エニシダ「ああ、季節のものか。いいね。では、ひとついただこうか。」

エニシダ「（チグサの問いに）
ん？　いや、生憎と動物を飼うような余裕は無いよ。
軒下に鳥が巣を作ったりしているのは飼っているとは言わんしな。
その兎は迷い込んできたものじゃないか？」

”死影”のゼロ(118)からのメッセージ：
兎？
「キュー！　キュー！」
　今週はずっとじたばたしてるのターン！

ソニア(959)からのメッセージ：
ソニア「……の、ようだな。些か、というには変わりすぎている気もするが。……いや、この島では案外普通かもしれん。（ケイロンの言葉を継ぐように呟きながら、壁にぶつかって藻掻く毛玉を見ている）」

ケイロン(1069)からのメッセージ：
毛玉の動向を見守り。
「……一段落付いたか？　フム、何だね。闖入者にしては可愛らしいが。
君、人語は通じるか？　……見た目では解らん島だからな。」

ソニアの言葉に、自身も“偽”の一語を反芻するかの如く瞑想し。
桜餅に顔を上げる。
「ほう、其れは何だね？　見た処、東の菓子の類の様だが。マシュマロの一種か？」

千草の言に頭を掻き。
「ウム、此の音ばかりは仕方無い。体格も有るしな、俺は許より隠密機動は或る程度諦められて居るのだよ。
犬と散歩、か……犬は随分駈け回るそうだからな。其れも悪くない。
貴女は何か動物を飼った経験が有るのかい？　随分詳しい様子だが。」

チグサ(1889)からのメッセージ：
何やら混乱してバウンドしている毛玉を見て。
一連の動きを見送った。
―――一瞬の間の後、吹き出す。

「あっはっは、おい君、バカだなあ。危ないぞ。
怖くない、怖くないよ。
……さて起こしてやっても良いんだけど、起こすと逃げそうだな。
可愛いから暫くこの侭見てたいけど、ねえこれ君等が飼ってるの？」
楽しそうに笑いながら話しかける。

ソニアの取りだした桜餅を見て口笛。
「皆ってのは私も一緒して良いのかな？
ん、桜葉の良い薫りがするじゃないの」

ケイロンに手を振る。
「褒められる程のもんじゃないよ。健康体操の延長さ。
ま、調合や実験も薬師に必要な事だけどね、
身体との対話ってのもまたそうなのさ。
君だって弓を射る時には射方を色々考えるだろ？」