|
「基本行動」を確認! 「攻城戦」を確認! |
一揆参戦 1日目! - Diary |
<< 第0回 第2回 >> |
第0章 まいかちゃんの受難、その序章 ここはとある小学校。 なんの変哲もない、都会でもない、田舎とも言い切れない、そんな半端な街に存在する、至って普通の小学校です。 おやおや、その中から、今日も元気な子どもたちの声が響いてきますよ。 「ほら男子ー!さっさと掃除しやがるですよー!」 その一年三組。メガネをかけた少女が一人、モップを手に叫んでいました。 彼女の名前は渡瀬苺香。ごく普通の小学校一年生です。 「うるせー男女ー!」 「真面目気取ってうぜーんだよー!」 「だいたい口調おかしいんだよー!」 声を向けられた男子たちが、口々に不平の声を上げます。 男子たちは掃除をせずに、雑巾を使って蹴鞠だかサッカーまがいのことをしていました。 「黙りやがれです。そんなまねごとするより、早く掃除終わらせてちゃんとしたのを校庭でやったほうがいいに決まってんじゃんです」 苺香はモップを器用にひゅひゅん、と回して男子に向けて言います。 一年生は掃除が終われば学校はおしまい。 あとは放課後遊びほうけるだけなのです。 「だって掃除とかつまらないしー」 「そんなこと言うなですよ。きれーになるのは楽しいです」 モップをまたくるん、と回して床にべちゃりとつけると、苺香は床磨きを再開します。 * 「ねぇ、アノ」 「なぁに、ねえさま?」 「マイカも、そろそろいいころだと思わない?」 「いいころ……?なにがかしら?」 「それはもちろん、ぼうけんだよ!」 「あ、そうね!あたしもねえさまも、だいたいあのくらいにぼうけんしたわよね!」 「マイカもしたら、きっと楽しんでくれるとおもうよー」 * 「さっさと終わらせてサッカーするです!今回も負けねーですよー」 「ちぇっ、しょーがねーなー」 「まいかは強いからな、女のくせに」 ぶーぶー言いながらも、男子陣は掃除を再開します。 きゅっきゅっ、だだだだ、と床を走り回りながら拭く音が、教室に響きました。 「まいかはモップ使ってずるいぞー」 「数が少ないんだから早いもの勝ちに決まってんです」 * 「でもねえさま、どうやってぼうけんさせるの?」 「それはこう、てきとーにいせかいとかに……?」 「そうかんたんにいくかしら」 「うちっちとアノの力でてきとーにやればきっと、どこかにはつながるよ!」 「うふふ、それもそうね」 「そうと決まったら、さっそくじゅんびじゅんび」 「わくわくしてきたわ」 * 「わっとと……いてっ!」 「ひゃあっ!?」 どすんっ、かしゃっ。 雑巾がけをしていた男子が、勢い余って苺香に衝突しました。 かしゃっという音は、その拍子に苺香のつけていたメガネが、床に落ちた時のものです。 「あ、あわわっ……な、何も見えねーです……」 苺香はふらふらとしながら、四つん這いに屈みこんで落ちたメガネを探します。 苺香の目はとても悪く、メガネをつけていないと何も見えないくらいです。 「ほらほらそこ、足元だよー」 「ちゃんと拾えるー?」 悪戯っ気たっぷりの小学生たちは、あえて拾ってあげようとはしません。 苺香が必死にメガネを探す様を、楽しんで見ているのです。 「うー……拾ってくれたっていいじゃねーかですよ……」 * 「ここをこうして、あーやって……」 「ねえさま、道具のじゅんびはできたかしら?」 「ばっちりだよー!アノの方はどうー?」 「うーん、まほうじんはこんなかんじでいいかしら?」 「よくわからないけどだいじょうぶじゃなーい?」 「そうね、うふふー」 * わたわたと手で床の上を探る苺香の指先に、なにか触れるものがありました。 この感触はきっとメガネです。 「あ、あった、あったですよ!」 指先の感触を頼りに、拾おうとする苺香。 その時。 苺香のいる床が、突然光り出しました。 「ん、なんだか眩しい気がするです……?」 周囲がよく見えない苺香は、状況がつかめません。 「な、なんだー?」 「なんか光ってるぞ!」 「すげー!」 それを見ているクラスメイトたちも、突然の異変にテンションが上がっています。 幼児の柔軟性はすさまじいのです。 苺香の足元の光はどんどんその光量を増していって、 「ふー、やっとみつk」 ふっ、と光が消えると同時に、苺香の姿は、教室から消失してしまったのでした。 * 「けたです…………え、あれ……?」 やっと拾い上げたメガネを再び装着した苺香は、目の前に広がった光景を見て、絶句しました。 足の下にあるのは、キズだらけの教室の床ではなく、木の枝や葉、土などが積み重なった、全く整備されていない地面。 まわりに広がるのは鬱蒼とした森林。鳥だか獣だかよくわからない鳴き声が、断続的に聞こえてきます。 「こ、ここどこ……です……?」 突然全く知らない場所に放り出された苺香は、どうしたらいいかわからず呆然とするだけでした。 しばらくした後、足元近くの葉っぱの山が、突然がさがさと蠢き始めました!! 「な、なんです!?何がきやがるです!?」 苺香はそばに落ちていた、さっきまで使っていたモップを手に取ると、座り込んだまま必死に虚勢を張りました。 どきどき、どきどき…… 早鐘を打つ苺香の心臓。 がさがさ音は、どんどん増していきます。 「く、くるなら、き、きやがれです……」 がさがさ、がさがさ…… がさぁーっ! 「きゃー!?」 跳ね、散らされる葉っぱ。 その中から、二つの小さな影が飛び出して来ました。 「げほげほっ……ぺっ、ぺっ……あれ、ここどこー?」 「うーん……?これはもしかしたら、あたしたちも飛ばされてきちゃったみたいよ、ねえさま」 「ら、ララ姉、アノ姉!?」 それは、苺香のお姉さん……手のひらサイズほどの姿ですが、それは確かに、苺香の二人の姉でした。 水兵服を着ているのがララ。上の姉。 ゴスロリな服に身を包んでいるのがアノ。下の姉。 ちなみに、この二人はもともとこの小ささです。彼女らは、苺香も含めてですが、実は…… 妖精と人間のハーフなのでした。 「やっほー、マイカ。どうやらてんそうは成功したみたいだねー」 「て、転送!?」 「成功とはいいがたいわ、ねえさま。だって、あたしたちまで来ちゃうのはよそうがいだもの」 ぺかー、と笑顔でマイカに言うララと、ちょっと眉を潜めてララに言うアノ。 そんな二人の様子を見て、苺香はなお混乱が強まります。 「え、えーと……つまり……?この状況って……」 「うちっちと」 「あたしが」 「ね、姉ちゃんたちのばかーーーー!!!!」 状況は1割も飲み込めていませんが、苺香はすぐに悟りました。 二人の姉がまた困ったことをしたということだけは、はっきりと。 * 「えーと……つまり、姉ちゃんたちは、オレに冒険をさせようと思ったですか?」 「そうだよー」 ララとアノから(やや要領を得ない)説明を受けて、なんとかそれを噛み砕いた苺香でした。 「一体、なんで……急に、そんなことをしやがったですか」 「だって、こどもはぼうけんするものでしょう?」 「うちっちもアノも、マイカくらいの歳にはぼうけんしたんだよ!」 わかっていたけど、この姉二人はダメだ。 苺香はそう心で思いました。いつものことといえばいつものことなので、敢えて口に出すことはありません。 さすがにここまでの事態になったのは初めてのようですが。 「……戻ることは、できねーですか」 「なんでもどるのー?せっかくのぼうけんなのに」 「そうよ?せっかくだから楽しまないと」 まだ学校の掃除中だったのに。 サッカーもするつもりだったのに。 苺香は(今は遠き)小学校生活を思い、再度姉二人に尋ねます。 「……できねーですか」 「やり方とか、てきとーだったし?」 「おなじことをもう一度、できるかはわからないわ?」 術式とかいろいろ、幼い二人のフィーリングで組んだ転送術です。 むしろ成功したほうが奇跡と言うべきか、それとも二人の謎の潜在能力のおかげなのか。 とにかく、元の世界に戻るには、その適当な術式を再度辿り直すしかなさそうですが。 二人の様子からするに、きっとそれは無理なことなのでしょう。 どんな風に組み上げたかも、覚えていないと思われます。 「…………あぅー……、です」 苺香はへたり込んだまま、うなだれました。 これからどうすればいいのか、全くビジョンが見えません。 「まー、きっとだいじょうぶだよ!うちっちたちもいっしょだし!」 「そうよ?お姉ちゃんたちに、まかせなさい?」 それが一番心配だっつってんですよ! 苺香は再び、言葉を飲み込みました。 いろいろと苦労人な小学1年生です。 * 「あれー?何かみえてきたよ?」 がさごそと草木をかき分けながら、森の中を進む三人。 徐々に開けてくる地形、その先に、大きな城が見えて来ました。 「し、城……ほんとうに、全然違う世界に来ちまったんですね……」 現代では考えられないような中世的な建築に、苺香は自分の置かれた状況を再認識しました。 「あそこには何があるのかしら♪……あら?」 そんな苺香の心中も歯牙にかけず、姉二人はずんずん進んでいきます。 その先から聞こえてくる何かの声。それは……人の声? 「……わ、人?がたくさんいるです!?」 さっきまでの人気のない感じとは打って変わって、そこにはたくさんの人が集まっていました。 鎧やら何やらで武装した人やら、普通の町人のように見える人やら、……動物のような異形の人やら。 生物に見えないナニカや、本当にただのケモノまで、たくさんのモノがひとところに集合しています。 「うわー……明らかに異世界丸出しです、これ」 苺香の動揺がそこまででないのは、人外という実例として母親や姉たちのことを知っているからでしょうか。 それでもさすがに物珍しく、周囲をきょろきょろしている苺香に、一人の女性が声をかけて来ました。 「初めまして、私はルリアンナ。この一揆を影でサポートする参謀!ルリでもアンナでも、好きに呼んでね。 一揆に加勢してくれるのよね?ありがとうっ!!」 ルリアンナと名乗った女性は、突然わけのわからないことを苺香に言って来ました。 「い、いっき……?そ、それっていったい」 「あら、エンブリオとはもう結んでいるのね。だったらまぁ大丈夫だと思うけど・・・・・念のためっ・・・ ラルフ!ラールフー!!いまこっち来れるー?」 苺香のそばを浮遊するララとアノを見て、『エンブリオ』と謎のワードを発したルリアンナは、更にもう一人の人間を呼んで来ました。 「・・・ふぅ、今日は増援が多いな!さて、まずは腕試しだ。 ネクターも多くないが・・・・・何より、無駄な怪我人は減らしたいからな。」 「えっ、あの、えっ……?」 腕をぶんぶんと振るい、そして構えるラルフという屈強な男性。 それは明らかに、戦いの準備です。 「っというわけで、貴方の力・・・・・見せてちょうだい!十分な実力なら、ネクターを預けるわ。」 「ネクター?エンブリオ?いっき……?えっ、な、なんなんです!?」 全くもって、現在置かれている状況を把握しきれない苺香。 それでも、何とか見を守ろうと、手にしたモップを構えます。 「いきなりバトルだよ!やっぱりぼうけんはこうじゃないとねー!」 「うふふ、あたしたちにかてるかしら?」 そして、呑気に楽しむモードな姉二人。 二人もそれぞれ、己の得物を準備します。 いったい、どうしてこうなったですか。 苺香の心中のつぶやきに、答えるものはいなかったのです。 |
Message |
<< 第0回 第2回 >> |
ミオ(54) からのメッセージ >>
暗がりの中から、白い女の子がじっとあなたの方を見ています。
見た目は人間のようですが、暗澹とした雰囲気は到底人間のものとは思えません。 あなたは彼女に対応してもいいし、防犯ブザーを鳴らしてもいい。 リレッタ(162) からのメッセージ >>
貴方が市街地を出て直ぐの場所で声をかけられた。
声をかけてきたのはそこらの街娘と変わらないほどの地味な姿をした女だった。 彼女は懐から一枚の紙を取り出す。古びたそれは「手配書」にも似ていることが解る。
ちな(266) からのメッセージ >>
ひょいひょい近づいていって・・・
速攻触った!
|
Main Action 1 |
<< 第0回 第2回 >> |
特にありません。 |
Battle!! |
<< 第0回 第2回 >> |
攻城戦を開始!
まいか は以下を装備!
【防具】 普段着パーカー( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 防犯ブザー( 装飾 / 20 / - / - / - ) |
▼まいかの行動!
ラルフは攻撃を回避! 1 行動の間、ラルフはVIT20%弱化! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 1798 のダメージ! ▼ラルフの行動![VIT-20%:1]
まいかに 183 のダメージ! ( ラルフのVIT-20%が消滅! ) |
▼まいかの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 1278 のダメージ!
▼ラルフの行動!
まいかに 173 のダメージ!
|
4 CP を獲得! |
You can advance!! |
ネクターをいくつか預かった。
まいか(445) は ルリアンナ材 を獲得! まいか(445) は ラルフ鉱 を獲得!
そう言って、2人は去っていった。 |
Main Action 2 |
<< 第0回 第2回 >> |
特にありません。
ゴレム と物理契約しました!(CP-10) [物Lv.10]ドール を成長させました!(Lv.10→11、CP-10) [物Lv.11]ドール を成長させました!(Lv.11→12、CP-11) [物Lv.12]ドール を成長させました!(Lv.12→13、CP-12) [物Lv.1]ゴレム を成長させました!(Lv.1→2、CP-1) [物Lv.2]ゴレム を成長させました!(Lv.2→3、CP-2) [物Lv.3]ゴレム を成長させました!(Lv.3→4、CP-3) [物Lv.4]ゴレム を成長させるにはCPが足りませんでした。
付加 を鍛錬しようとしましたが、PSが足りませんでした。
現在のパーティから離脱し、ひとりになりました! エシャロット(1335) からの勧誘に応じ、パーティに加わりました!
紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 27 増加! |
Let's Ikki !! |
まいか(445) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+0) を選択しました! セイロン(474) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+0) を選択しました! シャオラン(724) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+0) を選択しました! エシャロット(1335) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+0) を選択しました!
城門から城までは長い道が続く。 周りはとても広い庭になっていて、手入れもしっかりしている。
色彩豊かな庭園が続く——— |
Next Battle |
|
DUEL!! |
練習試合を開始!
|
Area Message !! |
Character Data |
<< 第0回 第2回 >> |
|