ABCD「我が生は常に華麗なる叙事詩たれ――　僕の故郷の”剣士”と名乗るような人達が大なり小なり抱いている夢ですよ。」

ABCD「（白の犬獣人へは考えるように首を傾げた）　ロホさんなら今外へ――。人の顔はあまり見わけがつきませんけれど、においがそのようでしたね。」

ABCD「？　あ、一緒に食事されていきます？僕は勿論、人の多い方が楽しいですから。」

（白翼の少年が同様に答えている隙に問題集をそっと置き去ろうと）

（だが後ろの三つ編みを握られている！）

ABCD「…………。」

（じたくたじたくた）

アンジェ(156)からのメッセージ：
アンジェ「各地点に散らばる魔方陣を互いに行き来出来れば、とても便利なんですけれど…あれは外から内への一方通行みたいです。内部から外へ出るのは、そう思うだけで転移できますからね。」

アンジェ「そんな小さなピアノは僕の世界では発明されていませんよ、便利な物、楽しい物がいっぱいなんですねぇ…。」

アンジェ「ああ…（同室の青年と犬獣人のやり取りに、市の話題を聞いて納得したよう。食事の招待には）ええ、僕は構いませんよ。部屋で食べるのも良いですけれど、皆でお食事会もたまには良さそうです。」

アンジェ「アーティさんもかまわ………」

アンジェ「…………（しっかりと彼の、背面に垂れる三つ編み2本を握った）」

イル(1452)からのメッセージ：
イル「（アカとアンジェに）ああ、えーと……私、遺跡外で珍しい物を探すのが趣味なんですよ。
　　　この島は様々な人種や文化の坩堝になっているでしょう？
　　　興味深い物が数多く見つかるのは良いのですが、ついつい買い込んでしまいまして」

イル「（アカの言葉に、首を傾げて）冒険譚、ですか？
　　　その程度で宜しければ幾らでもお話しますが……何故でしょう？」

イル「いえ、肉類の方が確保しやすくありませんか？　狩った獣を捌けば済む話ですから。
　　　それよりも野菜類の方が難しいのではないかと。特に、水分の多い物は日持ちしませんし」

イル「少々長居しすぎた気もしますが……折角ですから、ご一緒させて頂いてからお暇するとしましょうか。
　　　ああ、勿論他の方々が宜しければ、ですが」