セレナ(93)からの幻影通話：

ゆらり、ゆらり。遺跡外を彷徨うように歩いている──

アーヴィン(656)からのメッセージ：
アーヴィン「何やエライ個人的な理由やなぁ…。ま、エエやろ…その分は貸しにでもしとこか・
貸した分は酒の肴にでもなりそな話にでもして返しとくれ、お二人さんの。」

ケイロン(1069)からのメッセージ：
ケイロン「指輪を？　……ああ。（あの指輪か、と得心し）
其れは一大事だな。まさか否とも言えまい、手伝うよ。」

ケイロン「あの辺りは冒険者も少ない。持ち逃げされる危険は有るまい。九人で念を入れて探せば見つかるだろうさ。
あの辺りの森の材料も欲しかった処だしな。ウム、実に丁度良い。」

アルク(1162)からのメッセージ：
アルク「……もっさあ！」

アルク「フォウトさんのゆびわさがし、ですねっ。
　　　　あまり、長くいることはできないでしょうから、急ぎ足で、一日で抜けるような日程で……」

アルク「……たいせつなものを落として、どうか拾いに、と、
　　　　言えるのもきっと、パーティメンバー、ですよねっ。
　　　　もさあ……行かないなんて、そんなみずくさい話は、なしですっ！」

アルク「ただ、黒い翼のかれらにかぎらない……マナの危険も、
　　　　ある土地なのだということを、あたまにおいて。注意はして。
　　　　……あそこにわたしたちのこころをむしばむ、ゆがみの雪がふるというのもまた、ほんとうなのですから」

　すこし大人びた口調で、そう付け加えた。