【0日目/？？？】
月の綺麗な真夜中。月光に照らされて森を行くのは、3人の妖精を従えた、猫人の女の子のようだ。

なにを隠そうこの4人、とある施設から脱走し、全力で逃げている真っ最中なのだ。
妖精のぱわーあっぷをお題目に、可愛い女の子（時には男の娘）を見繕い、
浚ってきてはその子を練習台にあの手この手で「いたずら」する、
という倫理的に割とアレな施設に運悪く捕まってしまったムーニア。
加減を知らない妖精たちに散々拷問じみた「いたずら」を受けながらもなんとか正気を保てたのは、
彼女が過去に「くノ一」、つまり忍者としての修行を受けていたことに由来する。
確実に情報を持ち帰るため、基礎的な身体能力はもちろん、
気絶への耐性も得ていたムーニアは、妖精たちの「イタズラ」に耐え切り、
また逆に何人かの妖精を口説き落とす説得して味方につけることに成功した。

彼女たちの手引きによって謎の施設から脱走したはいいものの、なんと妖精たちがそのままついてきてしまった。
一応助けてもらった恩義もあるため無碍に断ることも出来ず、今に至るというわけだ。

右も左もわからないままメルンテーゼに降り立った4人の逃走劇は続く。

【1日目/王城前にて①】
翌朝、王城前にたどり着いたムーニアは腕試しをする旨の説明を受ける…が、
生憎とエンブリオや契約などといった単語にはとんと心当たりがない。

なんということでしょう！そこには淡く光る小動物のような何か…を咥えた獣耳の妖精さんの姿が！！

うまいことむーちゃんを焚きつけ、ムーニアはラルフ相手の腕試しに臨むのであった…！



【1日目/王城前にて②】
どうにかラルフとの戦闘を乗り切り、いざメルンテーゼの旅に出ることになったムーニアwith妖精3名。

そうしてひょこひょこと人懐っこそうに獣人の一団に飛び込んでいったムーニア。
個人メッセージへ続く！

ごそごそと立ち上がる千雫の尻尾にはそこそこな人数の妖精さんがくっついている
ここまであっさり見つかってしまうとは・・・

自分の右耳を指さす。
魔法陣に刺さっているような感じになっており、
いつものあの場所に繋がっているようだ。

多分断ってもついてくるような気がする

銀色の髪の女性が、青い髪の少女をひっぱっている。

渋々ながらムーニアも刀を抜き、戦線に加わった！