エニシダ(587)からのメッセージ:
エニシダ「……ん? ああ、甘過ぎなければな。程々の甘さならわりと好きだよ。 べつに甘党でも辛党でもないしな。 (特に遠慮するでもなく出されたものをひょいひょい摘んでいる)」
ABCD(92)からのメッセージ:
「何故って、こうして会えたんだもの。互い、忘れる事も冒険も止める事無く。」 受け答えに変化の無い――寧ろ、下方へ傾いだ相手に対して己の機嫌は変わる様子は無い。 「人と会うのは好きだけれど、もう一度会えるのはもっと嬉しいよ。」
相手の声を捉えたのか、獣の耳が困ったように伏された。 「ま、また?……いや、パフェがどうとか…言っていたけれど…。」
金毛の猫騎士には、名乗りに礼を言うように表情を笑みに戻した。 下げられた眉尻に多少申し訳無さが窺える。女性に先に名乗らせた事に対してのようらしい。 「アリィゼさん――… アリィゼさん。うん、宜しくね。僕はアーサー・バーナード・クラーク・ダグラス。皆はアーサーやABCDと。」
重鎧の相手に声を掛けられ、やっと姿勢を正した。思い出すように双眸を眇める。 「あの日は良いお天気でしたから、賑やかでしたよ。また季節の変わり目にまた開催されるかも知れませんね。 ええ、僕以外にも小麦粉とか香辛料とか――」
「って、ちち違いますよ!逆です!臭わないから―― いえ、臭うって悪臭と言う訳じゃなくて体臭って言うか…鋼の臭いだけみたいで、その、随分着込んでらっしゃるのかなって…」 相手の反応に慌てたように首を振った。4本の三つ編みが忙しなく揺れている。
ソニア(959)からのメッセージ:
ソニア「もう少し突破口が見えてくれば、探索行もいろいろと考えられるのだがな。今の状況では、とりあえず魔法陣を確保しつつ、探索領域を広げていくことぐらいしかできん。何とも歯痒いな。>エニシダ殿」
ソニア「それを言うなれば、私のような生業の者は戦が無くては職にあぶれる。乱れていてもらわんと、な。(冗談めかした口調で)……まぁ、そんな心配はせずとも、この世から争いがなくなるということはあるまいな。人間は、争い、戦うからこそ今の文化を築いたのだから。」
ケイロン(1069)からのメッセージ:
零とフォウトを交互に見遣り。 「……物騒か如何か計り兼ねる、安全とは限らん知り合い、か。 状況次第で如何なるかは解らんと云う事かな。面倒な話だ。」 肩を竦め。
暢気な口調の裏で、中庭に居る面々を一望して居た。咄嗟の折に自らが守る要を持つ者の有無を、数を。 ……会話に参加して居る面々の中では自分が最も脆そうだと気付き、ムウ、と呻いた。
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