レイナ「さてさて、今回もユーロ2012ポーランド・ウクライナ大会予選リーグ展望いってみよーっ！　今回はグループBだねっ　個人的には難しいグループの一つだと思ってるんだけど、どーでしょ？」

レイナ「このグループは第一シードのロシア、そしてアイルランドと、１０W杯予選ではプレーオフであと一点に泣かされたチームが揃ってこのグループＢに（これでウクライナもここだったら――なんて事は、シード分け上ありえないんだけどねぃ）、この二国に加えて、南アフリカ大会で分離独立後初のビッグマッチに挑むスロバキアの３チームを軸に展開する事になりそうだねぇ。他の三カ国はマケドニア、アルメニア、アンドラ。グループBは以上の国々で争われるのさっ」

レイナ「第一シードのロシアだけれども、ヒディンク監督が今年六月をもってチームを離れる事が決定（ヒディンク氏はトルコ代表監督に）。後任人事の決定が急がれるけれど、チーム体制の確立が遅れるとスタートダッシュに影響しちゃう可能性は十二分にあるねぃ。選手は粒ぞろいなんだけど、力の拮抗したグループだから序盤の勝ち点の取りこぼしが致命傷――なんて事も十分に考えられるよ」

レイナ「スロバキアは選手層はロシア、アイルランドと比べると厚くはないんだけれども、ムハ、シュクルテル、ハムシュク、セスタクとチームに一本の筋が通ってるのが強みねっ、チームをW杯に導いたヴァイス監督の契約が継続されればチームの土台は揺るがない筈ですし、W杯で惨敗でもしない限りは不安要素の多い第一シードのロシアをまずは先んじる展開は十二分に考えられそうだねぃ」

レイナ「悲劇の――なんて言葉を使うのすら憚られるほどの「事件」でW杯のチケットを取り逃したアイルランドはトラパットーニ監督が続投、チームの士気も高く維持できていると思うし、このグループの中ではある意味で最も「ユーロに向けて安定したチーム作り」に取り組めているチームと見ていいかもしれないね。メンタルと規律の融合するトラップのアイルランドは誰もが認める好チーム、わたしは此処を一位通過の最右翼だと思ってるかも」

レイナ「ピレネーの小国、アンドラとアララトに見守られる国アルメニアはちょーっと厳しいかもね……両方共にW杯予選ではグループ最下位、特にアンドラは勝ち点０の得失点差−３６って状況だったし……自力的にも三強を崩すのは難しそぉ。逆に言うと、この二カ国で勝ち点を零したチームから脱落して行くとも言えるかも？」

レイナ「そして後もう一つ、マケドニアには可能性を感じるんだよっ、FWのパンデフくらいしかビッグネームは居ないけれども、近年は強豪国とも互角に渡り合ってるゲームを度々見せてくれるし、隙を見せた強豪相手ならドローどころか勝利を奪い取れるポテンシャルを秘めてるのさっ」

レイナ「とまあ、グループＢはこんな感じかな？　選手層のロシア、勢いのスロバキア、安定度＋士気のアイルランドに意外性のマケドニアが絡む事になりそう。次回はグループＣ，やるから宜しくねっ」

レイナ「さてはてここからはお返事タイムっ
＞ロック
お引越しおつかりさま、やっぱり違う環境になると落ち着くまでは大変よねぇ……
日本代表については――やっぱりメンタルかなって思う部分が有るねぇ、ポゼッションを見ても、悪い意味でボールを大事にしすぎている気がするかな、このままだと技術が上の相手には圧倒されちゃいそう、もっと開き直ってもいいと思うんだけどね、ちょっとしたきっかけで、メンタルな部分は変われるとは思いますし？」

レイナ「相手の長所を殺すサッカーが主流になっている部分もあるしねぇ、とは言え、そんな中からも新しい戦術は生まれるもの、意外と90年代後半に切り捨てられたキック＆ラッシュあたりに新しいエッセンスが加わって出てきたりもするかも――なんてぇね」

レイナ「で、CLは……そー簡単にメディアの思い通りに行かせないのがそうよねフランスの王様リヨンよねっ（笑）サンチャゴ・ベルナベウでのアウェーゲームでもきっと優雅な厭らしいサッカーをするんじゃないかなって思ったり？　本田はCLへの出場はレギュレーション的に問題ないのかしら、セビージャ相手ならノーチャンスではないと思うけれども……でもできればビッグイヤーはVIOLAか…あとはインテルってよりサネッティに掲げて欲しいかな」

レイナ「グループHもIくらい第一シードのポルトガルにとっては厳しい組み合わせだと思うよぅ？　デンマーク、ノルウェーは言うまでもなくて、弱体化しているとはいってもそこそこ選手はいるアイスランドと最近クラブ単位でヨーロッパの舞台に出てきているキプロスまで侮れるチームが一つもないものっ」

レイナ「＞レイシー
ユーロで厳しい（と、いうよりも混戦になりそう）のは個人的にはB、H、I、もしかするとDって辺りかしらね？　それ以外の所は第一シード、第二シードのチームが順当に１・2位を占める可能性が「濃厚」な感じっ。」

レイナ「日本代表の監督交代についてはまず、「次」のなり手が居ないって意味で厳しいと思うけどねぇ。大熊さんや大木さんに今からチームを託すのも酷だし、そーそー直ぐに後任はそもそも引き受けてからして見つからないし、万一なったとして、選手の見極めが（特に外国人監督だった場合）できるかどーかってのもあるし……ね。「続投の選択肢しかない」――って所が協会の偽らざる所じゃないかしら」

レイナ「でも、だからってこのまま手をこまねいてる訳じゃないとも思いたいよっ、コンディションは言い訳にならないとして、どーにも今の試合を見ていると選手に迷いやためらいがある気がするんだ、これはほんと、ちょっとした意識改革で改善できる部分も有ると思うから――」

レイナ「そういう意味でも、岡田監督が変に「強がらない」のが大事なんじゃないかな――メディアへの対応って意味も有るのかもしれないけれど、間違っている部分、指摘する部分は自覚して、或いは選手に指摘しても良いと思うんだ。」

レイナ「後は親善試合ね、今のチームの状態の悪さを見ると、もっともっと積極的に試合を組んで行っていいと思うのだけど……」

はらぺこのロック(411)からのメッセージ：
はらぺこのロック「日本代表。当コミュメンバーは監督交代に懐疑的って事ですかね。現実問題、ここで変えるのはあり得ませんよね。色んな意味で。メンバーの意思統一は・・・どうなんでしょう？そういう問題でも無いような気もしますが。コンセプト自体に無理があるような気もしますです。」

はらぺこのロック「さて、ユーロ。予選のグループ毎に見ていくんですね？了解です。では一回遅れですがグループA。このグループはやっぱりドイツが一つ抜けてるのは間違いないでしょうね。個人的にはベルギーとオーストリアに期待してるんですが。トルコは・・・なんとなくユーロなイメージじゃないんですよね〜。勝手な感想ですが。」

はらぺこのロック「さて、お次はグループB。ここは絶対的な存在がいない？ポット１からはロシアなんですが、そもそもなんでロシアがポット１？っていうのが個人的な感想ですし。この組み合わせなら、アイルランド当たりが波乱を起こしてくれると面白いんですが・・・無理かなぁ？」

はらぺこのロック「ユース/ジュニアユース年代で、クラブチームでの良いサッカーが代表で見られないのは、それだけ今のクラブチームがチームとしてまとまったサッカーをしてるからだと思います。一昔前の一人の王様が全てを支配するようなサッカーは、ユースはおろかジュニアユース年代でも消えて無くなってるかと。その分、突出した個が無くなって、チーム戦術を構築する時間的余裕の無い代表では魅力に欠ける部分があるのかなぁ？と。＞レイナさん」

はらぺこのロック「指導者の育成・・・というのは、個人的にはちょっと反対かな。今は、指導者の力を発揮出来る場というのがどんどん増えてますし、情報も得ようと思えばいくらで得るチャンスがある。ですので、中央から指導方針とかをトップダウンで教育されるよりも現場で起きている事を実地に学びながらボトムアップ的（？）に指導者が育っていく事に期待してます。というか、今の協会に指導されたいと思わない人がほとんどって気もしますし（苦笑）＞レイナさん」