「ちびっとばかししなだれたって、俺にゃ火は着かないぜ？」
珍しい。スプリンクラーに打たれて悟りでも開いたかのようだ。

「ふーん、ミンナが見てなきゃ火を着けてくれるのか？……あ、煙草にな」
本当に珍しく、そんな冗談まで飛び出した。

「う、そう言われると思ったから最後まで言うの止めたんだよ！」＞ギャフン
「お前さんのギャフンは、もう耳にタコが出来るほど聞いたぜ？」

「ここじゃ、まだ見世物にならないだけマシだな」
「アレだ、賭場にも荒事鎮火用に使者を取り付けておくか？」
「……今なら設置料込みでお安くしとくぜ？」

「おいおい、Riotの旦那……大丈夫か？医務室はココじゃないぜ？」
「ズタボロでも吸いに来る根性は素晴らしいが……まぁ、ゆっくりしてってくれ」

「それじゃまるで宴会芸みたいだぜ？」＞人間噴水
「この喫煙所に足を踏み入れたからにゃ、何処に居ても違いは無いってその内分るぜ？」
隅に居るRiotを見ながら、肩を竦めて煙を吐き出す。

「おいおい、嫌な予感がするから乾燥は……遠慮願いたいかな」＞焦げるとか
「スプリンクラーが熱感知するから、言ってる側から皆ずぶ濡れになっちまうぜ？」

「おっと、アンタも忙しないなぁ……ま、ココは移動したりしねぇから
ごたごたが片付いたらまたゆっくり一服しに来るといいぜ？」
煙草を持った手でヒラヒラと背中を見送る。

「なるほどねぇ、飽きっぽいってか、テオドリックの旦那は新しい物好きとかだったりするのか？」
「そんなトコで寝ちゃ風邪ひ……って、もう寝ちまったのか」
残火が消えてる事だけ確認して、静かに室内に戻った。

ファニィ(237)からのメッセージ：
「ノォサンキュー」＜爪の垢

「ン……まァ確カに。喫煙所の中はパラダイスと言えど、閉塞感は否めマセンナ」

「そォだ！　屋根をブチ破ッちまえばヨロシィのでは！」閃いちゃった。

裏刃(1686)からのメッセージ：
「分煙はどこでも始まってるからまぁ仕方ない事だとしても個人的には国によって喫煙年齢が違うのが厄介かな、私の生まれた所じゃ酒も煙草も何歳からーってのが無くて生まれたときから飲むだの吸うだの出来たからね」

「まったく予想通りで良いね、薙さんあんまりじっとしてるの好きそうじゃないしー　大丈夫、きっとそこの兎さんもおなじようなもんだから」

「うーん、まぁ出来ない事はないんだけど結構ノルマの量多いからね、寝る前に一寸だとかなり手馴れた作業じゃないと期限内に終わらないし……探索してない時の時間は殆どトレーニングに使ってるしね、普段内職に使ってた時間を探索に使ってる感じだからさ」

「だよねだよね、今正に手に握ってる重量感のある鈍器とか何も考えず振り下ろしたりするよね」

「流石に暴発だのは無かったけど一度水銀弾を実戦で渡された事はあるよ……」