”死影”のゼロ(118)からのメッセージ：

　じー


　　　　　　少し離れた物陰に何かが飛び出ている。
　　　　　　隠れているつもりなのだろうか、気配は隠しているようだが、飛び出したウサギのような耳のお陰で意味がない。

ソニア(959)からのメッセージ：
ソニア「未知への恐怖は、どこにでもあるものだからな。私も、傭兵をやっていてよく感じるよ。街へ進駐した時など、それこそ痛切に、な。＞エニシダ殿」

ソニア「ふふ、傭兵は娯楽に聡いからな。（フォウトの口振りに悪びれた様子もなく）む？　お代わりか。喜んでいただこう。（笑みを噛み殺しながら）＞フォウト殿」

ソニア「そうだな。それはあると思う。島の魔物は強く、遺跡の中は広大だ。しかし、奇妙な安息が色んなところにあるのもまた事実。それが精神の平衡をもたらしているのかもしれんな。＞ケイロン殿」

ケイロン(1069)からのメッセージ：
千草に興味を示し。
「ほう、格闘――貴女が？　其方の方の心得は薄いが……吹矢とは縁遠そうに見える技術だな。
東方風の装束と見受けるが、所謂“ヤワラ”の類かね？」

チグサ(1889)からのメッセージ：
フォウトに首を傾げ。
「拘るね。マナを危険視するのは大事だけど、危険視するからこそ知ろうとするのも大事だぜ？
そうだね、私は幸い摂取物が身体に及ぼす影響についちゃ」
指折り数えかけたが、顔を顰めて止めた。
「……そこそこ長い間やって来た。専門家さ。―――何か気になる事でも？」

腕を組んでケイロンの方を向き首を捻る。
「そりゃ君じゃ子供は産めないだろうけどね。人生何が起こるか判らないよ。
養子とか引き取りとか……女が居るんだろ？　まぁ子供欲しがるかはそれぞれだけどさ。
人間じゃなくたって、ペット何か飼うかも知れないしね。例えば猫とか……犬とか？」