無名「……ふむ。美味かったぞ」
　　　　ケーキを食べ終え、そう答えた

無名「……しかし、だ。それでは俺もお前たちにチョコレートを渡さねばならないという事か」
　　　　考え込むように腕を組んだ

＞＞りん
無名「……秘剣か。生憎、俺のこれには流派など無くてな」
　　　　刀の鯉口あたりを持ち、僅かに持ち上げそう返した

＞＞ジェイ
無名「……お前の知り合いで少し遊ばせて貰った。すまんな」
　　　　騒ぐロウを無視し、ジェイに向き直る

無名「……しかし、あの男は見た目通りの男という訳か。なるほど」
　　　　ロウの方に視線を向けた後、そう言った

＞＞スズメ
無名「…………」
　　　　短い沈黙の後、顔を伏せた

ギュッ　ギュッ　ギュッ　ギュッ　ギュッ　ギュッ

無名「……お前はなかなか面白いセンスを持っているな」
　　　　奇妙な音が鳴り止んだ後、顔を上げた

りん(617)からのメッセージ：
りん「ビーストテイマーですかー……やっぱり半裸で鞭でぴしぱししてないといけないのでしょうか？（はて）」

りん「ちょこっと興味はあるのですけど、流石に双子の二人とも結婚捨てて技術に生きる、とか言うと親が悲しみますから（わははは）　というか、そもそもわたしは世界を渡る技術とかないですからー一般人一般人！（自分を指差し主張）」

りん「そしてわたしも義理チョコでもーとは思ったのですけど……よく考えると、6人中4人が女性のPTでチョコの交換って確実に飽和しますね。なのでわたしは食べる専で、ケーキはいっただっきー！」

ジェイ(798)からのメッセージ：
ロウ「おゥ、意外なトコから気の利くサービス精神じゃねェの。
　　有り難くいただいとくぜー。返すアテはまだ無ェがまァ許せや、ククッ」
（そう言うと、『幻影』であるロウの手がチョコケーキをひょいっと“つまみ上げた”。
　　一行に背を向けて何やら首から上を揺らし、ややあって振り向いたその手にはすでにケーキの影もなく）

ロウ「──なァるほど、こりゃァなかなかどうして、無難に旨く出来てるじゃねェか。
　　今度そこの陰気白髪野郎にも腕前ご教授願いてェトコだな。クックック」

ジェイ「成分組成的に、それほど強い栄養補充効果はなさそうだが……味覚面に特質があるということか？
　　そのような装飾食を贈るのがこの時期の行事らしいというのは前に聞いたことがあるが──
　　まあ、今後の参考の意味も含めて……頂戴させてもらおう」
（アスカの持つ皿からケーキを受け取ると、しげしげと興味深げに観察しつつ。
　　毒見もかくやというくらい、ゆっくりと慎重に食べ始めた）

（りんに向けて、肩をすくめながらゆっくりと首を横に振りつつ）
ロウ「あー。俺サマも、こいつがここまで舌錆び付いてるとは思ってなかったぜ……
　　当分の間、こいつにフリーハンドで調味料使わせンのはやめた方がいいンじゃね？
　　下手すッと一ヶ月分の砂糖を一週間で使い尽くしたりしそーだぜこの男」

（スズメにいきなり話を振られ、しばし考えて）
ジェイ「半熟か……どれくらい醗酵させればいいのかな。
　　確か、『半熟』というのには明確な定義があった気がするが──」

（先程よりもなおゆっくりと、沈痛そうな雰囲気でスズメに向けて首を横に振った）（ぁ