打ちこわしだったかなんだったか、この集まりはなんだったっけ。
とりあえず、試験みたいだったおじさんと手合わせをしたらお花がもらえたのでした。

終わった後に、その一連の作業をぼんやり見ていたけど、コルリのあともなかなか終わらなくて、最終的に一体何人いたのか、はっきり分からないです。
おつかれさまきんにくだるま。


「それにしても、まんださんの力を戦いにつかったのははじめてでしたけれど、っていうかこういうのってはじめてでしたけど」

城門の見える広場で座りながらぽつりぽつりとつぶやくように。

「あんまり、強い感じはしねーんですね。知らなかったですよ。」
うへへっと笑みをひとつ。まぁ話したところで胸の奥から返事はないんですけれど

「まー、今までキツネビ手伝ってもらったりしてたくらいだったから、これからですよね。」

胸に手を当てると、ほのかに暖かさを感じる、ような気がするのです。これでお互いがまだ切れていないことがわかるのでした。

「一緒に頑張っていきますよ、まんださん」


さてさて、攻城とはいっても何をすればいいんでしょ。
向こうに水の音が聞こえるから、あっちに行ってみましょう。ゆっくりのんびりれっつらごーです。

パーティから離れ、一人の少女があなたに話しかけてくる。