薙(69)の口から煙と共に言葉が吐き出される:
「おーわりぃわりぃ、まさかあのタイミングで呼び出されるとはな」 コートを肩に担いだまま、足で扉を開けて入ってきた。
「ふぅ、今日は時間(枠)があるからゆっくり喋ってくぜ」 取り合えずシガレットーケースを振って一本抜き出し、 コートを椅子に放り投げながら口で引き抜いて火を着けた。
「お、Riotの旦那来てたか。今日はボロボロじゃなさそうだな」 「ま、疲れたときとか、ボロボロになった時に吸う煙草って何故か美味いのにゃ同意しとくぜ」
「ま、取り合えず宝玉戦お疲れさん!」 「疲れただろうし、夜中にこっそりと言わずにゆっくりしていってくれ」 「ここは24時間誰かしら居るから世間話にゃ事欠かないぜ?」
「って、Riotの旦那まで!比喩だぜ?誰も実際に飲まねぇわな」 「つっても、確かに何で爪の垢なんて言い出したのかは疑問だがなぁ」
「俺はよく虫除けや蛇避けに煙草の煙使うけどなぁ……」 「寄って来るって言うか、煙の臭いでこっちに気付く動物は居るんじゃねぇか?」
「酒ってなぁ、なんであんなもんガバガバ飲めるんだろうなぁ……」 「俺なんかブランデー入りのチョコですら酔っ払うのによ」 「酒の苦手な仲間が居て嬉しいぜ」
「張り込みは、じっとしてられない俺でも何故か得意なんだよなぁ」 「缶コーヒーと煙草と……双眼鏡代わりに、ライフルのスコープ覗いてれば一石二鳥だしな」
「その軽作業ってのは、『一個一個は単純です軽い作業ですよ』ってだけで 持ってこられる量は半端じゃねぇ、と……半分詐欺みたいなもんだな」
「…………」 持久力云々の話を聞いていて、最近息切れが多い自分を振り返る。 「が、頑張ってるなクズハ……俺も筋トレだけじゃなくて走ろうかな」
「ま、射撃訓練だけで体術の心得が無けりゃかなり不利だわな」 「できりゃ、銃を持ったままの体術も教練で教えりゃ良いんだが……」
「俺なら頼まれても撃たねぇな……暴発して蒸気でも吸い込んだ日にゃ水銀中毒の出来上がりだ」 「基本的に内臓ダメージが爆発的に高いからな……見た目普通でも、恐らく獲物の内部はズタボロ、か」
「使う機会がそうそうあって堪るかよっ」 「水銀は揮発性高いから、あんまり使ったとがないとは言えお前さん体は大丈夫か?」
ファニィ(237)からのメッセージ:
「何てコトッ! 拙者には思考の自由も許されマセンカッ!」
「……シカシ簀巻きは嫌なのデ、大人しく従うシカありマセン。恐るべし暴君。 何カ調子コいてるマスタァにはいずれ万倍返しのバツゲェムをくれてヤりマスネ」
「その前に拙者のバツゲェムでありマスカ。……覚悟シておきマショウ。 出来れバ兎鍋以外にシてくれると嬉しいデスネ。ソレ拙者死んじゃいマスシ」
「おォ、おめでとォゴザイマスネ。Mr.Riot」
「獣はどォか解りマセンガ……煙草の煙で蚊を追い払ゥのには失敗しマシタヨ、拙者」
テオ & スイ(384)からのメッセージ:
oO(で、結局どんな意味なんだ?) 『爪の垢を煎じて飲む』の意味はわからないまま何となく、まぁ良いか、と言う気持ちになる。
「押さえ込むのは良いが…あれ、きっと俺より力あるぞ」 薙に耳打ちしながら灰を落とそうとした煙草をファニィ嬢に差し向ける。
「アレだった…もんなぁ」 いつぞやのスタンド灰皿フルスウィングを思い出した。
「何か間違ってるかよ、兎女」
万年道士テオ(1059)からのメッセージ:
万年道士テオ「おいおい、ワシを誰だと思っとる。裸で雪の中寝転んでもクシャミ一つせんというに・・・そう心配しなさんな。>薙」
万年道士テオ「少なくとも蛇は逃げていくな。他の獣もあまりいい気はせんだろう>Riot」
屑刃(1686)からのメッセージ:
「はいはい、彼女からの呼び出しじゃ仕方ないよね薙さん」
「大丈夫、兎さんは面白いよ!傍から見てるだけなら!!」
「動物は如何だろうなぁ、種類によっては寄ってくるのも居るかも?基本的には避けてくれそうだけど」
|