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![]() | 一揆参戦 1日目! - Diary |
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眠りから覚めた。 僕の目の前に、死体があった。 一切の衣服を身に付けぬその肢体はミイラのように乾涸び、彼が生前どのような姿をしていて、どのような人生を生きていたのかさえ窺い知る事は出来ない。 恐る恐る、地面に転がされた死体に目を凝らす。目玉は顔から浮き上がり、首元にはライトグリーンの液体が、粘っこい水溜りを形成している。 ——醜悪。 驚くでもなく、叫ぶでもなく。そんな印象を僕は最初、死体に対し抱いた。 「……、…………ヒッ」 僕は、思い出したように小さな悲鳴を上げる。 「誰か……助けてぇ……」 悲鳴を皮切りにしてやって来た恐怖に身を任せ、みっともなく嗚咽を漏らす。しかし周囲に僕以外の人間はいないようで、声は虚しく響くだけであった。 しと、しと。 降り始めた雨粒が、僕の頬を伝った。 ![]() べちゃり。 ぬかるんだ地面が草履に纏わり付き、歩を進める度に足袋を汚していく。雨脚は次第に強くなっていき、散弾銃のように僕の頬へ降り注ぐ。 「死体……一体誰が彼をあのような——」 乾涸びた死体の映像が、脳内にフラッシュバックする。 ——あのような死体が、この世に存在して良いはずがない。一目見た瞬間、あれが尋常ではない事が解った。思い返すだけでも、恐怖で背筋が震える。 「……、僕は、逃げる為に、走っているのか?」 息を切らしながら、絞り出すように呟く。 死体が恐ろしかった。一刻も早く離れたかった。離れて。離れて。離れて。離れて—— 「——離れて。それで、何処へ行こうと?」 背後から、声。振り向く。 「御機嫌よう。そんなに急いで、何方まで?」 声の主は淡い水色のドレスに身を包んだ、白銀の長髪を揺らす少女。その瞳は蒼く、腰には護身用と思わしき短刀を一つ下げているのが分かる。 少女は石の上——子供一人分くらいの大きさは有るだろうか——に座り込み、赤い番傘をくるりと回しながらこちらを興味深そうに覗き込んでいる。 「……貴女は、誰?」 僕が問うと、少女は口元に指を当て、悪戯気な笑みを浮かべて返答した。 「女性に名前を聞く時は、まずは殿方からと相場が決まっているのですがね。ねぇ。貴方は——誰?」 僕は思わず目を逸らす。 「……、いや。そんな事より大変なんだ! 向こうの平原、草陰の所に死体が有って! それで……」 「それは大変でしたね。で、貴方の名は——「そういう事を言っている場合じゃ!」 思わず、大声で遮ってしまった。 「……」 「…………」 「………………」 「ふぅむ。結構。少々お待ち下さい」 沈黙を、少女が破る。 「あ、うん」 少女は懐から黒い箱を取り出すと、それを口元に当て喋り出した。 「……も……確かに……えぇ……」 ボソボソとした声で何と言っているのかまでは聞き取れなかったが、何かと連絡を取っているらしかった。 「……が……はい……に……今から……」 通信(?)を続ける少女。手持ち無沙汰になってしまった。何とは無しに、少女の蒼い瞳をぼんやりと眺める。 ——まるで海を閉じ込めたように深い色だ。見ているとそのまま吸い込まれ、そのまま溺れてしまいそうな。緩慢に、しかし苦痛無く終わって行けそうな瞳。 少女を見ていた僕は何だか、頬とお腹の辺りが熱くなるような気がした。 † 「お待たせしました。ご安心下さい。自警団への連絡は済ませましたので。ん……、何処か調子でも悪いので?」 「へっ!? い、いや。そういう訳じゃあないんだ。ちょっと……考え事をね」 よもや“貴女に見惚れていました”なんて事が言えるはずもなし。僕は大きく手を振って否定した。 少女は「そうですか」とだけ言うと、妙に和風な番傘を閉じた。気が付かない内に、雨は止んでいたようだ。僕は顔を犬のように振って、濡れた髪から水滴を撒き散らす。 「さて、では貴方には、死体発見時の状況を詳しく伺いたいので。調査が終わるまでは、詰所の方で休んでいて頂きたいのですが。よろしいですか?」 「へ? そんな急に言われても——」 「——よろしいですか?」 「……、よろしいです」 有無を言わせぬ少女の口調に、思わず流されてしまう。まあ別段目的が有る訳でもないので、構わないのだが。 「では、この先を真っ直ぐ行くと城門が有りますので。そこから更に進んで、詰所の方で係の者に声をかけて下さい」 「え、僕一人で行くの?」 「私は一足先に、死体の方を調べねばなりませんので。」 「ん……了解」 少し残念だが仕方ない。 別れの挨拶をしようと口を開くと、既に少女は僕の目の前から、煙のように消えていた。 † 「初めまして、私はルリアンナ。この一揆を影でサポートする参謀!」 「えっ?」 「ルリでもアンナでも、好きに呼んでね」 「あの、僕は……」 「一揆に加勢してくれるのよね? ありがとうっ!!」 「あの、話を……」 城門の前に辿り着いた僕を待っていたのは、人の話を聞かない女性——名前をルリアンナと言うらしい——だった。 「あら、エンブリオとはもう結んでいるのね」 「えんぶりお……いっき……?」 彼女が詰所にいるという自警団のスタッフなのだろうか? にしては要領を得ない内容を言ってくるし、そもそも詰所のような場所は見当たらないが。 「……ラルフ! ラールフー!! いまこっち来れるー?」 ちょっと驚くくらいに人の話を聞かぬ様子の彼女に、思わず溜息を漏らす。 「おう、新たな勇敢なる者か!」 ラルフと呼ばれた隻眼の男が、無遠慮な様子で僕の肩をばしっと叩く。 内心嫌だなあと思いながらもそこに関しては言及せず、ただ「勇敢なんて物じゃないですよ」とだけ述べておいた。面倒なので。 「いいだろう、まずは腕試しだ。ネクターも多くないが……何より、無駄な怪我人は減らしたいからな」 ラルフの方は、ルリアンナに比べると話は通じるようだが。 そもそも何かしら、根本的な勘違いをされているようで。僕の戦闘能力を図る必要が有ると思われているらしい。 「えっと、僕は別に——「っというわけで、貴方の力……見せてちょうだい!」 ルリアンナに台詞を遮られた。 僕は二度目の溜息を漏らすと、懐に仕舞って有った小爪を取り出した。 「さて。んじゃ、よろしく頼むぞ?」 「えぇ、どうも」 パキポキと拳を鳴らしながら、構えを取るラルフ。その姿は堂に入っており、成る程見かけ倒しという訳では無さそうだ。 「……おっと、大事な事を忘れていた。やり合う前に、名前を聞いておこうか?」 「この戦いが終わったら言いますよ」 誤魔化す。 誤魔化さざるを得ない。 有耶無耶にせざるを得ない。 「口が効ける程、体力が残ってれば良いけどな?」 「はは。お手柔らかに」 だって僕は—— 「んじゃ、行くぜ」 「来ないで下さると嬉しいんですが」 ——僕は、自分が誰なのかすら分からぬ、記憶喪失なのだから。 |
![]() | Message |
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![]() ミラルカ(17) >>
いかにも貧弱そうな少年。 彼はその卑屈な言葉に似合わぬ爽やかな笑顔で、ぺこりと頭を下げた。
![]() アズマ(749) からのメッセージ >>
喧々囂々とした集まりの中、あなたの横を通り過ぎた、真っ赤な髪に黒い着流しを着た青年がぼそりと話しかけてきました。
青年は少しだけ、その不敵な笑みを消し思案顔をしますが。 それも一瞬のことで、気が付けばまた妙に様になっている笑みを浮かべていました。
あなたに向けていう彼のセリフに心当たりがあるのかどうかはさておき、彼は反応を待たず、言葉を続けます。
彼はそのまま、いやぁすまんすまん。と頭を下げ、改めてあなたに向かいました。
タゴサク(1177) からのメッセージ >>
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![]() | Main Action 1 |
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特にありません。 |
![]() | Battle!! |
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![]() ![]() 攻城戦を開始!
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ミラルカ は以下を装備!
【防具】 バンダースナッチ( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 帽子( 装飾 / 20 / - / - / - ) |
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![]() ▼ミラルカの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 794 のダメージ! 1 行動の間、ラルフはAGI35%弱化! ▼ラルフの行動![AGI-35%:1]
ミラルカは攻撃を回避! ( ラルフのAGI-35%が消滅! ) |
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![]() ▼ミラルカの行動!
Critical Hit!! ラルフに 763 のダメージ! ラルフに猛毒を2追加! 猛毒により 189 のダメージ!MHPが 48 減少! ▼ラルフの行動![猛毒:2]
ミラルカに 163 のダメージ! |
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![]() ▼ミラルカの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 733 のダメージ!
猛毒により 174 のダメージ!MHPが 44 減少! ▼ラルフの行動![AGI-35%:1][猛毒:1]
ミラルカに 159 のダメージ! ( ラルフのAGI-35%が消滅!猛毒が解消! )
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4 CP を獲得! |
![]() | You can advance!! |
ネクターをいくつか預かった。
ミラルカ(17) は ルリアンナ材 を獲得! ミラルカ(17) は ラルフ鉱 を獲得!
そう言って、2人は去っていった。 |
![]() | Main Action 2 |
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![]() 特にありません。
![]() アニマ と物理契約しました!(CP-10) [物Lv.1]アニマ を成長させました!(Lv.1→2、CP-1) [物Lv.2]アニマ を成長させました!(Lv.2→3、CP-2) [物Lv.3]アニマ を成長させました!(Lv.3→4、CP-3) [物Lv.4]アニマ を成長させました!(Lv.4→5、CP-4) [物Lv.5]アニマ を成長させました!(Lv.5→6、CP-5) [物Lv.6]アニマ を成長させました!(Lv.6→7、CP-6) [物Lv.7]アニマ を成長させました!(Lv.7→8、CP-7) [物Lv.8]アニマ を成長させました!(Lv.8→9、CP-8) [物Lv.10]デビル を成長させるにはCPが足りませんでした。
![]() 料理 を鍛錬しようとしましたが、PSが足りませんでした。
![]() 現在のパーティから離脱し、ひとりになりました! ネロ(84) からの勧誘に応じ、パーティに加わりました!
![]() 紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 27 増加! |
![]() | Let's Ikki !! |
![]() | Next Battle |
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![]() | DUEL!! |
![]() | Area Message !! |
![]() | Character Data |
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