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No.385 Mimirs Stauseeレナーテ&マリア


Mimirs Stausee(ミーミルの溜池)へようこそ。
このコミュニティの活動内容はただ一つ。
「参加者が専門分野の知識をだらだらと語る」
それだけです。語り合うのではなく、一方的に喋るだけで結構です。
勿論、語らなくても構いません。レス不要。ROM歓迎。

ただ、専門分野の知識と言っても専門的すぎる内容だと他の誰も理解できなくなるので、適度に加減してくださいね。
雑学的な事でもいいですが、できれば「実際に何かの役に立っている」知識であると好ましいです。

どのように語ればいいかわからない場合は、コミュ主(のキャラ)が色々喋るのでそれを参考にして下さい。
私は主に徴税、水道、行政、茶道について語ります。



※禁止事項
・公序良俗に反するような発言
・他の参加者に著しく不快の念を抱かせるような発言
・その他、常識的に駄目だろうと思われるような発言



コミュニティメッセージ


レナーテ(385)からのメッセージ:
マリア「さて……今回は、前回の続き。
小石川養生所の天保期の実態のお話です」

マリア「まずは、養生所における治療・支給品等についての説明を。
煎薬をはじめ種々の治療が無料で施されました。
食事は普通のご飯だけではなく粥を望む者には粥、重病者には葛が用意されていました。
また夏は帷子、冬は綿入れが用意され、毎月鼻紙・髪結賃のほか冬季は薪炭・湯たんぽを支給。
さらに夜具布団、紙張、膳、椀も貸与されました」

マリア「……これが本当だったら素晴らしかったんですけど。
実際には、中間(飯炊き、水汲み、雑用、門番等に従事する者たち)が諸物品を横領・転売。
米、副食、調味料、薪炭等々の分配に至るまで何一つ規定通り行われませんでした。
治療費は無料であっても、中間等の不正・横暴のため小遣銭が続かなくなった者は出て行かざるを得ない状況に」

マリア「一応、養生所を見廻る同心や与力は居たんですが……不正や悪事を黙認していました。
彼らは出勤が遅く退勤が早いと言うだけではなく、病舎の見廻りは縁側ばかり通り、後には詰所から病舎を見渡すだけで済ませると言う始末。まったく酷いものです」

マリア「また、それに加えて医師も非常に怠慢で不誠実でした。病人への投薬さえ嫌がっていたそうです。
病人部屋は虱なども多く、膿血があちこちに。奥の部屋は排泄物まで畳にこぼされたままでした。
こんな状況では、そりゃあ全快率は下がりますし死亡率は上がりますよね。
天保初期は他の時期に比べて死亡率がきわだって高い数字を示しました」

マリア「そして天保3年(1832)8月。この様子を見て流石に幕府も重い腰をあげました。
役人の不取締、医師の治療不行届、中間の不正等細目にわたって悪弊を指摘。改善を命じました。
天保14年3月には、医師を幕府配下の医師から町医にかえています。
その後は少しはましになったようですね」

マリア「ちょっと短いですが今回はここまで。
急いで書いたので誤字や変な表現があるかも……」

ウーシェ(1514)からの通信回線をオープン:
ウーシェ「軍隊とは巨大な胃袋であるとはよく言ったものです。
お金も資源も人的リソースも飲み込んでしまう」

ウーシェ「まぁ、昔は食料が現地調達だったので一ヶ所に留まっては食料が枯渇する――
文字通り、歩き回る胃袋集団だったゆえなのですが」




コミュニティ参加者


 ENo.3 メルカヒルム2.3026
 ENo.27 白蛇こてつ
 ENo.38 罧原 雛菊 / 罧原 雛罌粟sen.
 ENo.70 ビーグ=ストーコドコイビートル
 ENo.113 璃珀Breamt
 ENo.145 白神 豊句外
 ENo.187 ファイリィス・イスティフラdajf
 ENo.222 結城 仁義リクレ
 ENo.260 ロゼア・ビアリー潮澄アヤ
 ENo.301 ラティルス・ヴィルデノウ草林
 ENo.380 天篠ぷららぷらら
 ENo.385 レナーテ&マリアレナーテ
 ENo.681 アニキステネスよっし
 ENo.805 セレーン=アデラくろはっぽいの。
 ENo.813 アルテア・S・レイフロスト*おおっと*
 ENo.910 ダーク=ブラッドペインダーク
 ENo.1352 れいんぼーれいん
 ENo.1514 ウルスラ・ペーシュDさん
 ENo.1554 調kame
 ENo.2020 イニャス・マドラルブリック
参加者 計 20