「うへ、冷てぇ……お？Riotの旦那が来てたのか」
濡れたままのタンクトップを一生懸命着ながら、去ってゆく背中を見送った。
「大変な時に来たもんだなぁ、今度は是非とも一箱分くらい駄弁ってってくれりゃ良いが」

「はいはい、掃除終了だぜ？ほれほれ、名誉会長サマ中へ入った入った」

「まぁ、ココは正に水に流したし……火の一つでも着けてくれたら忘れるぜ？」
ん、と咥えた煙草を差し向けた。

「あぁ……クソ、俺はずっとからかわれ続けるんだろうか。いつかギャフンと…いや、止めとこう」
「どうしてこう、女ってヤツに頭が上がらないのかねぇ……」

「ただいま、テオバルトの旦那……何か言ってたか？」
「そもそもだな、飲み込むハメになったのも……まぁ、電気コードとおアイコって事でどうだ？」

「あ、悪ぃ……焦ってたからテオドリックの旦那が居たのに気付けなかったぜ」
「こう、ドライヤーみたいに熱風送る術とかないのか？」
「外野は兎も角、ずぶ濡れの俺ら二人だけでも乾くような……」

「へぇ、仙人ってヤツにも、ペーペーからお偉いさんまでやっぱり居る訳か」
「にしても、旦那は確かに珍しいモノよく持ってくるよなぁ……主に煙草関係」

「俺も犬は水浴び大好きだと思ったが……そもそも、クズハは犬科なのか？」
「ふと、思ったんだが。ココの常連にゃウサ耳だとか、イヌ耳だとか、トラ耳だとか
……これでネコ耳が居れば完璧なくらいだぜ」

「さて、綺麗になったし通常営業再開と行くか」
自分のシガレットケースとライターを定位置に放り出して、
綺麗になったパイプ椅子に前後逆向きに座り込んだ。

ファニィ(237)からのメッセージ：
「ァらあまり見ないお顔。ハロォハロォ、こちらこそヨロシクお願いシマスネ。
……しかしマァ知らナイ人が見たらホント何事カッて感じデスヨネ、ずぶ濡れマスタァ」
　超第三者面。

「ソレにシテも、たまにャこォして日向ぼっこで煙草ッてのもいいモンでありマスナ」

テオ ＆ スイ(384)からのメッセージ：
「………わりぃ」
来て早々に立ち去ったRiotを見送って、騒動を大きくした張本人として申し訳ないな、と思っている。

万年道士テオ(1059)からのメッセージ：
万年道士テオ「尻尾が乾くまでしばらく昼寝と行くか。流石に寝煙草は自重だな」

裏刃(1686)からのメッセージ：
「しかし青空の下で吸ってると通行人の視線がなんだか痛々しいよ……？」

「どーだろ、単純作業だからこそ集中出来る人も居るし、単調なリズムだから眠くなる人も居るから……性格だよね
あと単純だから慣れるとかなり速度が上がってタイムアタックしだす楽しみもあるんだよ？」

「内職と在宅勤務はほぼ同じだね、自宅とかで作業するアルバイトが内職、ある程度固定の仕事筋が手に入ったら在宅勤務って感じ？私の場合は偶にこーいう所に長期で出てくるから中々固定の仕事もらえないから内職どまりかなー」

「まぁねー、っても基本的に仕事に必要な時だけレンタルみたいなもんだから、それほどでも……壊したら弁償させられたけど、銃で殴ってフレーム歪ませたら怒られるし
ま、基本的には撃てて当たれば一点物だろうと量産品だろうと機能的には問題ないよね」

「水浴びはまぁ好きっちゃ好きだけど、水害は勘弁して欲しいよ……？」