フォウト「……貴女までそうやって。もういいです、酒の肴にでもなんでもして下さい。
おかわりは如何ですか（半ば自棄気味にソニアに言い）」

フォウト「（尚もチグサに言い渋るように）
確かにそうなのですが、やはりマナの研究などは専門家に任せた方が……
……いえ、貴女は専門家でしたか。む……（何かを考えるように口籠もった）」

フェンネル(600)からのメッセージ：
チグサの言葉にひと思案――
「衣にタマゴがないってことは……香草パン粉焼きみたいな感じ？それはそれでおいしそう♪」

ケイロン(1069)からのメッセージ：
千草に。
「子供の相手？　俺が？
フム……否、向いて居るとは考えた事も無かったな。興味が無いと云えば嘘になるが……機会が無かったからな。此れ迄。
そして此れからも恐らくは有るまい。残念な事だがな。」

ソニアに首を振る。
「戦場は矢張り“呑まねばやり切れん”と言うモノは有るだろう。激しく飲む傭兵もそうだったのやも知れん。酒に然程逃げずに済むと云うのは、此の島の冒険の――存外な穏やかさを指して居るのかもな。」

チグサ(1889)からのメッセージ：
ケイロンにうんうんと頷く。
「一からやるってのは新鮮だよな。
出来ないと思ってた事が出来るようになるのも楽しいし。
格闘なんて暫くやって無かったけど身体が動く様になってくると楽しいんだ、此れが」

歯切れ悪そうなフォウトと軽口を叩くソニアを横目で見てそっと微笑んだ。
茶化す様に口笛を吹く。