私は酒場で軽食を取りつつ、めぼしい人材について考えていた。

まずは生存性を重視すべきだろう、となるとヒーラーは必須だ。
次には敵を引き付ける壁役だ。後衛への攻撃は出来る限り減らすのが理想である。
となるともう一人は物理攻撃か。私物理はダメだしな、うん。

以上を満たしつつ、腕の立つ人材を探すとしよう…………

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結論から言うとまぁ、うん、見つかった。

山奥から来たという、アムルイ・パセニシパ。
正直何を考えているのかはわからない、が。
話が通じない相手でもない常識人だろう。

次に星術師アイサ・ビント・マーシャル。
星を見るとかなんとか言うが、正直私にはよくわからん。
何を考えてるかもわからんし、今日も契約するだけして部屋へ戻ってしまった。

そして……度竺 蛍。
私と同じ鎌を持つファ……ファイターなのだろうか。
何を考えてるのかわからないが所構わず寝ようとする、というか何故枕を持ってるんだ、枕を。

以上の３名である。心強いパーティになるだろう、多分、きっと、希望的観測。


あれぇー……


誰ひとり考えてることがわかんない。