ノエル「だ、大地が丸…いの？　それは東のはじっこと西のはじっこがつながってるってこと？
うーん…ぼくたちの国の『世界の果て』は、前も話したかもしれないけど、海の果てに
『神様のカーテン』って呼ばれている深い霧が降りていて、進めなくなっているから、その先が
　　　　　どうなってるのかなんて、誰も考えたことがないと思う…」

ノエル「でも、その『神様のカーテン』で囲われた世界は、年を追うごとに少しづつ…
少なくとも南西方向には広がっているってお話なんだって。　それで何百年周期で新しい
島が発見されたり、最近では、この島につながる別の国にも出かけられるようになったし。
　　　　　ひょっとしたらいつか、ぼくらの国も南西の端と北東の端が繋がっちゃうのかもね！」

ノエル「でも、世界が本当に丸かったら、裏側の人は普段逆立ちして歩いてるのかな？　それとも
空に落っこちたりとかしないのかな？　『星の外』ってのも不思議だね。　星のあるお空の
さらに向こうまで行けるってことなのかな！　オーロラの向こうにある北の空の宮殿に暮らす、
　　　　　『蒼き瞳の』フェンリュリライさまの御許からは下の世界が一望できるのかもしれないけど…」

ノエル「世界が卵の上にある虎さんの国は、形は違っても、ぼくたちの国に一番近いのかもね。
ひょっとしたら、次に新しく生まれる予定の世界がその卵の中で育っているのかも！
…うん、今ある世界がいつか割れちゃうとしたら、それはそれで怖いけど…」

ノエル「アスのお姉さんの国は、ぼくたちの国よりも学問が発達しているんだね。
神様は法則を作るだけ、かあ…　ぼくたちの国には、神さまが７人いて、それぞれに
司るものや性格が違ったし、それを信じる人の考え方…同じ神さまを信仰する人たちの間でも、
　　　　　その神性の解釈の仕方とかもいろいろあったから…」

ノエル「…でも、結局、そうだよね。　ある行いについて、いいことなのか悪いことなのかって、
同じ神さまの信者同士だったり、国だったり、村だったり…人と人との考え方の中で
決まっていくものだもの。　ひょっとしたらそれは、ぼくたちが勝手に解釈しただけの、
　　　　　神さまの本当の考えとは別のところで決まっているものなのかもしれないね。」

ノエル「キアロのお兄さんの国の、『長命種』って他所でいうエルフのような種族なのかな？
ぼくたちの国の妖精族（エルダノン）に一番近い気がする！　それとも神さまが直接
自らの体からお造りになられた『古の子』みたいな種族なのかな？」

ノエル「ぼくたちの国でも、聖都の貴族さまの間には、数のとても少ない古妖精（フェレルダ）や、
人間と妖精の間に生まれた半妖精（エネン）が何人かいらっしゃるみたい。　わっ、やっぱり
満月には狼の姿になるんだねえ！　はじめて見た！　…そういえば、ぼくたちの国では、
　　　　　狼の他に熊や蛇や…蜘蛛の獣人さんなんかもいたけど、これも国によって違うのかな？」

白銀の魔導師アス(273)からのメッセージ：
PL「今回はさすがに無理です。」

キア(716)からのメッセージ：
（ざあっとまた月光が雲に覆われて大きな影になると…）

（…次に見えた時は人型に戻っていた。）

（ユーリに向かって）
キア「ふふ、此方の島では普段から半人の姿であっても…僕のように姿を変える種は少ないように思います。」

キア「あの姿で話す事はやはり少し難しいですよ？…まぁ長年あの姿と付き合っていると、殆ど慣れで済んでしまいますけれどね。」