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「基本行動」を確認! 「攻城戦」を確認! |
一揆参戦 1日目! - Diary |
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別に読まなくても大丈夫な前日談のようなもの -玉兎村- 人気のない山奥にぽつりとある、満月型に切り抜かれた小さな村。 月を信仰するこの村にも、新王のネクター独占事件の影響は出ていた。 月に祈るも被害は増えゆく一方で、村人は月に見放されたのだと嘆き悲しんだ。 そうして数日、村の衰退は目に見えて明らかで。 誰よりも村を愛する彼女にはじっとしていることなんてできなかった。 「あら、雪菜?どうしたの、月見杵なんか持ち出して。お祭りはまだ先じゃない。」 「…こんな状態でお祭りができるとは到底思えないっス。」 「だからって何をする気なの?あんたにできることなんて何もないでしょ。」 「うるせーっス!アタシにだってできることがあるって、今から証明しに行くんスよ!」 「ちょっと、雪菜!?」 姉の制止を振り切って。大きな杵を担ぎながら、小さな少女は村の外へと駆け出した。 「アタシが村を守るんだ、絶対終わりになんかさせないっスよ…!」 「…って、出てきたはいいんスけど」 村を出て数時間。山を下り森の中へと入った雪菜だったが、やっと頭が冷えてきたようで。 「実際何すればいいのかぜーんぜんわかんないんスよねぇ。」 何のアテもなく、てくてくと森を突き進んでいた。 「やっぱり勢いで出てきたのか。」 雪菜が村のしきたりによって去年契約したエンブリオ…うさ吉が、彼女の頭からひょこりと顔を出す。 「悪いっスか。だっていてもたってもいられなかったんスよ。」 「何も考えずに飛び出すのは雪菜らしいと思うけどな」 「さすがに金も何も持たず武器だけ持ってくるのはどうかと思う。」 「うっせーっス。元々お金なんてそんなにないんだから別にいいんスよ。」 「そうか。でもだいぶ日も暮れてきてるのにまだ森の中だが大丈夫か。」 気付けば夕方。木々に覆われた森の中はすっかり薄暗くなっていた。 「んーそういえばそっスねぇ…今日はこの辺で野宿するしかないっス。」 「危なくないか。」 「うさ吉が一晩中見張りをしてくれるから大丈夫っス。寝床は適当に葉っぱでも固めて作ればいいかなーって。」 「はぁ。雪菜は俺の扱いがぞんざいだな。」 「うん。うさ吉のこと嫌いだから。」 「ひどい。」 「じゃあ見張りよろしくっス。」 「ひどい。この悪魔。」 二人がそんな風にわちゃわちゃしていると 「あのー、こんばんは?」 「!?」 いつの間にか、雪菜の背後には青年が立っていた。 吟遊詩人のような恰好をしているが、背中には大きな鞄を背負っている。 「おや、驚かせてしまってすいません。」 「だ、誰っスか?ていうかいつからそこに…」 「僕はしがない商人ですよ。この辺を歩いていたらかわいらしいお嬢さんがいたので声をかけてみたんです。」 怪しい、と思った。初対面の人間は信用できない。 「…ふぅん、でなんか用っスか。もしかして道に迷ったとか?」 とりあえず無難にそう聞いてみる。 「いえ、そういうわけではないんですよ。」 「?じゃあなんスか。」 「どうやら寝る場所にお困りみたいだから、僕の商品を少しわけてあげようかなって。」 「商品?アタシお金持ってないっスよ。」 「いやいや、無料であげますよ!かわいいお嬢さんには特別大サービスです。」 「無料ねぇ…それでどんな商品なんスか?」 ものすごく怪しいけど、とりあえず聞いてみることにしたらしい。 「それは主にこちら、伸縮自在な特別な布を使った商品です。」 そう言いながら彼が背中の大きな鞄から取り出したのは、なんの変哲もない布。 ばさりと広げると雪菜の顔と同じくらいの大きさがあった。 「伸縮自在と言っても、ちょっと伸びる程度ではありませんよ。」 「実は少し前にボロボロになった赤鬼の少女と出会ったのですが、その子の頭にはかわいらしい2本の角が生えていました。」 「彼女はそれを人に見られるのが嫌だと言うので、僕はこの布で作った帽子をあげたんです。」 「すると、彼女の角にぴったり。窮屈さも感じなければぶかぶかでもないまさにジャストフィットと言ったところです。」 「彼女は控え目な笑顔でとても喜んでくれました。あぁ、かわいかったなぁ…あの子。」 顔がにやけている。雪菜はちょっと引いた。 「…えーと、つまり着用者のサイズに合わせて自在に伸縮してくれるってことっスか?」 「ええ、はい。そんなところです。」 「ふぅん、便利な布っスねぇ。」 「それでですね、この布で商品を作る際、ちょっと工夫してあげると軽い四次元ポケットも作ることが可能なんですよ。」 「四次元ポケット?なんでも入る袋みたいな感じっスか?」 「そんな感じです。これを応用すると、こんなものも作れちゃうんですよ。」 そう言って今度は袋を取り出す。ごそごそと中身を取り出して出てきたのは小さな折り畳みテントだった。 「これは見た目は子供1人分入れるくらいの小さなテントなんですけれどね、」 言いながらテントを組み立て始める。 「よいしょ、ほら入ってみてください。」 「なんか怪しいから嫌っス。」 「そんなに警戒しないでくださいよ。じゃあ僕が先に中に入るんでついてきてください。」 「そんな小さいテントじゃ2人も入れないんじゃないっスか?」 「大丈夫ですよ。ほら、入ってみたらわかります。」 渋々彼の後に続く。驚くべきことにテントの中は人が5人は入れるスペースがあった。 「どうです、すごいでしょう!」 「おぉーすごいっスね!」 これには素直に驚く雪菜。単純だった。 「ふふふ、これは僕の商品の中でもかなりの力作なんですよ!」 えへん、と胸を張る青年。 「これ、にーちゃんが作ったんスか!?」 「そうですよ。僕の商品はすべて手作りなんです。」 「へぇーけっこうすごいんスね…!」 「ははは、それほどでも。」 「では、そろそろ出ましょうか。」 レディファーストです、と言って雪菜に先に出るように言う。 それに素直に従って外に出る。どうやら警戒心はとけたらしい。かなり単純だった。 それに続いて青年もテントから出てくる。 「ふぅ、さあどうです。僕の商品に少しは関心を持っていただけましたか?」 「いやー四次元だとか言われていまいちピンと来なかったけど、なるほどすごいっス。」 「気に入っていただけました?」 「そりゃあもちろんっス!」 「では、お嬢さんにこれ、プレゼントしちゃいます!」 「…へ?いいんスか?力作なんっスよね?」 「ええ。でもかわいいお嬢さんの為ならば安いものですよ!」 「あ、あははそれはどうもっス…じゃあお言葉に甘えてもらっちゃうっスよ。」 「どうぞどうぞ!大事に使ってくださいね。」 「あ、そうだ。これもおまけであげましょう。」 そう言って彼は小さな巾着袋を渡した。 「そちらも特別な布のおかげで、けっこうな容量になってますから。何かと便利ですよ。」 「にーちゃん親切っスねぇ…。」 「いえいえ。そちらは材料さえあればたくさん作れますし。」 そう言ったところで、青年はあれ?と声を漏らした。 「ところでお嬢さんはどうしてこんなところで一夜をすごす羽目になっているんですか?」 なかなか今更な質問だった。 「ん?いやーまぁ色々あってうちの村が危機だから、なんとかできねーかなーって、飛び出してきたんスよ。」 「おや、そうなんですか。お嬢さんは村のことをとても大事に思っているんですね。」 「へへへ、当たり前っスよ。でも具体的に何すりゃいいか全然わかんねーんスよねぇ。」 雪菜がそう言うと、青年は少し考え込んだ後、一つの提案を出す。 「ふむ…それならお嬢さん、一揆に参加してみてはいかがでしょう?」 「一揆?」 「えぇ、近々新王に対する大規模な一揆が行われるそうですよ。」 「なんでも他の世界からも応援を要請するほどとか…すごいですよねぇ。」 「割と誰でも参加できるみたいだし、お嬢さんも参加してみてはどうでしょう。」 新王のことは知っていたが、一揆のことは知らなかった雪菜にとってそれは朗報だった。 「へぇ…それはいいことを聞いたっス。アタシも一揆に参加するっスよ!」 「ほらこれ、一揆についての案内状です。僕には必要ないのでお嬢さんにあげましょう。」 鞄から1枚紙切れを取り出し、雪菜に渡す。 「おぉ、ありがたくもらっとくっスよ。」 「はい。それでは僕はこの辺で失礼しますね。」 「あ、もう行くんスか。だいぶ暗いから気を付けるっスよ。」 話し込んでいる間に、日はすっかり落ちてしまっていた。 「ご心配ありがとうございます。僕なら全然平気なので。村の復興頑張ってくださいね。」 「それではまた、どこかで会えたら。」 「何をするべきか決まって良かったな。」 青年が去って、テントの中で寝る準備をする雪菜にうさ吉が声をかける。 ちなみにうさ吉は人前では雪菜の許可が出ないとしゃべってはいけないらしい。 「なんかやる気出てきたっス!それにしても親切なにーちゃんだったっスねぇ。」 「名前とか聞いとけばよかったっス。」 「あのにーちゃん、この世界の人間じゃないな。」 「え、そーなんスか?」 「まあ、悪い奴じゃないだろうから特に気にすることもないだろう。」 「ふぅん?ま、とりあえず今日はもう寝るっス。」 「明日は早起きして全速力で行くっスよー!」 そうして寝ようとしたところで 「あ、そうだ」 テントの外に出て、空を見上げる。 森の木々の間から覗くのは輝く満月。 雪菜は両手を胸の前に組んで、祈りのポーズをとる。 「アタシの往く道に、月の加護があらんことを」 |
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エリア(143) からのメッセージ >>
舞兎(732) からのメッセージ >>
フィン(985) からのメッセージ >>
女性は身振り手振りを交えて、説明を始めた。
首狩り(1014) からのメッセージ >> 40cmほどの大きさの人形がとても軽い足音立てながら走ってくる。
スカートを持ち上げて一礼。 笑顔を向けた後に、踊るようにしてくるりと背後へと回り込む。 遅れてやってきたのは、身長は170前後、青髪の耳長。
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Main Action 1 |
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特にありません。 |
Battle!! |
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攻城戦を開始!
雪菜 は以下を装備!
【防具】 ぼろい服( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 黒いスカーフ( 装飾 / 20 / - / - / - ) |
▼雪菜の行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 1374 のダメージ! ▼ラルフの行動!
雪菜に 119 のダメージ! |
▼雪菜の行動!
ラルフに 1033 のダメージ! ▼ラルフの行動!
雪菜は攻撃を回避!
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4 CP を獲得! |
You can advance!! |
ネクターをいくつか預かった。
雪菜(329) は ルリアンナ材 を獲得! 雪菜(329) は ラルフ鉱 を獲得!
そう言って、2人は去っていった。 |
Main Action 2 |
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特にありません。
[物Lv.10]ゴレム を成長させました!(Lv.10→11、CP-10) [物Lv.11]ゴレム を成長させました!(Lv.11→12、CP-11) [物Lv.12]ゴレム を成長させました!(Lv.12→13、CP-12)
特にありません。
特にありません。
紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 27 増加! |
Let's Ikki !! |
雪菜(329) は [平原]広庭 【進攻度1】(好戦度+0) を選択しました!
城門から城までは長い道が続く。 周りはとても広い庭になっていて、手入れもしっかりしている。
色彩豊かな庭園が続く——— |
Next Battle |
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Area Message !! |
Character Data |
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