ティム「…えっ（ティカの話にちょっと鶏のほうから身を引いて）…だ、だから違ぇよ！
べつにその、ガヤ・サリだってクマナだってどっちもちっとも怖くなんかねえんだからな！
あのときはほら、ちょっとびっくりしたっていうか、心の準備がほら…そういうアレなだけで！」

ハク(726)からのメッセージ：
見上げるティカに、にこりと笑いかけながら
「うーん、結構、そういう感じで見てたよ、っていう人は多いみたいだね。……俺の故郷の方だと、どっちかっていうと……」

言ったかと思うと、何か嫌なことでも思い出したのか顔をしかめてふるふると首を振り。

「ああうん、ごめんなんでもない。……そうだね、この島は本当に、いろんなヒトが居て、とても楽しい…」
ふわりと、とても嬉しそうに笑った。

ふと小声でかけられた声に、やはり小声で返して
「ああ、大丈夫。ホラ、まだたくさんあるからね。なくなったら、また作ればいいんだしさ。遠慮しないでね」
ルチルの幸せそうな笑顔を、満足げに見つめていた。

シェオール(1352)がうたうように言葉を紡ぐ。：
[星影に揺らめいていた姿がまた形を取った。ガムランの音に心地よさそうに眼を細める。]

[ハクになつくみたいに一度擦り寄って、箱から出てきたゼリーを嬉しそうに覗き込んだ。]

「ちがうものをおそれる、ということは少なくないからね。それを思うなら――
混沌とはしているけれど、とてもとても、やさしい場所だね、ここは」