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一揆参戦 1日目! - Diary |
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(ある古びた酒場の風景。店内は薄暗く、客は少ない。) (カウンターには片腕の無い男と老人が座って、互いに酒を片手に語り合っている。) ……なるほど、あんたがこの世界にきた理由はよーくわかったよ。そりゃあ難儀なことだったな。 まぁ世の中色々あるからな……あんたがこの世界ではうまくやれることを祈ってるよ。 で、今度は俺の話か。 そうだな……じゃあ、最初に俺の仲間の話をしよう。酷い話だが気にせず聞いてくれ。 俺はある世界で傭兵団の副隊長をやってたんだ。 その世界は国々が東西にわかれて争いあう世界でな。それで、俺達は東側に使われる傭兵だった。 隊員は俺を含めて全部で11人。 なに?やけに人数の少ない部隊だって? あー……そうだな、もっと昔に遡ればもうちょっと人数がいたんだけどなぁ、その辺は戦争中の世界のことだから仕方ないと思ってくれ。 その代わりといっちゃなんだが、腕利きばかりのいい部隊だったんだ。 ジルドはとにかく血気盛んな奴だった。武器の扱いはうまいんだが性格が雑でな、頭に血がのぼるとすぐに一人で突っ込もうとする。 噂じゃあ昔はスラムの悪がき集団のトップだったらしい。まぁあいつは昔のことは語らなかったから、真偽はわからんがな。 ともかく、そんなやりかたのままじゃぁ他の隊員の迷惑になるってんで、よく隊長に絞られてたよ。根は悪くない奴なんだけどな。 テオドロとファビオは無口な兄弟。大抵の場合斥候として敵陣近くまで突っ込んで情報を得てくるのがあいつらの仕事だ。 ただ、情報を得てくるのはいいんだが二人とも無口すぎて意思疎通できるやつが限られるのが玉に瑕でな。まぁ困るのは俺なんだが。 そんな感じであいつらには本当に手を焼かされたよ。なんで俺が男を懐かせるために手を尽くさなけりゃならんのかと。 だがまぁ、しっかりコミュニケーションをとるようにしてからは結構よく喋るようになって、色々感慨深いものがあったなぁ。 ちなみに2人とも武器の扱いはしょぼいんだが、逃げ足がとにかく速かったな。 マルコは山のようにでかい大男で、目つきが怖い癖に子供が4人いて子煩悩っていう意外性のある奴だった。 子煩悩すぎるせいであいつ故郷の近くにいくといつもいつの間にかいなくなっててなぁ。よく俺の計画を狂わせてくれたもんだ。 だが、一旦戦場に立つとバーサーカーっぷりを発揮してくれて頼りになるやつだったよ。でかいくせにすげー機敏に動くのな。 武器は斧から剣までなんでも使った。武器がないときは素手で殴ったりしてたな。あいつはいいやつだった。 アダーモはトランプが上手いくせにそれ以外ではよくドジをやらかす頭がいいんだか悪いんだかわからん奴だ。 俺達の隊は暇になるとよくトランプで賭けるんだが、あいつは本当に神掛かった引きをする奴だった。 普通、スリーカードが2回連続で出るか? しかもあいつここぞって時だけ絶対にだしやがる。 絶対イカサマだと思ってたが、あいつはついに尻尾を現さなかったな。 カテリーナは部隊のお色気担当。本人もそれをよく自覚してたらしく、結構きわどい格好をして駐屯地をうろついてたもんだ。 確か他の部隊にもファンがいたとかで、部隊間交流とかすると本当に回りに男が群がっててうざいことこの上なかったな。 つっても、意外にも隊内で浮ついた話は聞かなかったあたり、あいつも案外純情だったのかもしれん。 獲物はナイフ。出身地の風習とかなんとかでナイフを使ったダンスを子供のころからやってたらしく、結構なお手前だったよ。 エヴァルドは60すぎたじいさんで、俺たちの中では一番の古株だ。 元は隊長だったんだが、耄碌してきたんで地位を後進に譲って自分はお目付けに引っ込んだってわけだな。 老人らしく年の功は確かに凄かったんだが、ちょいと性格がアレだったせいでいろんな意味で厄介な人だったよ。 おまけに都合が悪くなるとすぐ耳が遠いふりをしやがる。悪い人じゃあないんだが……。 ちなみに遥か昔に正規の騎士だったことがあるらしく、歳をとっても剣の腕は大したものだった。老兵の意地ってやつだな。 ダニロはパン屋の次男坊でチームのムードメイカーだった。 お調子者でよくカテリーナに手を出そうとして上手くあしらわれてたっけか。 調子のいい性格には似合わず槍を使わせたらこいつが一番上手かった。槍で強いってのはそれだけでかなりの価値があるんだ。なんせ、槍は剣なんかよりもずっとリーチが長いからな。戦場ではそれだけでぐっと生存率があがる。 下っ端連中に請われて槍の扱いを教えてたりもしたが、指導の才能は全くと言っていいほどなかったな。身体で覚えて直感で動くタイプの典型だったんだろう。まったく、惜しい話だ。 サラは部隊のいちばんの新人で隊長の娘だ。 なんでも物心ついたころから父親大好きっ子で、父親の背中にあこがれて部隊に入隊したんだそうだ。頭の悪い女だな。 隊長も隊長で親としてそこは止めてやれよって思うところだが、まぁ、変なところで意思の固い女だったからな。押し切られたんだろう。 なんだかんだでサラはうまくやってたよ。いろんな意味でダメなやつだったが、隊長の娘ってことでちゃんと周りから可愛がられてた。 ダニロに誘われて付いていきそうになったときは肝を冷やしたが、まぁそれくらいだ。武器の扱いも悪くはなかったしな。 で、最後に我らが隊長クラウディオ。 あいつは本当によくできた奴だった。隊の人間の特性をよく把握してたし、隊員の動かし方も上手い。 割と愚直で打算がきかないところはあったが、まぁ、それは俺がフォローしてやればいいだけのことだしな。 クラウディオと俺は20年以上の付き合いで、そうだな、相棒みたいなもんだ。 俺達はずっと一緒だった。勿論喧嘩もしたし、それに俺達の間には昔っからなぜか女が一人間に入ってくることが多くてな、それで昔は一人の女を巡って2人で争ったりもしたもんだよ。 あいつは本当に口下手でそういうのに疎いやつだったから、大抵の場合は俺が勝った。ただ、最後の最後で一番いい女はあいつが持っていっちまった。 正直、あれは今でも後悔している。……サラの母親さ。まったく、してやられたよ。 ま、そういうのを抜きにしても、俺達の相性は最高だったんだろう。 真面目で融通の利かない代わりに表にでるとめっぽう強かったあいつを、あの手この手で上手いこと誘導して戦いやすくしてやるのが俺の仕事。 そして、俺が作り上げたチャンスを存分に使って敵を真っ平らにするのがあいつの仕事。 ……自分でいうのもなんだが、俺たちは本当に良い相棒だった。 …………。 なんだい? おいおい、やめろよそんなオチはわかってますみたいな顔すんのは。 やれやれ、まいったね。この話をすると大抵のやつは似たような反応を返してきやがる。 はぁ……まったく。 そうさ。その通りだ。 お察しの通り、今言った連中はあらかた死んじまったよ。 戦況はどん詰まりだった。東側は敗戦続きで資源も枯渇しかけてたし、兵も疲労困憊でどうしようもなかったのさ。 で、このままじゃ負けるってんで、連合会議で最後に打ち出された作戦は死に物狂いの特攻作戦。 ……ありゃどうしようもなかった。連合の頭連中は色々情報掴んでいけるって思って作戦を組んだらしいが、そもそもその情報が罠だったのさ。 俺達は確かに奮戦したが、状況が状況だからマジでどうにもならなかった。なんせ、戦争の大部分を占める連合の兵隊さんたちは考えなしに突っ込んで死んじまうんだ。相手さんはこっちの動向を知ってて殺る気満々の臨戦態勢。右も左も敵だらけ。どうしようもねぇよ。 ほら、『漫画』や『映画』なんかで、いままで共に戦ってきた団結ばっちりな仲間達が、クライマックスでばったばった死んでくような展開、あるだろ? 馬鹿みたいな話かもしれないが、マジであんな感じだったよ。違ったのは死ぬときに死亡フラグなんか立てねーであっさり死ぬってくらいなもんだ。 仲間がばったばったと死んでいって、俺の腕が吹っ飛んで、あいつも死んで、俺達は壊滅した。 残ったのは利き腕を吹っ飛ばされてどうにもならなくなっちまった俺と、たまたま後ろに配置されてて流れ弾に当たらなかったあいつの娘だけ。しかも娘のほうはショックで気が動転しちまったのか様子がおかしくなっちまった。 それで、どうしたもんかなと思いながら、とりあえず元の世界よりは楽に稼げそうなこっちに出稼ぎにきてるってわけさ。 な、酷い話だろ? なんだい。あんたこういう話は嫌いかい。それとも、思ったよりありきたりな話で飽きちまったか。 ……でもな、この話の本当に酷いところはもっと別にあるのさ。 ……知りたいかい? あんたも好きだね。それじゃちょいと失礼して…… (片腕の無い男は立ち上がり、相手の老人に近づいて耳元で何事かを囁く。) (途端、老人の顔は強張り……それをみた男はにやりと笑った。) ……どうだい。ちっとはあんたの好奇心を満たせたかな。 あ、今の話は俺の連れには内緒にしといてくれよ? (男は鮫のように笑い、そのまま背を向けて歩き去っていく。老人は何かを言いかけたが、思いなおして口を噤んだ。 歩き去る男の失われた左腕を覆う服の袖が風になびいてゆらりと揺れ、直後、扉の閉まる重たい音が響く……。) ————————————————————— これはある男と、その男に運命を狂わされたひとりの女の物語。 この物語はよくある話だ。 そして、どうしようもない話でもある。 |
Message |
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ディエゴ(1021) >>
イグシル(1460) からのメッセージ >>
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Main Action 1 |
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特にありません。 |
Battle!! |
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攻城戦を開始!
ディエゴ は以下を装備!
【防具】 6型フィールドジャケット( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 ジッポライター( 装飾 / 20 / - / - / - ) |
▼ディエゴの行動!
ディエゴのAGIが上昇! ▼ラルフの行動!
ディエゴに 143 のダメージ! |
▼ディエゴの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 749 のダメージ! ▼ラルフの行動!
ディエゴは攻撃を回避!
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▼ディエゴの行動!
Critical Hit!! ラルフに 155 のダメージ! Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 159 のダメージ! ラルフは攻撃を回避!
▼ラルフの行動!
ディエゴは攻撃を回避!
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▼ディエゴの行動!
Critical Hit!! ラルフに 472 のダメージ! ▼ディエゴの連続行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! ラルフに 589 のダメージ! ▼ラルフの行動!
ディエゴに 151 のダメージ! |
▼ディエゴの行動!
ディエゴのAGIが上昇! ▼ラルフの行動!
ディエゴは攻撃を回避!
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▼ディエゴの行動!
Critical Hit!! ラルフに 593 のダメージ!
▼ラルフの行動!
ディエゴは攻撃を回避!
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4 CP を獲得! |
You can advance!! |
ネクターをいくつか預かった。
ディエゴ(1021) は ルリアンナ材 を獲得! ディエゴ(1021) は ラルフ鉱 を獲得!
そう言って、2人は去っていった。 |
Main Action 2 |
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特にありません。
アニマ と物理契約しました!(CP-10) [物Lv.1]アニマ を成長させました!(Lv.1→2、CP-1) [物Lv.2]アニマ を成長させました!(Lv.2→3、CP-2) [物Lv.3]アニマ を成長させました!(Lv.3→4、CP-3) [物Lv.4]アニマ を成長させました!(Lv.4→5、CP-4) [物Lv.10]シルフ を成長させました!(Lv.10→11、CP-10) [物Lv.11]シルフ を成長させました!(Lv.11→12、CP-11)
特にありません。
現在のパーティから離脱し、ひとりになりました! イグシル(1460) からの勧誘に応じ、パーティに加わりました!
紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 27 増加! |
Let's Ikki !! |
Next Battle |
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DUEL!! |
Area Message !! |
Character Data |
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