◇Eno.1294さんのお名前が出てきます。

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紅玉の頃/蝶が舞う日

そうじゃなくて。するつもりは無かったんだ。

猫娘こと、「ぬい」は誘われるようにふらふらと寄ってきた。
フレリアが良い匂いでも出していたのかな？
……こう、お腹が空く感じの。

気付けばピクニックの流れになっていたのだが、誘った彼女は広場から動く気配が見られない。
とても、とても居心地が良さそうだ。多分このまま放っておけば寝ちゃうだろうな。
見たところ、彼女はマイペースな性格らしい。


でも城門を潜っているし、きっと彼女も一揆の参加者だとは思う。
一緒に行けたりしないかな…？


■お魚少女メモ３
フィッシュスメル。生臭いわけじゃなくて。

「君もどうかな？」と、進路を指してわんこは誘うのでした。

感嘆の声をあげて、ぱたぱたとトレノに駆け寄って来たのは、一人の少女。

それから彼女は、傍らに居るであろうフレリアへと視線を移す。