しゃちょうにっき３日目


社長は新たなエンプリオと契約を結んだ

化け物が来た・・・。
おっぱいボイーンなオネーチャンが来てくれると思ったのに・・・。


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ケットシー２匹を同時に相手にして得たもの、それは

という実感だ。


自慢じゃないけど、最近のわしは筋肉の衰えはかなりなものだ。
階段を上がるだけ息切れとかざらで、全力疾走したらゲロをはく。
そのレベルの引きこもり生活を続けていた。

にも関わらず、ケットシーという魔物相手に、１対２の状況で勝利をつかむことが出来た。
しかも余裕で。

周りを見てみると他の参加者も同様だった

明らかわしより強い人も、わしと同じぐらいの強さ。
わしと同じぐらいのアレな人も、わしと同じぐらいの強さ。
肉体差で若干の違いはあれど、ほぼ強さになっていた。


ここから得られる結論は
"この世界にいるものは肉体的な強さは均一化され、契約したエンプリオの力のみが反映される"
ということになる。

わしは思わず叫んでいた。

そう、子どもの時は誰もが似たより寄ったりの能力なのだ。
そこからどういう行動を取り、どのような能力を身につけたかで人生の成功者となるか敗者となるかが決まる。

つまり、能力のリセットは人生のリセットなのだ。


今までソレをしたいと何度かんがえたことか。
成功者になりたいと何百回おもったことか。
今回はそのチャンスが回ってきたのではないだろうか？


・・・・・・・・・・・・

わしは荒ぶる心を落ち着け、もう一度周りを見た。

力が均一化されているならば、これからの行動で差がでるということだ。
自分を高める行動を取ったものがこの世界の成功者となる。
ただし無駄は許されない。

無駄をしないためにはどうすれば良いか？
簡単である。情報を集めればよいのだ。

とわしは感じていた。


ならば、今すべきは情報を集めることだ。
まずはパーティのメリットを早めに知っておきたい。

その時ちょうど、パーティの募集をしていた女の子がいた。
しかも一時的なパーティらしい。わしにとっても好都合な話だ。

わしは彼女に声をかけるために近づいていった。

　次いで、何かを思いだしたように手を口元に当てて、

　つまり、働かざる者食うべからずである。