
そうですか?あの子、健気ですよ?
由依 >>
知らないわよ、んなこと!アレだけじゃないわよ、厨房でも似たようなのが鍋かき回してたけど此処は何?ホラーハウスでも目指してんの!?
イヴ >>
普通の喫茶店を目指してますけど……
由依 >>
最早普通じゃないんだけど!喫茶店だった場所に蔓延る魑魅魍魎の巣窟みたいなんだけど!?
イヴ >>
ですから、少しでも可愛く見れるようにメイド服の着用を義務化して————
由依 >>
それがまた別ベクトルの怖さをかもし出してんのよ!やめさせなさいよ!
イヴ >>
で、ではメイド服はやめて割烹着に……
由依 >>
そうじゃなくて変なのに店員やらすなっつてんでしょー!
イヴ >>
でもですよ、お姉様
由依 >>
あによ?
イヴ >>
現在うちに人を雇用するほどの資金がありませんし。でも何かと人手は要りますし……
イヴ >>
で、考え付いたのが『私の力で何とかすれば良いや』でしたので。こうなりました
由依 >>
おーけー、解った。解ったから即刻やめなさい
イヴ >>
やっぱりダメでしょうか?
由依 >>
ダメに決まってんでしょうが。資金を得る前に潰れるわよ
イヴ >>
しかし、やはり私たちでは手が回りきらないですし……
由依 >>
安心なさい。私は似たような状況でもうまく回してたわ
イヴ >>
さすがお姉様ですわ。出来ればお知恵を貸していただけるとありがたいのですが
由依 >>
なーに、とっても簡単な話よ
由依 >>
善意のボランティアにまかせる!
由依 >>
これが結構勝手にやってくれるので放っておいても大丈夫。自慢じゃないけど私は自ら何かを頑張った記憶なんかない!
イヴ >>
しかし、それはその時たまたまやってくれる方がいたのでは……
由依 >>
はっはっは。安心なさい。昔も今も変わらずそこにいるわ
由依 >>
スーパー世話焼きのこのちゃんがね!
イヴ >>
あー……なるほど
由依 >>
あの子は何だかんだ言いながらやってくれる非常に優秀な子!たまに私がそう仕向けていても文句一つできちんとこなしてくれるし、何より私はあの子で遊べればそれで満足だったし!
イヴ >>
…………
由依 >>
ああ、でもアンタはこのちゃんで遊んじゃダメよ。あの子をおいしく弄れるのは中々の高スキルが必要なんだから————って何指差してんの?後ろ?
このみ >>
…………
由依 >>
ぎゃー!振り向いたらそこにいた系恐怖!心臓の弱い子にはマネすんなー!?
由依 >>
あれ?なんで私引きずられてるの?どこいくのこれ?あっれ?すげぇ力強い!?に、逃げられない!?やだ、この先の未来、想像したくなーい!何となく解っちゃうバッドエンドフラグ!
イヴ >>
解ってはいましたけど……このみ様も大変ですね
イヴ >>
それでもお姉様が楽しそうで、私はそれだけで十分ですけど
由依 >>
綺麗に締めようとすーるーなーぁぁぁああああ!?うそ!?それは流石に洒落になんな—————!

あそぎ(1134) からのメッセージ >>
あそぎ >>
イヴ殿、由依殿それから店長のこのみ殿か。
挨拶が遅くなった。私は阿僧祇と言う。
かなり遠い所にある社に仕える者だ。
あそぎ >>
それからこの、どこにでも転がっていそうな
おおよそmobキャラにしか見えない小僧がタケトと言う。
残念ながら私の契約者だ。
タケト >>
なんて紹介の仕方してんだよ!するならちゃんと紹介しろよ!
タケト >>
ってか、ちゃんと自分で言うから良いよ。
えーと・・・村の代表として一揆軍に参加してますタケトって言います!
こいつが言う事聞かなくて苦労してます・・・
あそぎ >>
あぁ・・・村の事は聞かないでやってくれ。
mobキャラ同然なので村の名前などの詳細設定は決めて貰えてないようだからな。
タケト >>
なんかその言い方、いちいちカチンとくるんだけど
そもそもmobキャラってなんだよ?
あそぎ >>
んー・・・どう説明したら分かりやすいか・・・
Mobile objectまたはMovable object(動く物体)
簡単な話、お前はマンガの背景キャラやゲームの障害物程度の扱いと言う事だ。
タケト >>
酷い扱いだなおい!
それが自分の契約者の紹介に使う言葉かよ!
あそぎ >>
あぁ、そう言えば・・・このみ殿は体調でも崩されているのかな?
それとも何かショックを受けるような事でも?
前回の登場した姿が『どこかのジョー』よろしく燃え尽きて灰のようになっていたようだったが・・・
タケト >>
いきなり話の方向を変えるなよ!
mobキャラウンヌンの話はどうなったんだよ!
あそぎ >>
タケトよ・・・まだそんな事に拘っていたのか?
タケト >>
まだって言うか、その話の真っ最中だっただろう!?
あそぎ >>
そうか・・・では、タケトに悲しい真理について告げねばならんな・・・
余り気が進まないのだが・・・
タケト >>
な・・・何だよ、その『悲しい真理』って
あそぎ >>
これが『愛の深さの違い』と言うやつだ。
我々にはどうする事も出来ん・・・諦めろ
タケト >>
意味が分かんねーよ!

封真(1880) からのメッセージ >>
茶店の扉の隙間から、黒と銀の獣人二人が顔をのぞかせる。
見覚えのない、桃色の髪の少女を見つけ、店内に入るのを踏み止まったのもつかの間
銀髪に黒いリボンの少女をみつけると扉を開けて入ってきた。

封真 >>
知った気だと思えば……やっぱり、お前ェらか。
衛智 >>
ぉおッ、魔女さんと、あれ?ちっこい、このみさんみたいなのがいるさねッ
封真 >>
……話きいてなかったのか、お前ェ……。
封真 >>
あれはそのものだとよ。
衛智 >>
えーッ!このみさん、確か……。
この間あった時はオレっちのがちょいと大きい位の身長だったのにさ。
言いつ、黒虎は自分のデコの辺りへ手でひさしを作る。
そのまま玄関先で、魔女とこのみとイヴ、三者のやり取りを見やると
ひとまず、こちらに気が付くのを待つ二人。
衛智 >>
って、封真はあんまり驚いてないさね?
封真 >>
……俺は大概、気でわかんだ。おめーもちゃんとやりゃ解んだろォが。
衛智 >>
むー、それはそうなんだけどさッ
オレっちのは封真のみたいに普段から使ってる訳じゃないしさぁ
衛智 >>
んー、封真。この店すんなり見つけたけど。気で追ったんさ?
封真 >>
んな面倒クセェことしねーよ。無駄に疲れるだろォが。
……聞いただけだ。同行する奴らがここにいるってェよ。
でも、追う事もできるんさね、と一人ごちる黒虎にだんまりを決め込む銀狼。
衛智は、店内を見渡して。やはり銀の耳付きの女と何やらやたらと叫んでいる少年を見つける。

衛智 >>
じゃあ、あそこで飲んでる人達も一緒にいくんさね。
封真 >>
さぁな。
衛智 >>
すごい酒クサいさね。
封真 >>
あー……。
皆までいうなと目で制する封真。じきに慣れるだろうと決め込む。
それに衛智はというとこのみににじり寄られる由依を眺めて、そうさッと声を上げると。
きっと魔女さんならなんとでもしてくれるさねッと魔女の元へ伝えに走った。
封真 >>
……確か、4組で動くってェ話だったが、最後の奴らは来てねェのか。
封真 >>
ま、ここで落ち合う必要もねェか
ぼやくと封真は玄関に最も近いカウンターに座る。
横目で呼びに行った衛智の方を見やると、丁度こちらの顔を見ながらイヴに話かけるのが見えて
銀狼は片目を跳ね上げ、腕を組んだ。



参加キャラクター : 4名

ENo.1700 雛神 このみ夏名いちと
ENo.1041 イクサ+ティカエカテリーナ大尉
ENo.1134 阿僧祇まんた
ENo.1880 封真大神