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 | No.882 温室診療所 | ミーナ・エリファス＝カルダーノ |
遺跡外の、通りから少し入ったところに建っている貸し家の一階部分。 外の扉を開けて入れる小さな温室に椅子を出して、薬草の面倒を見ながら患者さんをお待ちしております。 きちんとした道具類があるわけでなし、旅路に持ち歩くには重いので、手元に医学書の類もなく。 エリファスの頭の中にある知識と、簡単な手帳メモに沿って行うので、それほど大掛かりなことは出来ません。 内科医なので薬物療法を致します。問診後に患者さんと相談の上、簡単な薬を処方。基本生薬。 診療所と言うよりも健康相談所と言ったほうが近いように思います。 不眠・肩こり・胸焼け・捻挫・風邪っ引きくらいなら、そこそこお役に立つんじゃないかと思います。 しかし知識が非常に古い（現代と比べれば）上に薬が天然素材なので、効果のほどは分かりません。 エリファスにとっては治療行為自体が一種の勉強なので、お代やお返しは不要ですが、ご存知の民間療法（おまじない・験担ぎの類、一家伝来のくしゃみの止め方でも）、ないしお国の珍しい薬なんかを教えて頂けると、大変喜ぶだろうと思います。 いやあの、ちょっとした出来心で。 |
 | コミュニティ参加者 |
参加者 計 2 名
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