メルンテーゼ、と呼ばれる世界にやって来た。
国の王が酷い政策をしているらしく、街の至る所では反抗の兆しを見せていた。
冒険者達も既に大勢参加し、大規模な戦闘になりそうだ。

今、私もその中にいる。
報酬が欲しかったわけじゃない。ただ、いつものお節介がそうさせた。

前の世界での別れから数ヶ月。
頭の飾りを指でなぞり、腰に添えられた花は風になびいていた。
遠くの空に親友の顔を思い浮かべ、これから長くなるであろう争いに不安を感じずには居られなかった。

「しっかしこのあたりは随分と人が集まってるなぁ…、まさにこれから一揆が始まるって感じだっ」
メルンテーゼにやってきたばかりの一人の男は、多くの人で賑わうその場所をまわっていた。
ルリアンナからは同じ一揆に参加する人間同士、挨拶なり情報交換なりは済ませておいたほうがいいとすすめられていたようである。

どこからともなく、あなたの下へと走ってくる子供が一人

どうやら何かを探している最中に、ふとあなたの姿を目にして駆けつけた様だ。

久しぶりに会えたのが嬉しいのか、彼の顔には感情が率直に出ていた。

彼はあなたの反応や近況が気になるようだ。

（PLめっせーじ！　迷って３６０度くらい頭捻って考えたけど結局突撃することにしました！こちらでもよろしくですよ！・・・ただ、割と落としちゃうかもしれないのでそこだけご了承くださいーです！

貴方に馴れ馴れしく話しかける目玉つき三角帽子が一体。
目玉帽子の下。金髪の女性が眉をひそめて口を開いた。

帽子の瞳を少し細めて、エルは懐かしそうに貴方を見つめます。

そこで、あ、と思い出したかのように自らを頭に被る女性を紹介する。

シィと呼ばれた金髪の女性が不機嫌そうな声色で呟く。

木の上でスズメが鳴いている。

そのスズメは、いきなり脳内に語りかけてきた！

どうやら、人が沢山いるため、お祭りとおもっているようだ。
　

スズメはそう言って、しきりに小首をかしげている。