今度の依頼の舞台は元素の世界・メルンテーゼ
手紙によると王様が全ての富を独占してそれに国民が反発、
大規模な一揆を開始したらしくて・・・ボクの他にもたくさんの人に応援を求めているみたい

困っている人を放っては置けないからもちろん行くんだけど・・・
もう少しお屋敷でゆっくりしたかったかな
とりあえず、異世界に行くにはあの子を呼ばないと

「アルマ」
「はいッス、ご主人様」
「帰ってきてすぐでなんだけど、メルンテーゼまで連れていってもらえないかな」
「それは構わないッスけど・・・またお仕事ッスか？」
「うん、悪い王様のせいでたくさんの人が困ってるんだ、ボクが行かないと」
「せっかく再会できたのに、もう行っちゃうッスか・・・寂しいッス」
「？　何を言ってるの？今回はアルマにも来てもらうつもりなんだけど」
「へっ？」
「ボクだって寂しかったんだから。もうあんな思いはしたくない、だから嫌だって言っても連れてく」
「ご主人様・・・」
「そういう訳だから、ね。一緒に行こう」
「りょ、了解ッス！」

こうして、ボク達の冒険は始まりを告げる
今回も・・・無事に終わるといいな